【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

「暫定予算ありうる」と自民党幹事長経験者

2008年12月27日 14時40分02秒 | 第171通常会(2009年1月~)自民党追い込まれ
 時事通信によると、自民党幹事長経験者の山崎元副総裁は27日のTV番組で2009年度予算案について「(4月1日になっても当初予算案が国会を通らず)暫定予算になるかもしれない」との認識を示しました。

 責任政党である民主党は1998年の結党以来10年連続で本予算を年度内に成立させています。自民党首脳が年度内成立に不安を示し、次善策としての暫定予算編成の意向を明らかにするのは極めて異例です。第171通常国会冒頭から民主党が初めての“予算人質作戦”をふくめた徹底抗戦の土壌が整いつつあるようです。

 また、山崎元副総裁は「(2008年度第2次補正予算案の扱いに関連して)当面の緊急経済対策なのでこれだけは話し合いで成立させて、衆院解散・総選挙はある」と述べました。この発言からすると、1月16日過ぎに第2次補正予算&関連法を成立させた上での話し合い解散という日程が可能になります。

 山崎元副総裁は麻生総裁(首相)と同じ福岡県連所属ですので、責任をもった発言でにちがいありません。

暫定予算あり得る=自民・山崎氏(時事通信)
 自民党の山崎拓前副総裁は27日、テレビ西日本の番組に出演し、政府が来年の通常国会に提出する2009年度予算案について「暫定予算になるかもしれない」と述べ、民主党が徹底抗戦した場合は年度内に成立せず、暫定予算の編成に追い込まれる可能性があるとの見方を示した。 
 また、08年度第2次補正予算案の扱いに関連して「当面の緊急経済対策なのでこれだけは話し合いで成立させて、(その後に)衆院解散・総選挙はある」と述べ、早期に成立させるための「話し合い解散」もあり得ると指摘した。(了)
(2008/12/27-13:35)

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