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凪の国会政党間協議体整う、「2幹2国」再開、「政府与野党コロナ協議会」再開、あす予算委正常化

2022年01月27日 18時02分44秒 | 第208回通常国会 令和4年2022年1月
[写真]機関銃をうつ筆者、1995年、ベトナム社会主義共和国の経済首都ホーチミン市郊外「クチ」地区の、同国の前身である潜伏軍事勢力の根拠地を再整備した観光施設で。

 第26回参院選に向けてさほど重要法案がない第208回通常国会は、各種の政党間協議体もスムーズに進むそうです。

 まず、100日以上途絶えていた連立与党内の幹事長・国対委員長の水曜朝のホテル朝食会「2幹2国」は、国会内控室ですが、毎週水曜日に必ず開くことが今週決まりました。

 また、政府与野党コロナ協議会がきょうから再開しました。木原誠司官房副長官が座長。当初から岸田文雄政調会長(当時)は出席せず、後藤茂之(現厚労相)と高木美智代(立候補せず引退)両政調会長代理が、逢坂誠二、泉健太・両政調会長のカウンターパートをつとめました。田村智子政策委員長が当時を知るメンバーになるので、経緯を知る者としての発言力が高まるかも知れません。

 衆議院予算委員会は、週明け月曜日(1/31)午後の集中審議1日目「建設受注統計問題など」(仮称)が決定。これもあり、あす(1/28)に一般質疑1日目7時間コースが設定されました。

 自民党高木毅国対委員長と立憲民主党の馬淵澄夫国対委員長は文通費について、参議院側にも呼び掛けて、来月協議体を設けることで合意しました。

 今国会から、維新の遠藤敬、国民民主党の古川元久両国会対策委員長が各々別々に、定例記者会見を設けて、記者に案内をしています。第26回参院選にかけて、政党の体制や、政党間の協力に大きな変化はないように思われます。

 政党間協議体は磐石な凪の国会ですが、ワクチンの遅れ、アメリカ緩和縮小など、日本の外からの風を、移動が制限された日本国内で議論するかたちになります。

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