北の森から眺めてみれば

北海道に移り住んで十数年。ここから眺めた身近な世界、遠い世界の出来事をつづる日々雑感。

函館市長選挙の話題

2007-04-09 | 生活・文化
統一地方選挙の第1弾が終わりました。結果について私の感想は「痴呆占拠じゃあるまいし」という処です。深い意味は…ありますが、敢えて言いません。

地元函館ではこの後の市長選挙に色々と動きが見られます。
現市長が三選を目指して立起することにしているらしいのですが、この市長の元にいた前助役が退職し、対立候補として名乗りを上げたのです。

この前助役の立起理由に注目が集まっています。
「市の有料老人ホームの許認可に際して、市の福祉課に圧力がかかり特定の業者への便宜が図られそうになった。」というのが、その背景にあるらしいのですが、そこに地元の情報業者も関わり、市長の「天の声」がウワサされる事態になっているのです。

結果として現在それは「未遂」に終わり、何もなかったことにはなったのですが、一時は公正な市政をゆがめようとした市長・議会議長の疑惑が取りざたされているのです。

私は直接当事者のことは良く知りませんが、この情報業者のメディアには以前から興味がありました。というのは「文章力がないのに良くこういう仕事をしていられるものだ」と思うくらい、メディアとして客観性のない、品のない記事を載せているからです。

評価できるのは、ニュースソースとなる人脈の豊富さでしょうか。経済界との結びつきもあるようですし、確かに市政の中心部に深く入り込んでいる「実力」は認めるところです。しかし、今回の一連の情報を見ていて、その「危険性」を感じてもいます。

いずれにしてもその推移は見守る必要がありそうです。それぞれの立場の言い分があるので両方見てみる必要があるでしょう。
函館電子新聞HP=http://www.hakodate-e-news.co.jp/
函館ニュースな出来事blog=http://www.doblog.com/weblog/myblog/17136