北の森から眺めてみれば

北海道に移り住んで十数年。ここから眺めた身近な世界、遠い世界の出来事をつづる日々雑感。

松岡農水大臣の事務所の水道光熱費

2007-03-15 | 政治・経済
まったく…。

調べてみたら彼の選挙区は熊本3区だそうです。どんな人たちが選挙民なのか想像したくなります。まさか「お金をくれた人に投票する」という選挙風土なのでは?

色々ブログなどを見ると、地元では結構暴力団との関係も深いらしい。「熊本の恥」と言う人も多いようだが、でも現実に選挙をくぐり抜けて国会の赤絨毯を踏んでいる。

私の住む北海道にも「北海道の恥」と言われたムネオさんがいる。あの「ムネオハウス」の一件で大バッシングに遭い、刑務所にまで入った彼は、汚名をそぐために強く逞しく復活し、今も頑張っている。

この人に関しては私は一時恥とは思ったが、その後の彼の活動を見ていて北海道の恥とは思わなくなった。彼はむしろ政治家らしい政治家なのではないかと思っている。

他の政治家との一番の違いは、私腹を肥やすことなど考えず、ひたすら自分の生まれ育った大地を愛し、そこに住む人々のために役立とうと思っているからである。

そのために時には地域エゴをむき出してしまったり、なまくら官吏を怒鳴りつけたりしてしまうために反感を買うことも多い人なのである。しかし、政治家は八方美人では務まらない。

同じ北海道の町村氏とか横道氏などのようにすっかり東京の人になってしまい、お上品ぶって地位保全に走るだけの政治屋とはモノが違うのである。道産子はそんなムネオを好きなのである。

松岡農相はこれとは全く異質である。品骨の卑しさが顔に現れている。どうしてこの様な卑しい人物が国権の最高機関である国会に出てきてしまうのか、解せない。

西武球団の青田刈り

2007-03-15 | スポーツあれこれ
発覚しましたね。社会人野球の選手と、早稲田大学の選手に多額の「汚職時代」いや違った「御食事代」。狙いはもちろんドラフト前の「逆指名」をしてもらうため。

このニュースを聞いたとき、すぐに頭に浮かんだのは巨人の高橋由伸選手でした。彼は慶應時代六大学屈指のスラッガーと呼ばれていて、マスコミでは「逆指名確実」「本人が迷っている」という報道でした。

結果的には巨人を指名したのですが、その時の記者会見が何とも腑に落ちないモノでした。私はテレビに出る人は、じっくり見る方ですが、この時の高橋選手は何とも苦痛の表情に見えました。

「本当は巨人なんかに行きたくないけど、親も学校の監督も先輩も寄ってたかって巨人にしろと言うから仕方なく親孝行だと思って巨人にしました」と顔に書いてありました。きっとこの時もかなり巨額のお金が高橋家に入ったことでしょう。私の勝手な推測ですが。

あくまでもウワサですが、あの時彼は自分を育ててくれそうな球団としてスワローズ(当時野村監督)、ベイスターズなどを考えていたようです。しかし、まず親が大の巨人ファン、そして慶應OBの元藤田監督などから、巨人にしろと言われて従ったらしい。

それ以来、私の中では高橋由伸という選手は、大学生にもなって自分の進路も自分で決められない軟弱男…というイメージが定着し、案の定巨人では伸び悩んでいます。選手会長なんかもやりましたが例のストライキの時も、ナベツネさんに「高橋クンはまだ子供だから分からないだろうけど」などと子供扱いされていました。まだそこから脱皮できていないんですね。良い選手なんだけどね。

彼が本当に大人になるには、そして超一流の選手になるにはFA権を行使して巨人を飛び出すしかないのですが、このままだと一生巨人で埋もれそうです。良い選手なんだけどね。と、あくまでも私の個人的見解でした。