クルマ好人雑記帳(移転しました)

速いだけがスポーツカーじゃない、小さいだけがコンパクトカーじゃない。新しいクルマの価値を模索するメモ帳です。

隠れた牙は鋭い。

2008-08-02 00:30:05 | クルマ
もうそろそろ導入されるであろうVWパサートR36。
個人的には結構気になっているクルマでもあります。
それにはゴルフR32の存在が大きいからです。
僕は「R32」と聞くとスカイラインの方ではなくこちらのゴルフの方を最初に
想像します。
それにはあのゴルフに4WDシステムに高性能エンジン、そしてあのVWやアウディに
搭載されるDSGが僕にとっては衝撃的だったからです。
数多くの雑誌で紹介され、基本あのブルーのボディカラーにR32と書かれたシルバーのワッペングリル。最初はマスクをしているようであまり好きになれなかった
のですが、少しずつ魅力を感じるようになってきました。
そんなR32をルーツに開発されたのが、パサートR36です。
このR36はR32よりも50馬力も上回るエンジンを搭載、しかも先代のトップグレード
であったW8エンジンをも上回る馬力を備えています。
それは現行パサートの大きな主張なのではないでしょうか?
クルマとしは中途半端な位置にあるので、派手なアクセサリーが必要なのでしょう。
グレード展開もエンジンもクルマとして個性的とはいえません。しかしながら、
「車」としては大衆車を作り続けたVWらしく素質はいいらしいと評判です。
これはcarviewのユーザーレポートを参考にしました。(笑)
そこに登場したのがR36そして、重要なのがパサートCC。
ここがポイントなんです!
パサートCCを導入するためなのか、R36はワゴンタイプ「ヴァリアント」しか日本
には導入されません。
この2台はパサート勢に色気を出すために開発された爆弾のようなものであり、
これらにVWはちょっと期待をしているのかもしれません。


話がちょっと変わりますが、ステーションワゴンのスポーツカー化っていうのは
どうなんでしょうね。
最近アウディRS4(6?)アヴァントもフルモデルチェンジを果たし、モンスターワゴンが熱くなってきました。
M5ツーリングやE55ステーションワゴンなど500馬力前後を発揮する半端ないマシンばかりなんですが、そこまで派手な挑戦をしないVWに尊敬です。
正直なところをいってしまえば、そんなの作っても売れないでしょ。
VWはビートルから作り続けてきたブランドイメージがいい意味でも悪い意味でも
人々に浸透しているんですね。
実際VWが高級車市場に参加するために開発した意欲作「フェートン」もやはり北米ではBMWやベンツ、アメリカの老舗高級車メーカーに食われる形になりました。
1000万円あって同クラスのVWとBMWを選ぶなら僕だったら迷わずBMWを選びます。
これは大衆車で長い期間成功してしまったメーカーの悲しい性です。
VWの高級車部門はアウディやベントレー、ランボルギーニに任せておけば・・・。
メーカーが完全に違いますね。グループとしてではなくVWにも花が必要DA☆。
おっとこんな時間か。もう寝なくては。オチが思う浮かばなかったので

「寝オチ」という感じにさせてもらいます。



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2 コメント

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Unknown (パンダ)
2008-08-02 16:32:51
R32と言えば私は先代のゴルフⅣが好きでした。
初代R32です。
マッチョなエアロパーツと低められた車高、大きなホイールと太いタイヤ、それから頼りがいのある大きなバケットシートで、“タダモノでは無いゴルフ”という雰囲気が漂ってました。
派手さは無いけど、凄くハードでストイックで骨太で頑丈そうな感じがいかにも「ドイツのスポーツモデル」といった感じで良かったなあ・・・

それに比べると今のはGTIの豪華版みたいでちょっと残念かなぁ・・・

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パンダさんコメントありがとうございます (X5)
2008-08-07 09:44:25
ゴルフⅣといえば、GT4にも収録されていたモデルですよね。あのゲームでR32のことを知りました。
確かに見た目はそんなにすごいクルマとは思えない面持ちですね。やはり別格すぎて商売的にはパッとしないものになりましたけど、ゴルフの隠された力を見せ付けるには十分なイメージリーダーとなったことでしょう。
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