華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

進歩?

2009年09月07日 23時47分06秒 | Weblog
少しずつ勉強のペースをつかみつつある。現在8週目/13週。今頃何を…って感じやけど事実やから仕方がない。
いくら書いても言い訳やけど、私は学校が始まる前日にこちらに来たので、本当に何の準備もしていなかった。学校が始まってみて知った、やらんなあかんことの数々。そこに加えて普通に進行していく講義。もちろんその中には知らん単語が満載。やっと落ち着いてきたぞーと思ったところでやってきた課題たち。ほんま落ち着くことがなかった。

今は中間テスト的な課題はすべて終えて少しゆったり。加えて慣れ始めた看護科の授業、少しずつ覚えた単語たちのおかげでだいぶ楽になっている。ひとつひとつの課題に注げる集中力も少しずつUP。Creative Industries時代はただの“パス”である4(こちらの成績は7段階で4が及第点。7が最高点)なんか要らんと思っていたけど、今はとりあえずパスできりゃいいと思っている。とはいえ、最初から4狙いだと3を取りそうなので、目標は高く“5”に定めた次第。
看護科はマジでしんどい。ほんま選択誤ったかな?って思うぐらいに。でもその分やり甲斐もある。負けるもんか!と思って日々戦っている。仮にこのコースに失敗したとしても、自分のできることをやった後でないと自分を嫌いになりそうやから精一杯やっている。結果が出てみないとわからないけど進歩は時折感じられるので、今のところまだモチベーションは高いまま。この調子で最後までいけることを願う。

さて。
進歩といえば。
何度となく書いてきた注射嫌い。先日受けた3本の注射がB型肝炎の抗体を体内に作るための注射であったとやっと知った。遅すぎるっちゅーねん。何はともあれ、その抗体がめでたく体内に根付いたかどうかを調べるための血液検査を今日受けてきた。というか血液を抜かれてきた。注入されようが抽出されようが、針が刺さることには違いないのでどっちも嫌い。
だけど。
今日は比較的冷静だった。針が刺さるところも見ていたし、苦手な血がチューッと注射器の中に流れていくところもジーっと眺めていた。以前なら「針! 針!!」「血がぁ~~~~」とか言って力が抜けてイスから転げ落ちそうになっていたのに、今日はそれらを観察。

これも進歩かしらん

毎日日にち、看護に関する講義を聞き、かつ注射を施す練習も始めたためか、だいぶ注射に対する恐怖心がなくなってきたよう(…と思いたい)。実際注射の練習していたときは、いかに自分のような小心者の患者さんを安心させるか、痛みを最小限度に抑えるかを気にしながら練習台に針を刺した。私のような思いは自分の患者さんにはしてほしくないもんねー。
といって、喜んで注射されたいわけでもないけど。
一年後にこの抗体を完全なものにするために注射をされなくてはならない。そのときに今のような気持ちでいられるかわからないけど、進歩していることを願う。

と同時に。
注射というのは基本的に技術者(医者とか看護師)によって処方されるもので、患者自身で打つものではない。

しかし例外が。

糖尿病患者のインシュリン注入。

これは自分でやってもいいらしい。
それを知った時点で「絶対糖尿病にはならねぇ!!」と心に誓ったのは言うまでもない。
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