クルマ好人雑記帳(移転しました)

速いだけがスポーツカーじゃない、小さいだけがコンパクトカーじゃない。新しいクルマの価値を模索するメモ帳です。

Eクラスの真髄に迫りかけてみた。

2009-02-11 20:25:03 | クルマ

なんじゃこのタイトル(笑)まあ迫ったんですが、明確なアンサーは分からなかったということで・・・。

さて、新型のメルセデス・ベンツEクラスです。
どうでしょう。中々カッコいいと思いませんか?
そういえば以前、メルセデス・ベンツがシューティングブレークの形をしたコンセプトカーを出展しましたよね。いつだったかな?結構最近の話です。
今思うとこのコンセプトカーが新型Eクラスのイメージだったんですね。
2世代続いた楕円型4灯ヘッドライトに別れを告げて・・・四角・・?台形・・・?のような角ばった形になっています。人々に新鮮なイメージを与えるにはフロントフェイスが大事ですからね。
リアは世代的にほとんどのクラスに採用された三角形の角を丸くしたものからのっぺりとした感じになりました。若々しいイメージではありませんが、高級車っぽくて悪くないですね。少しだけ「レクサスGS臭」がしますが。
もちろん、メルセデスの中核をなすモデルとして世界の人々が共通して関心を寄せる燃費についても優秀です。ヨーロッパの基準であるEURO5に適合。クリーンディーゼルを搭載しているE350ブルーテックというグレードは2014年に施行されるEURO6(!?)にも適合できるレベルであると・・・。予習と先取りがすげぇな。
ブルーテックは1Lのガソリンで18.8km走れるというこのクラスのセダンとしては驚異的な数値ですね。ちなみにクリーンなモデルだけじゃなく、AMGモデルも存在しています。ここらへんは抜かりがないですね。感心♪感心♪
その他、メルセデスの中で「初」の新機能も数多く搭載。その中でも気になったのが「アテンション・アシスト」。これはドライバーの様子を常にカメラでチェックし、よそ見などによるアクシデントを防ぐというもの。常に撮影(笑)されているのは変な気分ですが、これは新しい!って感じがしますよね。

そんなメルセデスの技術を集結させて作られた新型Eクラス。僕はアッパーミドルサイズのセダンにかなり興味があります。このクラスは他のメーカーもメルセデスと同じようにそこそこ力を入れて開発されている分野だと思うんです。実はフラッグシップモデルよりもこのサイズの方がメーカーの特性がよく表れていたりして・・・。このクラスのモデルチェンジはとてもリスクを伴うでしょう。なぜなら、輸入車ならなおさら伝統を大切にしなくちゃならないからです。変わりすぎてもだめ。しかも時代にあった、またはそれ以上の進化も遂げないとクルマとして死んでしまう。そんな微妙なツボをついて挑戦してくるデザイナーや技術者がとってもすごいのです。
新型Eクラスだって保守的なデザインを守りつつ、イメージを一身しているのですからこれはすごい大変な作業なのではないかと思います。EクラスのライバルとしてはBMWの5シリーズがあります。現行5シリーズは保守的なイメージからかなりアグレッシブな形になった、ある意味挑戦的なモデルだといえるでしょう。しかし、発売から数年経ち、他のモデルもモデルチェンジしてあまり違和感が無くなりました。この流れはとっても大事でしょうね。
僕はEクラスと5シリーズの関係はクルマとしてかなり理想的だと思うのです。どちらもクリーンディーゼルの搭載車を用意しているし、それぞれハイパフォーマンスなモデルもある。それぞれ影響し合っている関係が売り上げとは関係のないレベルの高いメーカー作りに直結するのではないかと。


・・・・はてさて。どうしたことかw
こんなに長文にする予定も無かったのですが(笑)
まあ、ここで一つだけ新型Eクラスの欠点になりえる?かもしれないところは・・・

一般人からみたらCクラスとEクラスの差がわかりにくいのではないか。

ということでしょうか。




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