[写真]見上げる衆議院第二議員会館、皇居から見て裏側・溜池山王駅周辺で撮影、2年前、宮崎信行。
事前予告通り、goo(NTTレゾナント社)がメンテナンスのため、きょう昼前まで、アクセスできませんでした。
朝日新聞は「年内改憲発議困難の情勢」と、希望的観測も含めた書き得現行。日経新聞では、内閣支持率が前月比14ポイント減。にっちもさっちもいかない日本という感じですが、私は意地でも「自民党の次の総裁は?」という記事は書かないつもりです。政権交代ある二大政党制を実現するためには、仕事が無くてもかまわない。
【衆議院 平成30年2018年3月26日(月)】
日切れ法案20法案のうち、6法案が審議入りすら(付託すら?)せずに、年度末週を迎えました。年度内成立・公布は絶望的。私、一点、見落としていましたが「生活困窮者自立支援法、生活保護法、児童扶養手当法一括改正法案」(196閣法20号)が年度内成立絶望となってしまいました。前回の改正時に、最大野党が対案を示した、児童扶養手当年6回(1月、3月、5月、7月、9月、11月)支給の改正条項。それと、生活保護をめぐって、町村の福祉事務所的機能に、国が4分の3補助する条項。それと、進学支援金の新設の条項。こういったものが、新年度に食い込んでしまいました。話題になっている「生活保護の生活扶助基準の大幅引き下げ」は課長通達で、法定事項ではありませんが、野党の考えは分かりませんが、この法案は早めに仕上げてほしい気がします。
本会議、委員会などはありませんでした。衆議院も例年と比べて忙しい1週間となりそうです。
【参議院予算委員会 同日】
予算の自然成立は避けようというのが、与野党の一致した考えのようです。
「平成30年度予算案」は14日目となります。公聴会、委嘱審査を含めて、14日目です。そのうち集中審議は5日目。
タイトルは「安全保障、内外の諸情勢」。
与党・自民党も、森友文書改竄の質疑に集中しました。なら、1年前から「火消し」をしておけばよかったのに。
民進党は、副大臣経験者の増子輝彦党本部幹事長、副大臣経験者の白真勲さん、政務官経験者の舟山康江さんのそろい踏み。なので、激しく総理を責めず、想像ですが、衆議院立民国対では、「甘いよなあ」という感想が漏れたでしょう。
7時間強張り付けの安倍首相。今井尚人・政務秘書官が、出張後に首相と離れて、大阪に残ったのではないかとの質問に、急におどおどする場面がありました。ただ、民進党は政権担当があるので、米朝首脳会談、TPP11などの質疑に移りました。
質疑後に、各委員長からの委嘱審査報告が文書で提出されました。明日は午前9時半。
あすの参2時間、衆2時間の、「佐川宣寿氏証人喚問」が前半国会最大のヤマ場となります。
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(C)2018年、宮崎信行。
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Miyazaki Nobuyuki