こっちゃんと映画をみまちょ♪

レビューと呼ぶほど中身なし。しかし中身が無いのも中身のウチよのぅ。・・・なんちって。

試写会が多いときは応募先を絞りましょう

2006年05月11日 | 試写会に燃えた日々

さて、試写会ラッシュです!(≧∇≦)/□☆□\(≧∇≦ )カンパーイ!!

この画像のカレンダーを見てもらえれば分かりますが、赤字のところがこっちゃんが応募している、今月(2006年5月)の試写会日程です。しかも、この日程の書き込みは、今現在もまだまだ増え続けてます。

(>∀<)キャーーーーーーッ! これは 何とも嬉しい悲鳴ですね。

そこで、この状況に合わせて”とにかく全部にハガキ3枚出すぞ攻撃(こちらの記事参照)は一時中断。
ちょっとヤリ方を変えてみました。身体とお金が持ちませんので(笑)

そこでまず、《表-1》をご覧下さい。

《表-1》

【会場名】

  1. ユナイテッドシネマ札幌
  2. 共済ホール 
  3. 共済ホール 
  4. 共済ホール 
  5. 共済ホール 
  6. 共済ホール 
  7. 共済ホール 
  8. 共済ホール 
  9. 共済ホール 
  10. 共済ホール 
  11. 共済ホール 
  12. STVホール
  13. 共済ホール

これだけでは何だか分からないですが、実はコレ5月中に催される映画ポセイドンの試写会です。
2006.05.11現在、なんと13箇所で”試写会募集”をしていました!
きっと、企業にとっては試写会用の”目玉作品”といったところなんでしょうね。

それにしても13箇所とは・・・( ̄∀ ̄*)オオイデスネ...

ところが、これにはちょっとしたカラクリがあります。
まず、この【会場名】に、【開催日】と【主催者名】を追加してみましょう。

それが《表-2》です。

《表-2》

【開催日/会場名/(主催者名)】

  1. 5/19 ユナイテッド (HTB)
  2. 5/22 共済ホール (講談社少年シリウス6月号)
  3. 5/22 共済ホール (講談社月刊マガジン)
  4. 5/22 共済ホール (講談社マガジンZ)
  5. 5/22 共済ホール (講談社ヤングマガジン)
  6. 5/22 共済ホール (講談社BE・LOVE)
  7. 5/22 共済ホール (講談社イブニング)
  8. 5/23 共済ホール (ファミ通.com)
  9. 5/23 共済ホール (角川書店DVDでーた)
  10. 5/23 共済ホール (角川書店北海道ウォーカー)
  11. 5/23 共済ホール (秋田書店YC10)
  12. 5/26 STVホール (STV)
  13. 5/26 共済ホール (UHB)

更に、これを【開催日】と【会場名】ごとにまとめてみます。 すると・・・

《表-3》

   【開催日/会場名/(主催者名)】

  1. 5/19 ユナイテッド (HTB)
  2. 5/22 共済ホール (講談社:6誌)
  3. 5/23 共済ホール (角川書店東京+角川書店北海道+秋田書店+ファミ通)
  4. 5/26 STVホール (STV)
  5. 5/26 共済ホール (UHB)

とまあ、こんなカンジになるではあーりませんか!
つまりは「結局 試写会は5件である」というのが分かります。

「同じ映画だけで13件も抽選がある!」と驚いても、その”本体”は結局5箇所なんですね。

まさかこんな人はいないとは思いますが、もし13件全部にハガキを3枚ずつ書いてたら、
それだけで1,950円(笑)
そんなにコストをかけてたら、割りに合ったモンじゃありませんので是非お止め下さい。
あ!そんなコトをこっちゃんに言われるまでもなく、
「映画館で観た方がまだマシ」だと皆さんだったら気がつきますよね。 スミマセン

 

ま、そんなわけで、このように多くで募集をしているような場合、上記のようにチョイと整理してみることが必要になってくると思います。みなさんも、「あれ?この映画の試写会多いな。」と感じたら、ぜひ何か余った紙のウラでも使って、上のようにサラサラっと書き出してみて下さい。そうすると ”ある可能性”が浮かび上がってきます。

これからひとつずつ説明していきますネ。

【可能性:1】 5/22 共済ホール(講談社:6誌)の場合

要は全部同じ会社の主催というコト。しかもこの6誌のうち4誌に関しては郵便番号まで同一(宛名の係名は違いますが)です。ここでは恐らく、わざわざ届いた大量のハガキを各”係”ごとに別けてから抽選などはしないでしょう。しかも今回は、講談社全体で「全国5会場で2200組を選び出す」という超ド級プロジェクト!せいぜい、各会場ごとに振り分けるのが精一杯に違いありません(あくまで予想)つまり、この4誌は”まとめて1件”と考える方が良いですね。となれば、答えは明白。

もし同一名義で送るつもりなら、この4誌については要注意!”どこか一箇所に絞ってでも、4誌バラバラでも良いですが、必ず名義を変えて送る”方が良いと思います。もちろんそれは、こちらの記事にも書いた”重複者はハジかれる”という可能性があるからです。

