「第23・24期参議院第48衆議院」の体制はあす幕を閉じます。非常にマンネリ。参院選後は、年金制度改革の法案が出てくると考えられます。
私も12年間やってきましたけど、あすを終えれば、向こう90日間で国会は5日間程度しかありません。その間に、ことしからの社長業を進めたいと思いますが、秋からは違った格好での政治ジャーナリスト活動になるかもしれません。12年間ありがとうございました。過去の記録だと、12通常国会のうち、6通常国会ほどで150日間の間に一度風邪をひいていたようです。おかげさまで、まったく風邪をひかない丈夫な体の45歳で国会傍聴記の有終の美を飾ることができそうです。医療的に減量して、あと30キログラム(米袋6個分)めかたが減って疲れにくい体になったら、政治ジャーナリストを廃業して衆院選に立候補します。
【衆議院本会議 令和元年2019年6月25日(火)】
午前10時8分という常識的な時間に「安倍内閣不信任決議案」が提出されました。2時間以上時間を空けることになっています。午後1時定刻に開会。
決議案は投票総数457、賛成134、反対324の賛成少数で否決されました。
枝野幸男代表の趣旨弁明は1時間弱。きょねんは出版されました。基本的に立憲民主党の #令和デモクラシー は、こういうマンネリズムが毎年続くと考えられます。その毎年同じ日程感の中で、ツイッターによりボトムアップの政治が実現できるかもしれません。政治に「飽きた」という人は、平成30年間にも何度も見てきましたが、インフルエンサーにはなれないですよね。さすがに私も飽きてきましたが。
反対討論演説の萩生田公一さんは通算3度目の本会議登壇。若手として年次税制改正のための所得税法改正案の与党質問、教職員の給与税源の法案で与党質問。そして、自民党本部4階の幹事長室ナンバー2がやることが多い「内閣不信任案」の反対討論演説。メーンストリーム中のメーンストリームの萩生田さんですが、常任委員長として報告する期数で、総裁特別補佐、内閣官房副長官、党幹事長代行というかなりいいポストを歴任してきたことになります。本当に立派な政治家だと考えます。メーンストリームという言葉の意味を国会議員の9割は理解できてないですね。
翻って、もう思い起こしたくもない、政権交代チルドレンが本会議登壇を競っていたのは、馬鹿じゃないかの一言です。私のような富裕層が十年、百年単位で日本を見ているのに、政権交代チルドレンのような人が見る「日本未来の党」は数か月の近未来で、国民の生活より自分の生活だけ考えてろ、馬鹿、消えろこの社会から、という印象です。あすで、「6・26」の造反劇から7年になります。2012年3党合意は2009年衆院選の結果を裏切ったなどと、2010年参院選の存在を否定するような人はろくでもない。閻魔大王に申し送りしてやる。
【衆議院消費者問題に関する特別委員会 同日】
会期末処理がありました。「公益通報者保護法の改正を求める請願」などがでましたが、「保留」との判断が与野党から示され、採決されませんでした。
【参議院本会議 同日】
不測の事態にそなえて設定されていましたが、開かれませんでした。
なお、まったく関係ないですが、きょうは「様々な角度から見た参議院副議長公邸」を載せます。
「鬼が勝つ」。現在の参議院副議長は、郡司彰さん。議員としてはまだ3年間任期があります。郡司さんは、2009年5月の民主党代表選で、岡田克也候補の応援演説をして、鳩山由紀夫候補をおした輿石東参議院議員会長からほされました。しかし、正しい行いをしたので、2016年、参議院副議長になりました。
[写真]参議院副議長公邸=東京・港区=、六本木ヒルズから、宮崎信行撮影。
[写真]参議院副議長公邸、東京・港区、宮崎信行撮影。
[写真]国会内にある参議院副議長室、2年前の2017年、宮崎信行が参議院事務局の許可を得て、撮影・所持・掲載。
このエントリーの本文記事は以上です。
[お知らせはじめ]このブログは以下のウェブサイトを活用しエントリー(記事)を作成しています。衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)参議院インターネット審議中継国会会議録検索システム(国立国会図書館)衆議院議案(衆議院事務局)今国会情報(参議院事務局)各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク)政党インターネット資料収集保存事業 「WARP」(国立国会図書館)予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト)インターネット版官報[お知らせおわり]
(C)2019年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki 2019