こんな本よみましたよ

読んだ本の個人的感想を垂れ流し、勝手に★をつけます。

科学哲学者 柏木達彦のプラトン講義/冨田 恭彦  ★★★

2012年03月29日 | その他(本)
また不思議なギャグがいたるところにー!!

なんでや。。。なんでこういう入門書は謎のギャグ満載なんや。。。

内容としては、
科学は世界を正確に映し出しているか、言葉と実在とのつながりはどうなっているのか、
が、柏木教授とその生徒との会話形式で説明されています。

理想国家アトランティスについてのプラトンの記述に対するいろんな解釈を紹介しながら、
自分が知っていることから離れて、何かを理解することはできません!でも、そうやってちょっとずつやっていったらええんです!
というようなことを説明してくれます。

アトランティスは実際の歴史に基づいている、とか、天体の話です、などの説がけっこう詳細にわかります。

地理や天体の話が多いので、そのあたりに興味がないとちょっと飽きるかもしれません。

個人的には同シリーズ第一弾「科学哲学者 柏木達彦の多忙な夏 科学がわかる哲学入門」のほうがおすすめです。

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