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華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

ドラドラ☆ドライブ

2011年10月04日 22時01分21秒 | Weblog
先にも記したように、今日は長時間ドライブした。

事前にネットで地図を確認。とはいえ、GPSを持っているから地図は要らんだろうと思ったのが間違いだった。このGPSのバージョンが古く、ここ数年で新しくできた高速道路のデータが入っていなかったのだ。これは友人からもらったものなんだけど、彼と2人で出かけている間もよくトンチンカンなアドバイスをくれ、気の短い彼はよくGPSに怒鳴りつけていたものだった。今日もそのトンチンカン振りを発揮。案の定、家を出た瞬間から私の思う方向とはまったく逆方向を示してくれた。しかし。私は幸いにして“地図が読める女”。それどころか実は地図を読むのが好きだったりする。なんというか、どこに何があるのかを把握するのが好きらしい。ネットで見た地図を記憶でたどり、GPSのアドバイスとは違う方向へ走っていったけど、結果的には私の勘と記憶の勝利

運転が特別好きなわけではないし、しかも知らない道ということもあって、走っている最中から緊張のため肩が張っていくことを感じるほどだった。しかし、向かうのは田舎方面。感覚としては兵庫県南部から北部へ走っていくような感じだろうか。もともと私の実家近くも車で5分も走れば畑が広がるようなところ。高速道路なのに壁も何もなく、ただ広々と横に広がる風景を見ているとなぜか懐かしい思いがこみ上げ、どんどんいい気分に。
余談だが、旅は好きで、特に行ったことのない街の風景を眺めているとそれだけでワクワクできる。ニュージーランドへ一人旅をしたとき、ある観光地へ向かう時の片道がバスで3時間だった。人口より羊の数の方が多いと言われるNZ。びっくりするほど似たような風景ばっかりだったけど(ひたすら農場と羊)、3時間飽くことなく車窓を楽しんだ記憶がある。
高速道路とは言え車両も多くなく、100キロで走っていてもその速さを感じないほどだったので(風景が変わらないので)、走っていく中で運転が思ったほど苦痛ではなくなっていき(私は高速道路と街の中の運転が嫌い)、途中車窓を楽しむ余裕もあったりの往路約2時間だった。

さて。
実は本日の用事とは面接だった。Toowoombaという街にある病院の、来年2月から始まる新人研修に応募。応募だけは何十通としたけれど、面接までこぎつけられることはほとんどない。まだ看護師資格を持たない私は対象外になる可能性が高く、ほぼ書類で落される。そんな私にチャンスをくれた奇特な病院だったのに、正直言って面接は散々だった。病院に着いたのは面接10分前。街に入ってから少し迷ったため、時間に余裕がなくなってしまった。そして早起きと長距離ドライブ、そしてなんだかんだ言っても積もっていた緊張感からか集中力に欠けた。また、私が到着を告げた時すでに先方は面接準備ができていたようで(どうもこの日のトップバッターだったよう)、息つく暇もなく面接の部屋へ。3人の面接官のうち2人はニコリともしない。調子がつかめないまま面接を受け、あっという間に終了。最初に「この街に来たのは初めてです」と告げたのだが、帰り際「観光でもして帰りなさい」と送り出され、採用はないな…と思い知った次第。何を言っても私の準備の不足でしかないが、不本意な結果となってしまった。

散々だった面接の所要時間は約15分。

そしてまた2時間の復路。

もう笑うしかない

給油をし、そこでコーヒーも買って少し休憩。そして再び2時間の旅路へ。寝不足によるナチュラルハイと面接終了により緊張が解けたことに加え、情けなかった自分の面接の受け答えを思い出していたら妙なテンションになり、車の中でひとり「ガーッ」とか「ダーッ」とか「うぉー」とか叫びながらジタバタ。しかし、再度眼前に広がるのどかな田園風景に徐々に癒され、さらに勢いをつける(!?)べく「よし、歌でもうたおう!」と頭の中で選曲開始。そして出てきたのが「函館の女」(北島三郎)・永谷園のお茶漬けバージョン。

♪は~るばっる~来たぜ さぁっけ茶漬け~ あ~なたと~食べたい さけ茶漬け~ なーがたにえんのぉぉぉぉ~ さけ茶漬けだよぉぉぉぉん~
(ちゃんとサブちゃん風に歌わせていただきました。それにしても。この歌をわかる人が、一体どれほどいるだろうか?)

こんな感じで大声を出していたら、一人身悶えも少々マシに。この後「北国の春」(千昌夫)、「春の空」(森山直太朗)ほかを誰も聞いてないことをいいことに熱唱しながら帰ってきた。それにしても幼少の頃の記憶とはすごいもの。小学校高学年のころ大ファンだったチェッカーズの「Long Road」(アルバム「Flower」より)をフルコーラス、すべて空で歌うことができ、我ながら感心してしまった。当時は「郁弥の嫁になる!!」と思い込んでいたナー。まさか南半球の白熊くんの元へ嫁ぐことになろうとは…人生ッテワカラナイモノナノネ。

帰り道は早く感じるとはよく聞く話。お気楽モードで走っていたら復路の2時間は本当にあっという間だった。帰宅後は簡単な昼食を取って惰眠を貪り、そして現在に至る。
何かと疲れた一日やった。

さー、面接も終わったし、明日からまた勉強。頑張るぞー。

ひとり小旅行

2011年10月04日 05時46分07秒 | Weblog
夜になるとなぜかネットの調子が悪い。なので更新が難しい。毎日来てくださってる皆さん、すみません。しかしなんでやろう? 近くで夜中に工事でもしてるのかしら??

さて。ただいま朝の6時前。なぜこんなに早起きをしたかというと、我が家から車で約2時間走ったところにあるToowoombaという街で朝の8時半にちょいと用事があるから。ただいま出発10分前。なのに化粧はこれから。うぃー、急がないと。とは言え、急いで事故ったら元も子もないので安全運転でgo。

あんまり運転自体が好きではない。どちらかというと乗せてもらう方が好き。日本にいるときだってこんな長距離ドライブをしたことはなかった。しかも一人で。だから昨日の晩はちょっとナーバスだった。Dに「一緒に行こうよ」と行ったら「ボクは家にいるよ(ニコ)」。ほんっとに引きこもりなんだから!

朝はまだ冷えるなぁ。がんばって行ってこよーっと。