華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

“隣りの芝生”? “井の中の蛙?”

2012年10月22日 21時19分23秒 | Weblog
今日も午前シフト。そして昨日と同じ“重たい”患者さん3名を担当。
昨日と今日担当した患者さんの一人はすでに4ヶ月以上入院していて、残念ながらよくなる可能性は低い。近頃では体力も落ちていて自分でできることが減っている。もちろんフルケアが必要。スタッフ視線で言ってしまえば“本当に手のかかる”患者さん。なので先輩看護師も担当したくないようだ。この先私が担当する機会は多いと思う。まぁ、新人ならではの宿命かな。

シフトが終わった後は所要で隣町にある大きな病院に行った。初めて訪れたこの病院を見てビックリ。私の勤める病院の10倍ぐらい大きい。うちは70強のベッド数に対し、こちらは400以上あるよう。
この病院で大学の同級生が新人研修を受けているので、連絡を取ってお茶を飲んだ。
話を聞いているとまず教育体制が全然違う。大きい病院なのでシステムがしっかりしている様子。あと扱う病状も多種多様。同じ新人なのに、こちらの病院の方が学ぶべきことが断然多そうで、正直嫉妬を覚えた。
私は自分の病院が好き。小さい規模ならではの良い面はたくさんある。しかしこの病院でずっと過ごすことは、自分の可能性を狭めてしまうだろうとは思っていた。私はどうせなるなら“良い看護師”になりたい。そのためには経験は不可欠。今は目の前にある仕事でアップアップしているし、今の病院が契約更新してくれるかどうかも怪しいけど、少しでも現状に余裕を感じられるようになったら、ステップアップについて考えようと改めて思った。

働き始めてほぼ4カ月が経過。人間関係にも仕事にも少しずつ慣れも出てきたところ。そんなタイミングで友達と話す機会があったのは、初心を思い出すにもよい刺激になった。「たるまずに精進せよ」とのお告げかな。頑張って働こっと。

なので“重たい”患者さんの担当が続いても気にしなぞー。ひとつひとつが勉強だ!!

…この前向きな気持ちが少しでも長く続きますように
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