こんな本よみましたよ

読んだ本の個人的感想を垂れ流し、勝手に★をつけます。

【小説】「藪の中」/芥川龍之介

2013年02月21日 | 小説
なんか濃い!

↓あらすじ等fromあまぞん

わたしが搦め取った男でございますか?これは確かに多襄丸と云う、名高い盗人でございます―。馬の通う路から隔たった藪の中、胸もとを刺された男の死骸が見つかった。殺したのは誰なのか。今も物語の真相が議論され続ける「薮の中」他、「羅生門」「地獄変」「蜘蛛の糸」など、芥川の名作、6編を収録。

【小説】「ダブル・ファンタジー(上)・(下)」/村山由佳 ★★★

2013年02月21日 | 小説
寒いからって腹巻き巻いてる場合じゃない!と思わされました。
勝負下着の一セットでも購入すべきか考えさせられます。


↓あらすじ (アマゾンから拝借ですみません)
三十五歳の脚本家、奈津は、才能に恵まれながら、田舎で同居する夫の抑圧に苦しんでいた。ある日、夫の創作への関与に耐えられなくなった奈津は、長く敬愛していた演出家・志澤の意見に従い、家を飛び出す決意をする。束縛から解き放たれた女性が、初めてめぐり合う生と性、その彷徨の行方を正面から描く衝撃的な官能の物語。

この「志澤」がわたしの中でどうしても内田裕也になってしまいます。。。

【ライブ】Ben Folds Five @渋谷公会堂

2013年02月19日 | その他
学生時代に何枚かCDを買ったことがあって、ぴあからたまたま「まだ間に合う!」のお知らせが来たので行ってみました。

ピアノ、ベース、ドラムのスリーピースバンドで、学生時代モテなかった感がとてもいいです。
英語なのでなかなか歌詞が聞き取れませんでしたが、聞き取れた歌詞は「Erase me!(僕を消して)」などおしゃれなメロディとはうらはらに情けない感満載でした。

しかも、なんと!幼稚園の時に少しだけ住んでいたチャッペルヒルという田舎町出身らしく、勝手に運命的なつながりを感じることにしました。

4列前に座っていた外国人が、バンドの皆様登場とともに立ち上がって、「I love you, Ben!」と手を振ったのも感動的でした。


Ben~の曲を使って、どこかのだれかが勝手に作ったこのビデオも大好きです。
この子も一人でカメラをセットして、一人で映像をチェックして、編集して、、、とやってたんだろうなと思うと
親近感がわいてきます。

http://www.youtube.com/watch?v=8zOVqOmlCg4


はじめて行った渋谷公会堂も、アムステルダム!みたいでかっこよかったです(アムステルダムに行ったことはないのであくまで個人的なイメージです)。

「坊ちゃん」/夏目漱石 ★★★★

2013年02月18日 | 漫画
夏目漱石は何冊か読んだことがあるのに、こんなに有名なこれは読んだことがありませんでした。

読んでよかった。個人的には「こころ」よりも「三四郎」よりも好きです。

千円札にまで掲げられた日本を代表する作家夏目さまがぐっと身近に感じられます。

赴任先のやんちゃな学生に対するそんな暴言がこちら。

「まるで豚だ。」

死ぬまでに一度は言ってみたいセリフです。

「ペンギン・ハイウェイ」/森見登美彦 ★★★

2013年02月14日 | 映画
「ぼく」の話し方(書き方?)がかわいい。

(↓アマゾンからですみません)
小学四年生のぼくが住む郊外の町に突然ペンギンたちが現れた。この事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした。未知と出会うことの驚きに満ちた長編小説。