投稿日時は2014年4月3日午前5時20分でそこからバックデート
【2014年4月2日(水)衆・国土交通委員会】
アベノミクス3本目の矢、海外インフラ輸出を拡大する「株式会社海外交通・都市開発事業支援機構法改正案」(186閣法18号)の審議に民主党の岡田克也前副総理のライバル、自民党1期生の桜井宏さんが登場しました。
桜井さんは「おはようございます。自民党、三重3区の桜井宏です」と切り出しました。わが国では選挙区名を名乗る人が珍しいのですが、英議会同様に、選挙区名をどんどん名乗った方が良いように思います。
のっけから、「この法案に賛成の立場から質問します」と切りだし、現役与党議員らしさをみせました。
そのうえで、「この法案は、私が勤めていた大成建設だけでなく、一緒に仕事をしていたハザマや安藤建設も喜んでいます」と成長戦略の即効性をアピールしました。
桜井さんは昭和31年生まれなので、岡田さんより3歳若いことになります。北海道生まれの北海道大学大学院卒で、大成建設勤務。元北見工業大学准教授で、自民党の公募に名乗り。地縁のない三重3区ですが、「四日市コンビナートなど産業施設が多い地域なので自分の経験がいかせると思い決断」(政官要覧2013年秋号)して立候補。
第46回衆院選(2012年12月16日)では、岡田克也候補12万6679票に対して、桜井宏候補は5万4903票を獲得し、比例復活当選しました。
[画像]答弁する民主党の大串博志さん。
【2014年4月2日(水)衆・農林水産委員会】
農業者戸別所得補償法案など農政改革6法案(政府提出2法案、民主党など提出4法案)の審査が午前9時から午後4時まで行われました。来週8日(火)も引き続き、二大政党案を並べて審査することになっています。提出者に名を連ねていない、維新の会の村岡敏英さんが「私たちが仲立ちします」との発言も飛び出し、コメ主食用米をはじめとする農業の直接支払いの恒久法制化に向けて、第186通常国会は農政の歴史的転換点になる可能性が出てきました。
民主党の大串博志さんが質問席に。
[画像]質問する民主党の大串博志さん。
政権交代後の平成25年度予算、26年度予算での「農業者戸別所得補償」について、林農相が経緯を説明しました。
「(2012年12月の)選挙後の予算は、すでに営農者が準備していたので、そのままのしくみを維持して、経営所得安定対策(に名称を変更して)存続し、新しい日本型直接支払のための調査費を計上した。その後で、自民党の農業改革プロジェクトチームで議論してきた」と経緯を説明しました。
質問席の大串さんは、「その過程が国民に開示されるべきであって、農家には、猫の目農政と言われるんです。どのような政策が出るかより、過程の透明性が優先されるべきなんです」とバッサリ。まさに自民党農政を根底から否定したともいえ、民主党との「DNAの違い」が審査スタートと同時に明らかに。
民主党の鷲尾英一郎さんが「猫の目農政で変わってしまうから、農家は経営判断ができない」と問うと、林農相は「経営判断というが、中長期的な経営判断ができるように今回の法案を出して法制化をお願いしている」とけむに巻きました。
[画像]答弁する鷲尾英一郎さん。
民主党の寺島義幸さんが「地元では『減反が廃止になって、(1万5000円から)7500円になるのか』とさんざん聞かれるので、(野党とはいえ)一生懸命説明しているけれども、なかなか説明できない」とし、「私は政策とはシンプル・イズ・ベストだと思っている」と主張し、ここでも自民党との根底からの違いを見せました。
[画像]質問する寺島義幸さん。
民主党の玉木雄一郎さんは「地元では、『じゃあ玉木さん、何をどれくらい作ればいいの?』と聞かれるので、『(政府与党の案は)4つの政策の柱があるのでそれをつかんでください」と(野党ながら)言っているが、もっとていねいに情報発信してほしい」と農相に迫りました。
ちなみに、自民党が「日本型直接支払」と称して、法案に入れ込んでいるのは、次の4本柱です。
