最近はクラシックコンサート会場でも、開演前にいろいろなアナウンスが流れ、以前より観客のマナーが向上しつつありますが、それでもまだまだと思う時が少なくありません。少々堅苦しいことを書くようですが、下記に書かれているマナーを守ってもらいたいと思います。
●第1楽章 開場前
1 昨今のコンサートはカジュアルな服装でも問題はありませんが、それでも男性の短パンやビーチサンドルといった姿はいただけません。女性の派手なタンクトップも気をつけてください。
2 女性の和服はなるべく控えていただきたい。これは座席についたときに背帯がありことによりどうしても前屈みになり、後の人が舞台を見ずらくなるからです。ご理解ください。
3 匂いのきつい香水や整髪剤(特にポマード)は周囲に迷惑になるので慎んでもらいたいです。
4 未就学児(小学生未満)の入場は基本的にNGだと思います。
5 コンサート会場での鈴の音は非常に迷惑です。コンサートにくるときは鈴を絶対につけてこないでください。
●第2楽章 開演前
1 開演直前の駆け込み入場は周囲のお客さんの迷惑になります。ほとんどの演奏会は定刻より5分押しで行われるので、最低でも定刻の開演時間には席に着くようにしてください。それでも、間に合わない場合は係員の指示に従って、補助席などで聞いてもらいたいです。
2 開演前および休憩前の駆け込み喫煙は絶対に止めてください。タバコ臭は口だけでなく衣服にも残ります。そのタバコ臭のために隣席の人は非常に不快な思いをします。
3 通路側の席に座っている人で、まるで自分の特権のように荷物を通路に置く人がいます。これは通行の妨げになるばかりか、後の人の目障りになるので止めてもらいたいです。
4 開演前に携帯電話やスマホの電源を必ず切りましょう。マナーモードにして電源を切らないのはマナー違反です。本人は気がつかないかもしれませんが振動音は結構周囲に伝わっています。
5 録音やカメラ撮影はもちろん厳禁です。著作権および肖像権を理解できない人は民度を疑われます。
6 杖や傘などの棒状のものは倒れた場合は大きな音がしますので、なるべく座席の下に寝かせてください。
7 大きな鞄は膝の上にかかえることなく、座席の下に置きましょう。鞄を押す空気圧を本人はほとんど気がつきませんが、隣席の人の迷惑になります。また膝の上に開演前に配られるチラシのビニール袋などを載せて音をたてないようにしましょう。
●第3楽章 開演中
1 演奏中はヒソヒソ話も厳禁です。楽章間といえども話は控えてください。
2 咳などの生理的な音は仕方がないことです。口にハンカチなどを当てて止めるようにしましょう。
3 紙(プログラムやチラシをめくる音)、飴(取り出すときの音)、ポリ袋や紙袋などの音は本人が思っている以上に周囲に大きく響いています。また、バッグのジッパーの音も響きます。特に高齢者は自分が発する小さな音が聴こえていないようなので、そのことを自覚するか、付き添いの人か周囲の人が注意するようしてほしいです。
4 演奏中に扇子を取り出したり、プログラムなどを使って扇がないでください。音がしなくても視覚的に大変迷惑です。
5 身の乗り出しにご注意ください。後のお客さんが舞台を観ることができなくなりますので。
6 聴き振り(手振り・指振り)は左右に座っている人に、頭振り(首振り)は後の人に迷惑を与えています。絶対にやめてください。
7 拍手やブラボーは指揮者がタクトを下ろしてから、もしくは観客に挨拶してからにしましょう。フライングブラボーをするヤツはコンサートのデストロイヤー(破壊者)です。
●第4楽章 休憩中&終演後
1 休憩中に客席で携帯電話もしくはスマホンなどの電子機器を使わないように。劇場内は非日常空間であり、他人の目障りになるような日常的道具を使うことは失礼に値します。こうした機器を使う場合はロビーで行うようにしましょう。
2 終演後といえども劇場内での撮影は厳禁です。
最後に良い演奏会は指揮者や演奏家だけによって作られるものではありません。良い観客も一緒になって作られます。静かな環境と暖かい拍手が喜びと感動を味合わせてくれるのです。
