【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【9/8】閣議で予備費0・6兆円支出を決定し衆参予算委理事懇に報告「バイオベンチャーのモデルナ社から武田を通じて0・4億回分」など総計2・8億回分の購入基金積み増し、既に最終第3段階

2020年09月08日 15時15分27秒 | 第202回臨時国会(2020年9月~)菅新首相選出
[写真]大串博志・衆議院予算委員会理事、2020年9月8日、宮崎信行撮影。

【閣議 令和2年2020年9月8日(火)】
【衆議院予算委員会理事懇談会 同日】
【参議院予算委員会理事懇談会 同日】

 第2次補正予算の予備費10兆円から、6714億円の支出が閣議決定されました。

 先週金曜日の与野党国対委員長合意にもとづき、衆参の予算委理事懇談会が開かれました。

 立憲民主党国会対策委員会のYouTube動画によると、理事懇には、自民党で入閣をねらう坂本哲志・筆頭理事や、共同会派の渡辺周・筆頭理事、大串博志・次席理事、共産党の藤野保史・オブザーバー理事らが参加。

 財務省主計局は、新型コロナウイルス感染症のワクチンを3社2・8億回分を購入するために第2次補正で創設した基金を積み増し。英国アストラゼネカ社から1・2億回を2021年初め、米国ファイザー社から1・2億回分を2021年上半期に購入する予定で、すでに治験は最終第3段階に入っていると説明しました。このほか、先々週8月28日に厚労相が記者会見で明らかにした、モデルナ社から武田薬品工業を通じた0・4億回分の購入予算もつきました。モデルナ社は2010年に米国マサチューセッツ州で起業したバイオベンチャー。「mRNA-1273」という商品を武田を通じて販売するようです。

 政府の対策本部は2021年6月までに1・2億回以上のワクチン確保を含んだ対策パッケージを設定。本部決定を見届けて、内閣官房のコロナ対策室長は厚生労働に戻り事務次官就任の人事が発表されました。後継首相がだれになっても、2021年6月までの1・2億回以上は政治責任を引き継ぐことになります。

 2020年9月8日 予算委員会理事オブザーバー 予算委員会理事懇談会後ぶら下がり

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Ⓒ2020年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki

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