(1)農地維持支払・多面的機能をさせる共同活動の支援(農地のり面の草刈り、農道の路面維持など)。
(2)資源向上支払(水路、農道、ため池の補修など)
(3)中山間地など直接支払(中山間地と平地の生産費の差額を現金交付)。
(4)環境保全型農業直接支援(カバークロップの作付への現金交付) 。
となっています。ちなみに、米への直接支払(Direct Payment)は法案の中にはありません。
玉木さんは「これが本当に直接支払ならば、法律(案)に書き込むべきだ」としました。
[画像]答弁する玉木雄一郎さん。
とにかく、「とことんクリーンでオープンな民主党」という路線が徹底されていました。
答弁席でもハッキリしていました。
維新の村岡さんが「あまり違いがないと思う」との感想を述べました。私はそんなことはないと思います。ただ、村岡さんはこの後、「両方与党を経験したのだから、選挙目当てでなく、農家のためにやってほしい」。これはまったく同感です。
二大政党案の違いを問われて、林農相は「民主党のみなさんと思いは同じ」と答弁しましたが、この後、大串さんは「先の見える農業ということで対案を示していきたい」と民主党路線の徹底を宣言。ここで上に書いた、村岡さんの「私が仲立ちします」との発言が飛び出しました。
維新で関東・埼玉県選出の鈴木義弘さんは「棚田というのはもともとあったわけでなく、この先も米作ができるとは思えない」ときっぱり。政府提出法案の説明資料では、棚田・段々畑の例として載っている写真は、山口県長門市。安倍首相、林農相ともに地元となっています。
結いの党の林宙紀さんは「私は先週の本会議で玉木議員に質問したが、『補償そのものに規模集約の機能がビルトインされている』との答弁をもらったが、私が聞きたかったのは生産調整(減反)という要件を外しても規模が拡大できるのかということを聞きたかった」と指摘。玉木さんは答弁席で「厳しいご質問ありがとうございます」と語り、民主党政権下で集落営農が大幅に増えた(13000→14700)ことを明言しました。林さんは選挙時はみんなの党でしたが「我々も選挙のときは、バラマキだ、バラマキだと申し上げたが、少し反省しないといけないかもしれない」と率直に述べました。
生活の党の畑浩治さんも共同提出者とはいえ、質疑のなかで、「現状は今の戸別所得補償でいくのが正しい」とおそらく地元の声をそのまま反映しました。
当然ながら、きょうのところは質疑は終局せず、来週火曜日にも審査が続くことになりました。
私見ですが、自民党農林族はこういうことを続けていると、成仏(じょうぶつ)できないと思います。
林議員のように「反省している」と述べるように、過ちをあらたむるにはばかることなかれ、の姿勢で、二大政党がしっかりと協議して、なるべく全会一致にちかい修正ができることを期待しています。
第186通常国会の静かな構造改革が衆議院農林水産委員会を舞台に始まりました。
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#kokkai 政府案と並んで、中根康浩さんら提出の議員立法も議題に。「介護・障害福祉従事者の人材確保法案」(186衆法10号)を壇上で中根さんが説明。提出政党は、「民み結共生社」の珍しい構図。民主党、みんなの党、結いの党、共産党、生活の党、社民党の6党(維新抜き野党)。
#kokkai 社会保障制度改革プログランにもとづく、地域包括ケアシステムに関する、政府の法案と、中根法案(介護人材確保法案)に対する代表質問。まず、自民党のとかしきなおみ前厚労政務官。
「大西健介さんが衆議院本会議で初答弁 散った同期の桜の分まで・・・2009年初当選組の事務局長的存在」#kokkai goo.gl/HxS7ea
農業直接支払いをめぐって政府案と民主党案が衆・農林水産委員会でともに趣旨説明され、審議入りました。#kokkai
