北の森から眺めてみれば

北海道に移り住んで十数年。ここから眺めた身近な世界、遠い世界の出来事をつづる日々雑感。

チンピラでも血縁で総理になれる

2006-09-20 | 政治・経済
とうとうなってしまった。3人の中で一番「相応しくない」人物が自民党総裁となり、いずれ総理大臣である。彼方のアメリカでは、アル中になりドラッグまで経験した劣等生が大統領になったが、此方では「チンピラ」が総理大臣になる。

なぜ「チンピラ」なのか。チンピラというのは、実力がないくせに虚勢を張り、すぐ喧嘩をおっ始めるくせに、いざと言うときは全面に立たず、武闘派の陰に潜んでいて、事が収まってからまたでてきて小賢しい口撃を仕掛ける。

北朝鮮に対して居丈高に強硬姿勢を示していたかと思えば、ボスアメリカの前では従順な「幇間」を勤める。ボスの権威が後ろにあるときは強気に振る舞うが、自分がどうこうできる力を持っているわけではない。

こんなチンピラに国の舵取りが務まるわけはないのだが、総理になってしまうとその上がいない分危険である。こんな奴に総理の椅子を与えれば「ミサイルを撃ち込もう」「核武装しよう」「米軍と一体化しよう」とまるでキチガイに刃物である。

しかも「美しい国」「誇りの持てる国」などと抽象的な美句を並べ、そのファシストとしての本音を隠蔽している。もともと気が弱いのだから、早く下痢ピーにでもなって退陣して欲しいものだ。