【追記】他にもあるかもしれませんが、それは随時追記していきたいと思います。
●第1楽章 開場前
1 昨今のコンサートはカジュアルな服装でも問題はありませんが、それでも男性の短パンやビーチサンドルといった姿はいただけません。女性の派手なタンクトップも気をつけてください。
2 女性の和服はなるべく控えていただきたい。これは座席についたときに背帯がありことによりどうしても前屈みになり、後の人が舞台を見ずらくなるからです。ご理解ください。
3 匂いのきつい香水や整髪剤(特にポマード)は周囲に迷惑になるので慎んでもらいたいです。
4 未就学児(小学生未満)の入場は基本的にNGだと思います。
5 コンサート会場での鈴の音は非常に迷惑です。コンサートにくるときは鈴を絶対につけてこないでください。
●第2楽章 開演前
1 開演直前の駆け込み入場は周囲のお客さんの迷惑になります。ほとんどの演奏会は定刻より5分押しで行われるので、最低でも定刻の開演時間には席に着くようにしてください。それでも、間に合わない場合は係員の指示に従って、補助席などで聞いてもらいたいです。
2 開演前および休憩前の駆け込み喫煙は絶対に止めてください。タバコ臭は口だけでなく衣服にも残ります。そのタバコ臭のために隣席の人は非常に不快な思いをします。
3 通路側の席に座っている人で、まるで自分の特権のように荷物を通路に置く人がいます。これは通行の妨げになるばかりか、後の人の目障りになるので止めてもらいたいです。
4 開演前に携帯電話やスマホの電源を必ず切りましょう。マナーモードにして電源を切らないのはマナー違反です。本人は気がつかないかもしれませんが振動音は結構周囲に伝わっています。
5 録音やカメラ撮影はもちろん厳禁です。著作権および肖像権を理解できない人は民度を疑われます。
6 杖や傘などの棒状のものは倒れた場合は大きな音がしますので、なるべく座席の下に寝かせてください。
7 大きな鞄は膝の上にかかえることなく、座席の下に置きましょう。鞄を押す空気圧を本人はほとんど気がつきませんが、隣席の人の迷惑になります。また膝の上に開演前に配られるチラシのビニール袋などを載せて音をたてないようにしましょう。
●第3楽章 開演中
1 演奏中はヒソヒソ話も厳禁です。楽章間といえども話は控えてください。
2 咳などの生理的な音は仕方がないことです。口にハンカチなどを当てて止めるようにしましょう。
3 紙(プログラムやチラシをめくる音)、飴(取り出すときの音)、ポリ袋や紙袋などの音は本人が思っている以上に周囲に大きく響いています。また、バッグのジッパーの音も響きます。特に高齢者は自分が発する小さな音が聴こえていないようなので、そのことを自覚するか、付き添いの人か周囲の人が注意するようしてほしいです。
4 演奏中に扇子を取り出したり、プログラムなどを使って扇がないでください。音がしなくても視覚的に大変迷惑です。
5 身の乗り出しにご注意ください。後のお客さんが舞台を観ることができなくなりますので。
6 聴き振り(手振り・指振り)は左右に座っている人に、頭振り(首振り)は後の人に迷惑を与えています。絶対にやめてください。
7 拍手やブラボーは指揮者がタクトを下ろしてから、もしくは観客に挨拶してからにしましょう。フライングブラボーをするヤツはコンサートのデストロイヤー(破壊者)です。
●第4楽章 休憩中&終演後
1 休憩中に客席で携帯電話もしくはスマホンなどの電子機器を使わないように。劇場内は非日常空間であり、他人の目障りになるような日常的道具を使うことは失礼に値します。こうした機器を使う場合はロビーで行うようにしましょう。
2 終演後といえども劇場内での撮影は厳禁です。
最後に良い演奏会は指揮者や演奏家だけによって作られるものではありません。良い観客も一緒になって作られます。静かな環境と暖かい拍手が喜びと感動を味合わせてくれるのです。
【追記】他にもあるかもしれませんが、それは随時追記していきたいと思います。