こんな本よみましたよ

読んだ本の個人的感想を垂れ流し、勝手に★をつけます。

【小説】「クライマーズ・ハイ」/横山秀夫 ★★★★★

2012年12月26日 | 小説
なんと!まだ書いていなかったとはーーー!!!

「胸が熱くなる」とはまさにこの本を読んでいる時のこと!


↓すみません。あらすじはアマゾンより頂戴いたしました。

北関東新聞の記者・悠木は、同僚の安西と谷川岳衝立岩に登る予定だったが、御巣鷹山の日航機墜落事故発生で約束を果たせなくなる。一方、1人で山に向かったはずの安西は、なぜか歓楽街でクモ膜下出血で倒れ、病院でも意識は戻らぬままであった。地方新聞を直撃した未曾有の大事故の中、全権デスクとなった悠木は上司と後輩記者の間で翻弄されながら、安西が何をしていたのかを知る――。 実際に事故を取材した記者時代の体験を生かし、濃密な数日間を描き切った、著者の新境地とも言うべき力作。


【映画】『ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!』★★★★★

2012年12月18日 | 映画
すばらしいです!
今年は何十本もの映画を見たわけではありませんが、
年の瀬にきて、個人的今年のNO.1がきました!

YAGPというニューヨークで行われる世界最大級の青少年向けバレエコンクール。
ここで優秀な成績をおさめれば、バレエ団への入団や名門スクールからの奨学金が得られる。
この大会にチャレンジする10歳~17歳の少年少女7名にフィーチャーしたドキュメンタリーです。

少年少女の背景はさまざまで、
内戦で両親を失い養子先で夢だったバレリーナを目指す少女、
コロンビアに住む家族のためにプロを目指す少年、
金持ちそうなブロンドの少女、
父親(社長)の会社を引越しさせ親子ともども全生活をバレエにかける家族、
などなど。

しかし、なんといってもすばらしいのが、こんな年齢で、死ぬほど努力して何かを成し遂げる喜びを知っているということです!
しかも、「痛い」はあっても「つらい」はない。
少しでもバレエに時間を割くため、学校をやめて自宅学習に切り替えた少女も
「よく普通の子供時代が送れなくていいの?ときかれるけど、わたしは十分に子供時代を楽しんでるわ!」(だいたいこんなこと)と満面の笑み。

踊りはじめると表情が一変し、「一体このこは何歳??」と思わせます。(とくに、アラン(11歳))
しかし、やはり本番は練習とは違うのか、
いつもは完璧に踊れるはずなのにこけてしまったり、ここにきてケガをしてしまったり、とハプニング続出。
そんな中でも自分を信じて踊りとおす。

バレエ好きの方はもちろん(? わたしはバレエ好きではないのでわかりませんが)
全く興味のない方でも絶対感動し、むける先がなくとも勇気を与えてくれます!

残念ながら上映する劇場が少ないのですが、お近くにある方はぜひともご覧になってください。

↓まずは公式サイトから予告をチェック!
http://www.firstposition-movie.com/


東京だと、bunkamuraル・シネマにて公開中、
大阪だと、梅田ガーデンシネマにて公開中、
です。

その他の劇場についてはこちらご参照ください。
http://www.firstposition-movie.com/theater.html



【映画】『ミロクローゼ』 ★★

2012年12月14日 | 映画
山田孝之が一人で、挙動不審なメルヘン男、恋人を女郎屋に奪われた侍?、イケイケお悩み相談員の三役をやる、というので観に行ってみました。

三役をやるので、頭がこんがらがって、毎晩撮影後は酒を飲んで寝ずに撮影にのぞんだ、とのことです。

監督は、「OH!マイキー」の監督です。

ちょっと不思議な映画ですが、山田孝之ファン?にはよいのではないでしょうか?
彼のPVっぽいです。

わたしは、イケイケお悩み相談員のダンスが大好きでした。

http://www.milocrorze.jp/