取消日時:2011/08/13 03:54:16
水戸黄門は高齢者向けの番組と言われますが本当でしょう...
エンターテインメントと趣味 > テレビ、ラジオ
水戸黄門は高齢者向けの番組と言われますが本当でしょうかね。
「水戸黄門」について「お年寄りが観られなくて気の毒」「お年寄りのために続けるべきだ」とひとごとのように言っている人たちは自分では「水戸黄門」を観ているんですか?
「水戸黄門」の場合、本放送ではパナソニックがCMを出してますが、夕方の再放送に移るとアリコなど高齢者向けの保険や薬(皇潤もありましたか)の広告だらけになります。
例えば春の卒業・入学シーズンに「水戸黄門」本放送で松下電器が小型カメラの「愛情サイズ」を宣伝した場合、これをそのターゲットである若い母親や幼い子供がどれだけ観るでしょうか。
「水戸黄門本放送の枠で再放送すればいい」という意見もありあますが、本放送枠がパナソニックの提供による時間帯であることを忘れてはいけません。薄型テレビ、ブルーレイなどを売っている松下電器は20代、30代の若い世代に商品を宣伝する必要があります。
もし「水戸黄門」の視聴者の大半が高齢者だと、月曜夜8時台に年寄り向けの時代劇なんかやっても、企業にとって商業的なメリットは少ないわけです。パナソニックドラマシアターはパナソニックの宣伝のためにあるのであって「水戸黄門」を見たがる人たちのためにあるのではありません。企業にとって視聴者に観てほしいのは企業CMであり番組ではないのです。
何より一部の視聴者が書いている「新作をやめて水戸黄門を再放送だけすればいい」などという意見は「水戸黄門の本放送を打ち切れ」と言っているのと同じです。つまり本放送の「水戸黄門」を観なくなって再放送だけ観るようになった視聴者が「水戸黄門」の打ち切りを望んでいた張本人なのです。
逆に本放送を夕方4時台に週1で放送する手もありますが、他の4日間は再放送が挟んで視聴者が混乱するでしょう。
むしろ本放送の月夜8の時間帯からパナソニックを追い出して、あそこにアリコや皇潤のCMでも入れた方が「水戸黄門」が存続する可能性があるわけです。
またTBSもBSやネット配信で「水戸黄門」の新作を作るかどうか。年寄りがネットを使えないからそれは無理であるなら、なおさら若者向けに最新の家電を売りたいパナソニックが「水戸黄門」を見捨てたのは当然です。
パナソニックが録画機を宣伝し、「水戸黄門」を録画で観る人が増え、それが視聴率に反映されないことをパナソニックが想定していなかったとすると、これは企業としては判断に問題があります。
「週刊文春」7/28号で里見浩太朗はバラエティが主流になったことでドラマを観る人が減ったことが視聴率低下の原因だと言っています。
それから時代劇の撮影所が京都だけというのは能がないですね。
「水戸黄門」の撮影所など茨城県でできるようにしておけばよかったのに、今までテレビ局も自治体も何をボサッとしていたのか。
今後「水戸黄門」が復活するなら別の時間帯に2時間SPとなり、日立、アリコ、アフラック、アメリカンホームダイレクト、ドモホルンリンクル、皇潤などが競ってスポンサーになるでしょう。
むしろ「水戸黄門」がパナソニックの「所有物」から脱却するチャンスです。
それ以前に「水戸黄門」という番組を続ける意味そのものを考え直すべき時期に来ています。
↓
「中央公論」2007年4月号「改革派知事」待望は水戸黄門幻想だ=片山善博
追加
TBSは「水戸黄門」終了の理由を視聴率でないと言っていますが、それなら今の第43部が始まる前に「これを最終シリーズとする」と決めて里見浩太朗他レギュラー陣に事前に伝えればよかったはず。2話放送してから終了決定では、最初の2話の視聴率が判断基準になったと思われても仕方ないですね。TBSは「良い判断」と自画自賛していますが、どうも後味の悪い終わり方になりそうです。
回答日時:2011/7/29 21:22:22
編集日時:2011/7/31 17:27:53
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「水戸黄門」について「お年寄りが観られなくて気の毒」「お年寄りのために続けるべきだ」とひとごとのように言っている人たちは自分では「水戸黄門」を観ているんですか?