あれ?ちょっと気になってるの彼ら彼女らのこと?RT @kAssy0121 真面目な話、あんなに得票減らしたら『返り咲きはしんどい』と思います。 RT @kokkai_live: 「大西健介さんが衆議院本会議で初答弁 散った同期の桜の分まで・・・2009年初当選組 #kokkai
#kokkai 今国会初めて条約の承認案件が審議入り。参・外防委員会で、
186条約15号から18号議案。
「日・UAE」、
「日・スウェーデン」
「日・英」
「日・オマーン」
おのおのの「租税協定」4本の承認案件が審議入りました。#kokkai
常任幹事会が開かれた。海江田万里代表は「新年度となり、消費税が増税された。消費増税は、社会保障の充実・安定と一体だという私たちの考えを、改めて確認したい」と述べた。 dpj.or.jp/a/104179 pic.twitter.com/oIqXc1Vr3g
#kokkai 衆・環境委員会では、閣法(内閣提出法案)186回国会36号議案。「核セキュリティのため放射線を発散させ人の生命に危険を生じさせる行為処罰法の改正法案」を審査。自民党の中堅、田中和徳・環境副大臣が質疑。#kokkai
「さあいよいよ新創刊!メルマガ版「今後の政治日程by下町の太陽・宮崎信行」 どうぞご活用ください」#kokkai goo.gl/omv93r
2014年4月1日午前9時30分、メールマガジン「今後の政治日程by下町の太陽・宮崎信行」の創刊号を配信しました。どうぞご購読ください。864円(税込)となっております。#kokkai regimag.jp/m/magazine/det…
参議院経済産業委員会(大久保勉委員長)は、「特許法改正案」(186閣法65号、参議院先議)を審査しています。#kokkai
sangiin.go.jp/japanese/joho1…
太田昭宏大臣が
「建設業法などの改正案」(186閣法61号、参議院先議」
「建築基準法改正案」(186閣法62号、参議院先議」
を趣旨説明。質疑は後日にて、きょうの参議院国土交通委員会は散会。#kokkai
参議院厚生労働委員会に小西裕之さん(民主党・新緑風会、千葉)が登場。「失語症」について。小西さんの亡父は、京都大学で博士号をとり、「ネーチャー」誌に2回掲載された科学者でしたが、晩年は失語症に悩んだとのこと。#kokkai
大串博志・衆農水委野党側筆頭理事が質疑。今はまだ一般質疑です。今国会、「コメ直接支払恒久法制化」に向けた、最大のキーマンになりそうです。#kokkai
#kokkai 衆議院環境委員会は、次回の日程は衆議院公報で知らせることにして、きょうは散会(会議を終了)しました。
「労働安全衛生法改正法案」の政府案(閣法64号)とみんなの党対案(参法7号)が同時に審議入り。田村憲久厚労大臣と、薬師寺みちよ参院議員(愛知)が趣旨説明しました。政府案「化学物質」「メンタルヘルス検査」、みんな案は「口腔検診」「受動喫煙」などに重点。質疑は次回。#kokkai
参議院経済産業委員会(大久保勉委員長)で、「特許法改正案(186閣法61号、参院先議)」が附帯決議つきで可決。次の参・本会議で可決し、衆院送付の見通し。#kokkai
参議院経済産業委員会(大久保勉委員長)は、衆院から送られてきた「貿易保険法の一部を改正する法律(案)」について、大臣から趣旨説明を聴取。質疑は次回にして、散会しました。#kokkai
おはようございます。朝から党 本部。党本部から議員会館に移動中、桜が満開でした。今日、午後の衆議院本会議で、医療介護総合推進法の質問に立ちます。心を込めて、行いたいと思います。 pic.twitter.com/V24IcEQG22
国会に提出した「介護・障害福祉人材確保法」の内容は、民主党のホームページにアップされています。この法案を提出した理由は単純。介護・障害福祉は主に国からの報酬による事業なので、消費税がアップするのに報酬が上がらなければ、4月から実質賃下げになるからです。今より下がるのはあんまりです
参議院外交防衛委員会(末松信介委員長)は、まずは一般質疑。宇都隆史さんが外相、防衛相に質問。#kokkai