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華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

あともう一日

2017年03月04日 21時50分15秒 | Weblog
今日も午前シフト。
病院に着いて老人病棟へ向かったら勤務者リストに私の名前がない。もしかして間違って出勤しちゃった!?と思ったらリハビリ病棟勤務になっていた。中には両病棟を行き来するのが嫌いな人がいるんだけど、私はどっちでも気にしない。先の数日間で重ための患者さんが増えて、昨日などは腰が痛くなるほどだったので、正直なところ今日の変化は歓迎だった。

だがしかし。

たまに来るだけのスタッフには重い目の患者さんをまわされるのが暗黙の了解。リハビリ病棟の中で一番重たい患者さんを持つことになった。担当は看護師2名で10名。私が主に持った5名は全員要介助。なんでやねん。2人がシャワーを辞退してくれたから助かったけど、3名でも十分疲れた。

そのうちの1人は脳こうそくで右半身が不自由なおばあさん。歩くことができないため、コモードといって、排泄行為が行えるように穴が開いている駒付き椅子に乗せ換えてお手洗いに連れて行くんだけど、この乗せ換えが体力勝負。立つことができるのでベッドの柵につかまってもらって立っている間に背後で椅子を入れ変える。椅子っていっても病院いある患者さんようの椅子小さくない。それをおばあさんが転ばないように片手で支える間に空いている手で椅子を押したり引いたり。これが一度や二度なら構わないんだけど、ツイてないことに今日、おばあさんのお腹が絶好調で、なんと午前だけで5回もお手洗いへ。しかも数回は間に合わなかったのでそのたびにおむつを交換。これも立たせている間に交換するのだけど、転んだら困るので背後には椅子を準備。ゆえに作業をする体制に少々無理が出てきて最後には腰も悲鳴を上げ始めた。6回目がきたときはさすがにほかの人に行ってもらった。「ベストのケアがしたい!」といつも思っているけど、疲れるときはある。

そんなわけで土曜日なのに忙しかった。なのに「申し渡しやってね」と言われ、30分間で10人分の看護記録と病歴を飛ばし読み。誰一人知らない患者さんだったからもっとじっくり読まないといけないんだけど、そんな時間はなかった。やっつけ申し渡しになったけど致し方なし。午後のスタッフがちゃんと読んでくれるやろう。

帰宅。
Dが外食モードだったけど、なんだかんだで取りやめていつもの適当な食事。
私は明日も午前シフトだったので、昼寝は避けて夜は早く寝ようと思っていたのだけど、気が付いたら爆睡。2時間ぐらい寝ていた。体力が持たないのねん。今週は本当に肉体的に楽な日がない。というか、老人病棟もリハビリ病棟も体力勝負な看護の現場であることは間違いない。
明日は私の金曜日。どうやら明日もリハビリ病棟らしい。患者さんのこともわかったし、もう少しうまく立ち回るよう頑張ろう。

ただいま10時半。そろそろ寝なきゃーと思ってお弁当を準備してないことと、明日のユニフォームにアイロンをあててないことに気が付いた。トホー。とっとと片づけて寝よう。