こんな本よみましたよ

読んだ本の個人的感想を垂れ流し、勝手に★をつけます。

【小説】「フラミンゴの村」/澤西祐典 さま

2014年01月17日 | 小説
去年の12月にアフリカ南部に旅行に行ってきました。
1日のスケジュールは、

早起き~軽食~サファリドライブ~朝食~だらだら~昼食~だらだら~おやつ~サファリドライブ~夕食~だらだら

と「だらだら」の占める割合がすこぶる高い!

ということで、普段クレイジータウン・トーキョーに暮らす友人と私は
時間を持て余すことをおそれて、3冊ずつ小説を持ち寄ることにしました。

しかし!
二本の水平線によって川/陸/空と区切られているのみの広大な景色を前に
小説の中の人々の悩みはどうでもよすぎました。
主人公に「うじうじしてねえで、この景色をみなよ!」と言いたくなります。

そんな旅のおともにこちらの小説は比較的適しているのでは?と思います。
(ただ単に舞台が外国であることによる錯覚だったらごめんなさい。。。)

ベルギーの片田舎の小さな村で、女のほとんどがフラミンゴになっちゃった!パニック!
というお話です。
個人的にはストーリーの後半に関してもやもやが残りましたが、
主人公が初めてフラミンゴを見た時など、臨場感たっぷりでおもしろかったです。

装丁もすてきですね。

*文庫化はまだのよう


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