日々の出来事と感想を綴ります

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

山歩きの交差点

2014-06-26 | 滝巡り
【2014.06.26(thu)】
一向平~大山滝~大休峠を巡る..

・昔見た大山滝が、崩落で今は一段になってしまったという話を聞き、一度見てみたいと思っていました。
一向平から大休峠までを歩いてみたいと言うK.Hさんとルートが一致して出掛けることに..

・鳥取~一向平まで75km余り、1h40m程度。
一向平キャンプ場駐車場に車を置き、大山滝吊り橋に向けて出発。以前歩いた道と何やら様子が違うと思いながら歩いていましたが..吊り橋に向けて急な階段が設置されていて分かりました。

・以前通っていた平坦な道は、治山工事の車両通行の為一般客の通行を禁止しており、回避する為の道がそのかなり上部に作られていたのです。
小さなステップの階段が吊り橋に向けて延々と降りています。いかにも急場しのぎで作ったような道で歩きにくいし展望もないのがつらい。これじゃ一般のお客さんが来なくなるわなー。


・下り階段が終わったところで大山滝吊り橋到着。ここから大山滝迄は1km。



・吊り橋から治山工事の現場が望める。


・ここからは心地よい桧林の中を歩くことに。かつての大山詣の往来道。
中国自然歩道でもあり、道は良く整備されている。


<大山滝>への分かれに到着。出発から約1h。加勢蛇川の上流にあり、昭和初期には3段であったように書かれている。

・少し降りた所にある展望台より望む。樹木で一部隠れ気味ですね。



・約100m滝壺に向かって降ります。最後の部分に鎖場あり。


・河原部分に到着。夏場のGSを思い出させるミストが舞ってここだけは涼しい。


<河原から仰ぎ見る大山滝>


・スローシャッターで..K.Hさん撮影。

・登り返す道の途中からの撮影。この辺りからのみ滝の全景が見えます。
<日本の滝百選>に選定されています。流れは確かに一段になっているように見える


・豪雨による崩落が各所で見られるが、滝の横手部分のものは最大級でしょう。


・滝で小一時間過ごし、大休峠へ向かう。

・<大休口>新旧の看板。案内されている距離数が微妙に違う。


・久し振りに出会う<ギンリョウソウ>
他には登山道脇に<イワウチワ>が群生しています。花期が終わり花茎のみでしたので撮っておりませんが、春は美しい眺めとなるでしょう。


・大山滝を出発して2h余りで<大休峠>到着。標高約1,200m。大山や、反対方向の矢筈ヶ山、甲ヶ山を目指すルートが交差する山の要所。



・避難小屋と内部。中々綺麗に使われています。


・長い歩きの後、頂くコーヒーの味は格別!“いなばブレンド”でした。


・大休峠からの<大山ユートピア避難小屋> K.Hさん撮影。光学50倍、1200mmの威力!

・私は大休峠が2回目~反対側の川床から上り矢筈ヶ山への登頂時に通過しました。
一向平から目指すルートは今回が初めての経験。出発から7h余りで一向平に帰着。

・夏場の山道、往復10.2kmは体力を使いますね!
復路最後の細かなステップの登りがトドメの一発となりました。

It was hiking that is substantial.

See you.

I.O