6月11日、日刊ゲンダイの記事です。
(引用) 民主党の鳩山由紀夫が、「反野田」の姿勢をヒートアップさせている。
内閣改造の翌5日、組閣人事について「ミサイルのスイッチを入れる権限を有する人が、選挙の洗礼を経ない方でよいのか」と、民間人の森本敏を防衛大臣に就けたことを批判。
内閣改造の翌5日、組閣人事について「ミサイルのスイッチを入れる権限を有する人が、選挙の洗礼を経ない方でよいのか」と、民間人の森本敏を防衛大臣に就けたことを批判。
6日にはBS11の番組で「民主党をつくった張本人として『民主党を割る』とは口が裂けても言うべきではないが、行動すべき時は行動しなければならない」と発言。さらに9日は、「私は消費税率を4年間上げないと明言して政権交代の選挙戦を戦った張本人だ」と、増税法案の採決で「造反」すると予告したのだ。
官邸周辺は「どうせ口先だけさ」「いつも最後はぶれるから」と、バカにしているが、果たして由紀夫は、どこまで離党を覚悟しているのか。
「いま由紀夫さんは、『創設者として民主党を割りたくない』という気持ちと『いまの民主党は自分が目指したものではない』という思いの間で、揺れ動いています。ただ、造反の方にどんどん傾いている。(略)
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。「多くの民主党議員は、タカをくくっていますが、鳩山さんはボンボンだからなのか、最後は『エイ、ヤッ』と真っ暗な崖の上から飛び込むクソ度胸がある。昨年は本気で菅内閣への不信任案に賛成しようとしていた。造反する可能性はゼロじゃないと思います」
野田首相も鳩山由紀夫の「造反」にピリピリしているという。「小沢一郎が造反したら除名すればいいと野田首相は考えていた。でも、鳩山由紀夫もとなると、さすがに代表経験者2人を追放するわけにはいかない。まして、鳩山由紀夫はオーナーです。首相は頭を痛めていますよ」(官邸事情通)
野田首相も鳩山由紀夫の「造反」にピリピリしているという。「小沢一郎が造反したら除名すればいいと野田首相は考えていた。でも、鳩山由紀夫もとなると、さすがに代表経験者2人を追放するわけにはいかない。まして、鳩山由紀夫はオーナーです。首相は頭を痛めていますよ」(官邸事情通)
とても、消費増税法案の「採決」まで持っていけないのではないか。 (終了)