石坂浩二さんの水戸黄門は全く世間的にも語られませんが不評の原因ななんでしょう... - Y!知恵袋
komasaram
石坂浩二の水戸黄門の場合、水戸黄門のシリーズ全体に否定的な人から見れば何も変化がなく、昔からのファンからは逆に変化が大きすぎると思えたのでしょう。
つまり石坂浩二の水戸黄門はリニューアルが中途半端だったので、シリーズ全体に無関心な人をつかめず、前からのファンを失う結果になったわけです。
まず東野~西村黄門のファンの保守性が極端で、初代と2代目が作り上げた「小さくてチョイ悪の田舎爺風の光圀」像に執着し、インテリ風の石坂黄門を問答無用で否定してしまった。それに石坂黄門にヒゲがないという表面的で些細で低次元な理由でもう拒否反応を示したわけです。ヒゲをなくすくらいを「我が侭」と呼ぶ方がもう石頭ですね。
また佐野浅夫時代からのファンも飛猿と初代八兵衛が抜けたことに納得できなかったのでしょう。水戸老公が全国行脚をし、架空の忍者のキャラクターも多数いて、印籠シーンもあるという基本路線は変わらなかったのに、昔ながらのファンは小さな違いについていけなかったのです。
一方、この石坂黄門のリニューアルの小ささが、水戸黄門全体を批判的に見ている人にはマイナスに働きました。石坂黄門は「史実に近付ける」という名目のリニューアルだったようですが、相変わらず水戸老公は全国行脚しており、印籠シーンもあって、前の3代とどこが違うのかさっぱりわかりません。
だから水戸黄門全体を評価しない人から見れば東野英治郎の水戸黄門も西村晃・佐野浅夫の水戸黄門も石坂浩二の水戸黄門も里見浩太朗の水戸黄門も全部同じでみんなダメで、石坂・里見黄門も何ら新鮮味がないということになるわけです。
大河ドラマに対しては「史実と違う」ということが批判の理由になりますが、水戸黄門を「史実」に近付けようとした試みが全面否定されるようでは、明らかに視聴者の言い分が矛盾しています。それでその水戸黄門が打ち切りになったということは、実在の人物を主人公にしながら史実を無視したフィクション時代劇が終わったということで、石坂黄門を否定していた人たちの主張が少数派になったということでしょう。
しかし石坂浩二の水戸黄門は10年前で、あの時のリニューアルがあったから、里見浩太朗にバトンタッチした後も水戸黄門が今日まで続いたのです。
とにかく、水戸黄門に関してかつてのファンが「自分たちは変わらない。番組が変わったのが悪い」と言い、スタッフが「番組は変わらない。視聴者が変わったせいだ」と考えているようでは、水掛け論で、打ち切りもやむなしでしょう。
ここにも書きました。
↓
石坂浩二の「水戸黄門」は東野英治郎時代に戻そうとしていたんではないでしょうか?
このブログの主は石坂浩二の水戸黄門を評価し、里見浩太朗に否定的ですが、里見浩太朗を助さんでなく「格さん」と呼んでいる所から月形龍之介時代のファンでしょうかね?
↓
最近の覚書 - ころがせ複勝!
「史実重視」ならこれくらい必要でしょう。
↓
もしNHK大河ドラマで史実通りの「水戸黄門」をやったら
「水戸黄門」を若者向けに大幅アレンジするとしたらどんな配役がいいですか?
長寿番組では基本の設定と粗筋のパターンが変わらず、俳優の年齢などの事情でキャストを変えざるをえません。
最初からシリーズ全体に否定的な人は基本パターンが同じである以上、見ようとせず、初期にファンだった人たちはキャストの変化だけでついてこれずに見るのをやめて再放送に逃げてしまう。
つまりファン以外の社会の変化と、ファン内部の保守性がシリーズ打ち切りの原因でしょう。
東野黄門から里見黄門まで水戸黄門のシリーズ全体が問題で、それで時代遅れになったという分析もネットでよく見かけるようになりました。昔の水戸黄門ならいいと思っている旧ファンはそこをなかなか理解できないでしょうが、今回の打ち切りは水戸黄門全体が否定されたことになり、旧ファンも今のファンも一緒に見られるでしょうね。
前の回答のヒゲについて
石坂浩二の水戸黄門は第29部と第30部で初めの第29部ではヒゲがなく、第30部ではヒゲをはやしていました。第29部最終回で藤井紋太夫刺殺事件が描かれ、それで光圀が引きこもってヒゲが生えたということのようでした。だから石坂黄門後半のだ30部ではヒゲが復活しているはずです。
回答日時:2011/8/22 03:23:44
編集日時:2011/8/22 03:33:42
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石坂浩二の「水戸黄門」は東野英治郎時代に戻そうとしていたんではないでしょうか?
