本日ダブルシフト。信じられない思いで目覚ましを止め、病院へ。午後からの午前はいつやってもキツイ。
昨日担当した術後患者さんを今日も受け持つのかと思っていたら、また新しい患者さんを割り当てられた。術後患者さんのお世話をもっとさせてほしいけど、今日のリーダーは、仮に何か物申したら10倍ぐらいになって返ってくる人だったので、おとなしく新しい病室へと向かった。ちなみに基本的にウチのスタッフは術後患者さんのお世話を好む。高い看護知識が要求され、急な場面にも対応しなくてはならないことも多いため、看護師としての血が騒ぐんだと思う(投薬治療の患者さんたちが重要ではないといわないけど、急な変化が起こる可能性が低いのは事実)。ちなみに術後患者さんは今日のリーダーが担当した(暗に愚痴っている)。
さて。
今日の担当はアシスタント付きで7名。要介助の人が半分。ナースコールがほとんど鳴らなかったことが幸いして順調な朝だった。お昼前にはすべての作業を終えており、順調に看護記録も記入。ランチをみんなで一緒にとる余裕まであった。午後からは1人増えて8名。大きなドラマもなく良いシフトだった。
ひとつ書くとしたら。
昨日病院を出て家に向かう際、うちの病院へ向かうと思われる救急車とすれ違った(こちらの“救急車”は緊急時以外に患者さんの移動手段としても利用される。有料)。その時間10時半。「え、今から新規入院?」と思いながら車を走らせたのが昨夜のこと。
私はその患者さんの担当だった。すでに回復の見込みは低く、緩和ケアを施すかどうかという段階。半日様子を見ながら、患者さんの家族やドクター、先輩看護師と相談し、今日の夕方、緩和ケアを始めることになった(積極的な治療は中止し、患者さんが痛みや様々な苦しみから解放されるお世話に重点を置く)。そうと決めたら患者さんの家族に今後どういうケアをするか、どんな結果が予想されるかなど、“そのとき”が来るまでの経過を説明しなくてはならない。それが私には荷が重く感じられて婦長にお願いした。婦長が患者さんに話す横で一緒になって聞いていた。“死ぬ”ということを当たり前のこととして受け止め、淡々と説明する姿に「私にはまだできそうにない」と未熟さを痛感。淡々と話をする方がご家族に対してはいい。私はまだ家族を亡くす人の悲しみにすぐ感情移入してしまうので、プロとしては失格。もっと経験を積んだら、凛とした態度で対応できるようになるのかなぁ。こういう状況に慣れる日が来るんやろうか。
緩和ケアの患者さんを受け持つときはいつも以上に厳かな気持ちになる。これまでまったく知らない人だったにも関わらず、人生の最期に立ち合わうことになったご縁を大切にして、出来る限りのことをしたいと思う。
明日は午後シフト。日曜日だから忙しくもなく呼び出される可能性は低いはず。一日中立ちっぱなしで足がパンパン(万歩計は18000歩、12キロを記録)。さすがに15時間は長い。しっかり・ガッツリ寝るぞー。
昨日担当した術後患者さんを今日も受け持つのかと思っていたら、また新しい患者さんを割り当てられた。術後患者さんのお世話をもっとさせてほしいけど、今日のリーダーは、仮に何か物申したら10倍ぐらいになって返ってくる人だったので、おとなしく新しい病室へと向かった。ちなみに基本的にウチのスタッフは術後患者さんのお世話を好む。高い看護知識が要求され、急な場面にも対応しなくてはならないことも多いため、看護師としての血が騒ぐんだと思う(投薬治療の患者さんたちが重要ではないといわないけど、急な変化が起こる可能性が低いのは事実)。ちなみに術後患者さんは今日のリーダーが担当した(暗に愚痴っている)。
さて。
今日の担当はアシスタント付きで7名。要介助の人が半分。ナースコールがほとんど鳴らなかったことが幸いして順調な朝だった。お昼前にはすべての作業を終えており、順調に看護記録も記入。ランチをみんなで一緒にとる余裕まであった。午後からは1人増えて8名。大きなドラマもなく良いシフトだった。
ひとつ書くとしたら。
昨日病院を出て家に向かう際、うちの病院へ向かうと思われる救急車とすれ違った(こちらの“救急車”は緊急時以外に患者さんの移動手段としても利用される。有料)。その時間10時半。「え、今から新規入院?」と思いながら車を走らせたのが昨夜のこと。
私はその患者さんの担当だった。すでに回復の見込みは低く、緩和ケアを施すかどうかという段階。半日様子を見ながら、患者さんの家族やドクター、先輩看護師と相談し、今日の夕方、緩和ケアを始めることになった(積極的な治療は中止し、患者さんが痛みや様々な苦しみから解放されるお世話に重点を置く)。そうと決めたら患者さんの家族に今後どういうケアをするか、どんな結果が予想されるかなど、“そのとき”が来るまでの経過を説明しなくてはならない。それが私には荷が重く感じられて婦長にお願いした。婦長が患者さんに話す横で一緒になって聞いていた。“死ぬ”ということを当たり前のこととして受け止め、淡々と説明する姿に「私にはまだできそうにない」と未熟さを痛感。淡々と話をする方がご家族に対してはいい。私はまだ家族を亡くす人の悲しみにすぐ感情移入してしまうので、プロとしては失格。もっと経験を積んだら、凛とした態度で対応できるようになるのかなぁ。こういう状況に慣れる日が来るんやろうか。
緩和ケアの患者さんを受け持つときはいつも以上に厳かな気持ちになる。これまでまったく知らない人だったにも関わらず、人生の最期に立ち合わうことになったご縁を大切にして、出来る限りのことをしたいと思う。
明日は午後シフト。日曜日だから忙しくもなく呼び出される可能性は低いはず。一日中立ちっぱなしで足がパンパン(万歩計は18000歩、12キロを記録)。さすがに15時間は長い。しっかり・ガッツリ寝るぞー。