華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

情けは人のためならず

2007年08月16日 16時34分00秒 | Weblog
先週の日曜日から洗濯機が壊れている。
おかげで日々、洗濯物の手洗いを余儀なくされている。
こちらの洗剤が合わないらしく、手はガサガサ。特殊メイクなしでも「E.T」に出演できそうなほど
日本でも見かけるメーカーのものは高いし、それ以外は信用ならないので買いたくなかったんやけど、必要に迫られて某有名メーカーのハンドクリームを買った。今のところ何事もなく、ガサガサも少しはマシ。

閑話休題。

洗濯機は7人のHOUSEMATESで使っており、ないとそれはそれは不便。ただ、他の人々は別の棟に知り合いがいたりするらしく、ちょっと使わせてもらったりしているよう。そんなツテのない私は一人ゴシゴシ
学校に行っている間に事務所の人間は帰るため、他の住人に交渉をたくしていたんだけど、3回の電話と1回の直談判にも反応なし。
どこまでLazyやねん、Aussieたちよ!(このフレーズ、何回使ったやろう?)。

今日木曜日は授業がお昼で終わる日。

今こそ私の出番やね

「こりゃガツンと一発言うてやらにゃーいかん!
と思って帰りのBusの中では「アナタたちはLAZYだ!」「いつになったら直すんだ!」とアレコレ言うセリフを一生懸命考えていた。たどたどしい英語じゃなめられるかんね。いったん部屋に戻り、まだ直っていないことを確認するとすぐさま事務所へ。

「たのもう!」

とは言わんかったけど、そのぐらいの気持ちでドアを開け、
「私はここの住人だ。10日間ほど洗濯機が壊れている。一体…」
とまで言いかけたところで、事務所のおばちゃんに
「あ、それ明日修理に来るから」
と一蹴されてしまった

「あ、あぁ、ほんまですかー。アッハッハー」
と愛想笑いを浮かべて事務所を出るときの敗北感ったら

何はともあれ明日直るらしい。良かった良かった。

そして部屋に入り、窓を開けて喚起をしていると、
“ガリュッ”
と妙な音が。
よーく見たらブラインドの紐が外れてる。しかも明らかに私の過失
冷や汗をかきながら一生懸命直しているとHOUSEMATESのSOPHIAとSIMが帰宅。ビューンと飛んで行き現状を説明すると
「あぁ、それ他の棟の同級生も同じことになって事務所に直してもらっていたわ。YOSHIMIもそうしたほうがいいわよ」

なんとー

さっきまであんなに「文句言うたんねん」って息巻いていたのに、今度はペコペコお願いにあがるはめに。しかも何て言うていいかわからん。

幸いSOPHIAが一緒に説明に行ってくれて、たどたどしい英語を駆使した結果、洗濯機と合わせて明日直してもらえることに。

ほんと、人間、偉そうにモノを言うもんぢゃないわねー
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