かわ遊び・やま遊び雑記

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安中市庁舎建設:広報あんなか・・・情報不足だよ!

2021年02月28日 | 安中市庁舎問題

広報あんなか(3月1日号)が配布された・・・P4~5に庁舎整備の比較検討の記事が載っていた!

1ページ目には庁舎整備にかかる費用について書いてあったけど、幾ら掛かって、幾ら借りて、幾ら返すのか? 具体的なことは何も書いてない(怒)

現在地での建替にはどのくらい掛かり、旧安高跡地に新設ならどのくらいか? 大まかでも好いから書いてないと市民は判断できないだろう!

もしかしたら「検討しています」というアピールだけで、安高跡地案に誘導するために情報統制しているのでは? と勘繰ってしまう!

ちなみに現在地に古い庁舎のみ建て替えする案で25億、旧安高跡地に新設する案で55億と云われている。

費用として基金が有ると書いているけど幾ら使えるのか? ・・・調べたところ建設基金が4億α、地域振興基金が7億αで12億弱が使えるらしい!

次に合併特例債も使えると書いてあるが、安中市の起債限度額は159億弱で既に122億を起債しているので、37億程度しか残っていないんだ!

苦しい市財政へ負担を掛けないように市税を使わないで市庁舎整備しようとすれば、合併特例債を残り全部使っても旧安高跡地への新設は無理だろう。

そして、合併特例債を残り全部使ってしまえば、他の必要な事業が出来ないことになってしまうのだ!

さらに合併特例債は事業費の95%を起債でき、返済も元利合計の70%が地方交付税で支援を受けられると非常に美味しいことが書いてある!

でも、借金は借金なんだよ! 例えば建設費を一般財源を使わない程度の40数億として計算してみた!

40数億から基金12億を差引いた約32億の95%の30億を15年返済で利率1.5%で合併特例債を起債すれば利子は4億ちょっととなる!

この返済総額を35億として3年据え置きで12年間で返済すれば3億弱を毎年返すことになる。 

この返済金に関する国の交付税は70%の24億ちょっとになるので、残り30%の10億以上を市が一般財源から出すことになる。

さらに起債残額(5%)の2億を入れれば、市は12億以上の負担となるんだ・・・

ところが、現在でも借金の返済額(公債費)が毎年30億前後あるんだよ! 予算総額240億程度の市財政の内の30億・・・1/8が借金返済なんだよ! 

そして、建設基金は一般財源(市税)から、地域振興基金は合併特例債(借金)から出ていることも忘れてはならない!

40数億で計算してもこれだけ市財政を圧迫するのだから安高跡地に新設する50数億ならさらに圧迫するんだ! 

これ以上借金を増やさないためにも整備費は低く抑えなければならないんだ!

次に整備候補地の比較表だけど・・・

旧安高跡地は仮設庁舎費が掛からないと書いてあるけど、松井田や谷津の各庁舎を使えば現在地建て替えでも仮設費が抑えられるんだ!

そして市民サービス機能のオープンフロア・・・現在地への建替えでも本格的ではないにしろ出来るはずなんだ!

防災機能面では現在地では「庁舎内外でスペースが確保できない」となっているけど、その必要が有るのだろうか?

それよりも旧安高の建物を耐震補強して体育館とグランドも残して普段は交流スペース、非常時は災害対応スペースとして使う方がよっぽどいいと思うけどなぁ~

市庁舎にテナントスペースや市民活動スペース・市民ギャラリーなどを求めているけれど、これも旧安高内に整備すればいいのだと思う!

更に気になるのは松井田庁舎の扱いだ・・・どの案にしても支所として残すと書いてあるのだけど、問題は残される機能の質なんだ!

悪例として「よりそいコーナー」は本庁舎だけだし、「写真撮影を行って、そのままマイナンバーカード申請が出来る」支援端末も本庁舎にしか無いんだよ!

事程左様に松井田支所を使いづらくしていれば松井田地区は住み辛くなって行って人口減に繋がるのは自明の理だよね! 

行政はサルとイノシシ・シカなど獣たちが闊歩する太陽光発電装置だらけの荒野にするつもりなのだろうか!

 

市庁舎の整備について比較していますと広報しているのだから、正確な情報を知らせて旧安高跡地に誘導するようなことはしないで欲しいよね!

 

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