BLOG内検索 石坂
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石坂浩二の水戸黄門の場合、水戸黄門のシリーズ全体に否定的な人から見れば何も変化がなく、昔からのファンからは逆に変化が大きすぎると思えたのでしょう。
つまり石坂浩二の水戸黄門はリニューアルが中途半端だったので、シリーズ全体に無関心な人をつかめず、前からのファンを失う結果になったわけです。
まず東野~西村黄門のファンの保守性が極端で、初代と2代目が作り上げた「小さくてチョイ悪の田舎爺風の光圀」像に執着し、インテリ風の石坂黄門を問答無用で否定してしまった。それに石坂黄門にヒゲがないという表面的で些細で低次元な理由でもう拒否反応を示したわけです。ヒゲをなくすくらいを「我が侭」と呼ぶ方がもう石頭ですね。
また佐野浅夫時代からのファンも飛猿と初代八兵衛が抜けたことに納得できなかったのでしょう。水戸老公が全国行脚をし、架空の忍者のキャラクターも多数いて、印籠シーンもあるという基本路線は変わらなかったのに、昔ながらのファンは小さな違いについていけなかったのです。
一方、この石坂黄門のリニューアルの小ささが、水戸黄門全体を批判的に見ている人にはマイナスに働きました。石坂黄門は「史実に近付ける」という名目のリニューアルだったようですが、相変わらず水戸老公は全国行脚しており、印籠シーンもあって、前の3代とどこが違うのかさっぱりわかりません。
だから水戸黄門全体を評価しない人から見れば東野英治郎の水戸黄門も西村晃・佐野浅夫の水戸黄門も石坂浩二の水戸黄門も里見浩太朗の水戸黄門も全部同じでみんなダメで、石坂・里見黄門も何ら新鮮味がないということになるわけです。
大河ドラマに対しては「史実と違う」ということが批判の理由になりますが、水戸黄門を「史実」に近付けようとした試みが全面否定されるようでは、明らかに視聴者の言い分が矛盾しています。それでその水戸黄門が打ち切りになったということは、実在の人物を主人公にしながら史実を無視したフィクション時代劇が終わったということで、石坂黄門を否定していた人たちの主張が少数派になったということでしょう。
しかし石坂浩二の水戸黄門は10年前で、あの時のリニューアルがあったから、里見浩太朗にバトンタッチした後も水戸黄門が今日まで続いたのです。
とにかく、水戸黄門に関してかつてのファンが「自分たちは変わらない。番組が変わったのが悪い」と言い、スタッフが「番組は変わらない。視聴者が変わったせいだ」と考えているようでは、水掛け論で、打ち切りもやむなしでしょう。
ここにも書きました。
↓
石坂浩二の「水戸黄門」は東野英治郎時代に戻そうとしていたんではないでしょうか?
このブログの主は石坂浩二の水戸黄門を評価し、里見浩太朗に否定的ですが、里見浩太朗を助さんでなく「格さん」と呼んでいる所から月形龍之介時代のファンでしょうかね?
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最近の覚書 - ころがせ複勝!
「史実重視」ならこれくらい必要でしょう。
↓
もしNHK大河ドラマで史実通りの「水戸黄門」をやったら
「水戸黄門」を若者向けに大幅アレンジするとしたらどんな配役がいいですか?
長寿番組では基本の設定と粗筋のパターンが変わらず、俳優の年齢などの事情でキャストを変えざるをえません。
最初からシリーズ全体に否定的な人は基本パターンが同じである以上、見ようとせず、初期にファンだった人たちはキャストの変化だけでついてこれずに見るのをやめて再放送に逃げてしまう。
つまりファン以外の社会の変化と、ファン内部の保守性がシリーズ打ち切りの原因でしょう。
東野黄門から里見黄門まで水戸黄門のシリーズ全体が問題で、それで時代遅れになったという分析もネットでよく見かけるようになりました。昔の水戸黄門ならいいと思っている旧ファンはそこをなかなか理解できないでしょうが、今回の打ち切りは水戸黄門全体が否定されたことになり、旧ファンも今のファンも一緒に見られるでしょうね。
前の回答のヒゲについて
石坂浩二の水戸黄門は第29部と第30部で初めの第29部ではヒゲがなく、第30部ではヒゲをはやしていました。第29部最終回で藤井紋太夫刺殺事件が描かれ、それで光圀が引きこもってヒゲが生えたということのようでした。だから石坂黄門後半のだ30部ではヒゲが復活しているはずです。
回答日時:2011/8/22 03:23:44
編集日時:2011/8/22 03:33:42
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