
モクゲンジの黄色い花が満開・・・
モクゲンジは本州(日本海側)・長野・宮城に自生すると云われるムクロジ科モクゲンジ属の落葉高木・・・葉は奇数羽状複葉で小葉には不揃いの粗い鋸歯が見られる。
モクゲンジの名前の由来はムクロジの中国名:木患子を間違えて付けたのだとか・・・木患子の日本語読みモクゲンジになったんだね!
花は大きな円錐花序に黄色の小さな花をたくさん付ける!
円錐花序には雄花と雌花(両性花)を混生させている・・・(↓)雄花には8個の雄蕊と花糸の根元に付属体が見られる。 付属体は若い花では黄色で成熟すると赤くなる。
雌花には長い雌しべが伸び、短い雄蕊と付属体が見られる・・・受粉すると花弁は落下する。
花は虫媒花で多くの虫たちが訪れていた・・・
開花が早い花序では若い実が作られ、穂先に数輪花が残っているだけだった!
昨年、秋に撮影した果実・・・果実は蒴果で風船状に膨らみ、中に黒褐色の種子がある。 硬くなった種子は数珠に使われたのだそうだ!
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