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こにゃんこのお受験顛末

2013年05月11日 | 今日のボヤキ
昨日、ちょこっと触れましたが、ワタクシの高校受験は、自分の思い通りにはいきませんでした

ワタクシ、公立のB高校を受験すると決めて、日々受験勉強に勤しんでおりました。
B高校は、ワタクシの成績では、ギリ受かるくらいの、どっちかと言うと合格が危ぶまれる感じでした。
でも、まぁ、模試ではギリ合格の判定が多かったし、ワタクシはその高校に行きたかったので
落ちても良いから受験するつもりでいました。
両親も、B高校を受験するのを反対しませんでしたし、家族内ではB高校受験、で話はまとまっていたのです。

なので、私立高校は、確実に受かる高校を受験し、合格しました。

明日は、公立高校の願書をもらう、という日。
塾で学習していたワタクシは、後から来た友達に「担任の先生が職員室においで、ってさ~。」と言うので
暗い夜道を塾から中学までで20分かけて行ったのであります。

職員室に行くと、担任が待っていました。
「話って、なんですか?」と尋ねると「A高校、受けない?」と担任。
「は」と聞き返すワタクシ。

担任曰く、A高校だったら受かる確率大だから、A高校を受けた方が良いのではないか、
願書を渡す前にもう一度ワタクシとよぉ~く話し合いたいと思い、呼んだのだ、と言いました。
A高校は、学区内で言うと、B高校の1ランク下の偏差値の学校でした。
これっぽっちもA高校なんて頭になかったワタクシはビックリしたのであります。
担任にとても熱心にA高校を進められましたが、ワタクシ、落ちてもいいからB高校を受けたい
自分も親もそれで納得しているので、受けたい高校を受けさせてほしい、と訴えたのであります。
説得に全く応じないワタクシに担任もあきらめ、「分かった。」と言うので
ワタクシ、これまた20分かけて塾に戻ったのであります。
「受験前の貴重な時間をムダにしてっ」と担任にムカつきながら・・・。

母にこの話をすると、「全く圏外ってワケでもないのに失礼な話だ」と呆れていました。
でも、ワタクシが全く折れなかったので、B高校受験で・・・と思っていたのです。

翌日。
担任から、公立高校の願書を高校別に渡されます。
B高校の願書を渡すために、受験する生徒の名前が呼ばれました。
その中に・・・ワタクシの名前はありませんでした。
クラスがざわめきましたよ。ワタクシがB高校受験を志望していたのはみんな知っていましたから・・・。

ワタクシ、頭の中が「?????」となっている中、次にA高校を受験する生徒の名前が呼ばれました。
その中に・・・ワタクシの名前がありました。
ワタクシ、担任の前に行くと、「昨日、散々話し合って、B高校受験ってことで話が付いたはずでは?」
と担任に抗議すると、「こにゃんこの気持ちはよく分かったよ。でも、B高校の願書が足りなくてな。
A高校の願書はたくさんあるから、お前、A高校ってことで。ま、頑張れ」と担任。
願書が足りないって・・・ そんなこと、あるわけないじゃん
ワタクシの猛抗議に担任耳を貸さず、ワタクシ、A高校の願書を持って、すごすごと帰宅しました。

帰宅して、ワタクシからA高校の願書を渡された母もビックリ
母が担任に抗議したか記憶が定かではありませんが、願書提出の締め切りもあり、
ワタクシはA高校の願書を提出したのでした。

親や友達や塾の先生に「B高校受けるんじゃなかったの?」と聞かれる度に
悔しい思いをしましたよ

で、A高校を合格し、ワタクシはA高校に入学したのでした。
高校生活、楽しかったですよー
たくさんの友にも恵まれました。

そういう意味では、担任の判断は間違っていなかったのかもしれません。

でも・・・。
落ちても良かったから、B高校を受験したかった、という思いはやっぱりありました。
話し合いで納得したわけでもなく、ワタクシの想いを無視した担任の行動により、
ワタクシの進路は大きく変わったのです。
それって、どうなん???と大人になった今でも思うのです。
ま、それも運命やっと思うしかないんですけどね・・・。








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