「水戸黄門」の場合、本放送ではパナソニックがCMを出してますが、夕方の再放送に移るとアリコなど高齢者向けの保険や薬(皇潤もありましたか)の広告だらけになります。
例えば春の卒業・入学シーズンに「水戸黄門」本放送で松下電器が小型カメラの「愛情サイズ」を宣伝した場合、これをそのターゲットである若い母親や幼い子供がどれだけ観るでしょうか。
「水戸黄門本放送の枠で再放送すればいい」という意見もありあますが、本放送枠がパナソニックの提供による時間帯であることを忘れてはいけません。薄型テレビ、ブルーレイなどを売っている松下電器は20代、30代の若い世代に商品を宣伝する必要があります。
もし「水戸黄門」の視聴者の大半が高齢者だと、月曜夜8時台に年寄り向けの時代劇なんかやっても、企業にとって商業的なメリットは少ないわけです。パナソニックドラマシアターはパナソニックの宣伝のためにあるのであって「水戸黄門」を見たがる人たちのためにあるのではありません。企業にとって視聴者に観てほしいのは企業CMであり番組ではないのです。
何より一部の視聴者が書いている「新作をやめて水戸黄門を再放送だけすればいい」などという意見は「水戸黄門の本放送を打ち切れ」と言っているのと同じです。つまり本放送の「水戸黄門」を観なくなって再放送だけ観るようになった視聴者が「水戸黄門」の打ち切りを望んでいた張本人なのです。
逆に本放送を夕方4時台に週1で放送する手もありますが、他の4日間は再放送が挟んで視聴者が混乱するでしょう。
むしろ本放送の月夜8の時間帯からパナソニックを追い出して、あそこにアリコや皇潤のCMでも入れた方が「水戸黄門」が存続する可能性があるわけです。
またTBSもBSやネット配信で「水戸黄門」の新作を作るかどうか。年寄りがネットを使えないからそれは無理であるなら、なおさら若者向けに最新の家電を売りたいパナソニックが「水戸黄門」を見捨てたのは当然です。
パナソニックが録画機を宣伝し、「水戸黄門」を録画で観る人が増え、それが視聴率に反映されないことをパナソニックが想定していなかったとすると、これは企業としては判断に問題があります。
「週刊文春」7/28号で里見浩太朗はバラエティが主流になったことでドラマを観る人が減ったことが視聴率低下の原因だと言っています。
それから時代劇の撮影所が京都だけというのは能がないですね。
「水戸黄門」の撮影所など茨城県でできるようにしておけばよかったのに、今までテレビ局も自治体も何をボサッとしていたのか。
今後「水戸黄門」が復活するなら別の時間帯に2時間SPとなり、日立、アリコ、アフラック、アメリカンホームダイレクト、ドモホルンリンクル、皇潤などが競ってスポンサーになるでしょう。
むしろ「水戸黄門」がパナソニックの「所有物」から脱却するチャンスです。
それ以前に「水戸黄門」という番組を続ける意味そのものを考え直すべき時期に来ています。
↓
「中央公論」2007年4月号「改革派知事」待望は水戸黄門幻想だ=片山善博
追加
TBSは「水戸黄門」終了の理由を視聴率でないと言っていますが、それなら今の第43部が始まる前に「これを最終シリーズとする」と決めて里見浩太朗他レギュラー陣に事前に伝えればよかったはず。2話放送してから終了決定では、最初の2話の視聴率が判断基準になったと思われても仕方ないですね。TBSは「良い判断」と自画自賛していますが、どうも後味の悪い終わり方になりそうです。
回答日時:2011/7/29 21:22:22
編集日時:2011/7/31 17:27:53
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