ただ、気になるのは 同じ講談社でも送り先が違う(郵便番号・住所が異なるという意味です)2誌の分ですが、コチラも同社の「5会場550組1100名」のまったく同じ枠の内ですので、最終的にはデータが一箇所に集計され、結局”重複者はハジかれる”可能性は捨て切れません。

そこで結論___。

このような場合は、どこか一箇所に絞って応募する!
(複数応募する場合は、6件全体の中で氏名が重複しないように注意)

これで良いかと思います♪

 

【可能性:2】 5/23 共済ホール(角川東京+角川北海道+秋田+ファミ通)の場合

この4件につきましては、応募先が全てバラバラ。募集人数もバラバラです。(ファミ通はネット応募のみ)つまり別々な会社が、同じ日時に同じ会場を使って一作品の試写会をするという形。ちょっと珍しいカンジの試写会ですが、こんなのもあるのですね。

もし「絶対この日の試写会に行きたい!」と思うなら、確かに4件全部に応募しても有効だと思います。でも、「とにかく映画を観れれば(いつでも)良い」という人は、このうち一件だけを選び応募するだけで良いでしょうね。その場合は「なるべく字数の多い宛先である、簡単なアンケートに答えるなど手間のかかる募集に応募する」方が当選確立が上がると思います。ネットはお金がかからないし、カンタンなので”ダメもと感覚”なら良いのですが、そうでないなら それだけに頼るのは止めた方が良いですね。

要は「人は面倒とお金をかけたがらない生き物」だということ。そこを狙うところに意味があります。ネット応募が当たりにくいのは単純にハガキよりも応募数が多いからでしょう。地元で抽選する試写会よりも都道府県から記入しなければならない東京とかの抽選の方が、こっちゃんの場合当たりやすいようです。(「県庁の星」「LIMIT OF LOVE海猿」などは、東京抽選のものです。その時、地元の抽選結果は惨敗でした...ううっ)

そこで結論___。

このような場合は、特にこの日や会場などにコダワリがなければ、「募集4件全部まとめて1件なんだ」と考える。

これで良いと思います♪

 

【可能性:3】全体を見てわかること。

今回の「ポセイドン」試写会は、以上のように5つのイベント(まだ増える可能性があります)というのが分かりましたが、1本の映画がこれほど試写されるケースはごく稀(まれ)だと思います(特に北海道では)これだけの数の試写会があるのならば、きっと応募人数が幾分 方々に分散されたのではないでしょうか?

とすると、「後半になって募集発表になった試写会は当選率がやや上がるのでは?」という期待が沸いてきます。もしかしたら[UHB]さんの試写会などは、今回チョット当たりやすいかもしれませんね?(安易な想像ですけど)

とにかく大切なことは1本の映画にかけるハガキの枚数に上限を決めること。実際に応募する枚数は上限の範囲内で、その作品を観たいレベルで決めるのが良いと思います。もちろん上限が1通でも良いわけです。

こっちゃんの場合「一箇所に最高3枚、全体で最高6枚」これが上限です。これ以上応募しても、ダメなときはダメ。当たらないときは当たりません。全体上限の6枚は「300円までは賭けてみてもいいな」という気持ちからきたモノですね。

さて結論___。

今回の「ポセイドン」に関しては、最高6枚で応募STOP!

そんなわけで、長々と書きましたが、このように『全体の流れを見て応募先を選ぶ』と言うのが大切なコトだと思います。

こっちゃんが今回この中から応募した「ポセイドン」試写会は、

  1. 5/22 共済ホール (講談社イブニング)・・・・1通
  2. 5/22 共済ホール (講談社ヤングマガジン)・・・・1通
  3. 5/23 共済ホール (角川書店北海道ウォーカー)・・・・1通

これだけです。こっちゃんの場合はやっぱり”ペア券”狙いで上記の応募となりました。
あと3通を「UHB」に応募してみようかな?と密かに思案中です(言ったら”密か”にならんがな)

せっかく送るハガキ。手間もお金もかけているのですから、何とか実らせたいですよね。
みなさんも何か”秘訣”や”攻略法”があったらぜひ教えて下さい♪
こっちゃんでした

 

応募メモをつけてみよう  この記事  応募で大切なこと【こっちゃん10ヶ条】

 

 その他の試写会記事はコチラからドーゾ

   

 


青いうた のど自慢 青春編 (2005)

2006年05月10日 | いかすMovie
こっちゃんポイント ★★★★
鑑賞環境  試写会 
上映時間 115分
製作国 日本
公開情報 劇場公開 (シネカノン)
初公開年月 2006/05/13
ジャンル ドラマ/青春/音楽

山と海を望む青森県のむつ市。問題を起こして留年している達也(濱田岳)は、卒業が一緒になった弟の良太(冨浦智嗣)に頼まれ、友人の俊介(落合扶樹)と恵梨香(寺島咲)を誘って卒業式のパーティーで歌の出し物をすることに。卒業後、達也は工場、良太は中華料理店、恵梨香は美容学校、俊介は東京の高校へ進学と、それぞれの生活を歩み始めた。達也は恵梨香とつきあい出すが、金儲けを夢見て東京へと向かう。離ればなれになった4人だが、1年後、むつ市でのど自慢が開催されることを知った良太は、もう一度4人で歌うことを願い、大会に申込む。

 


(goo映画より抜粋)

ボクにも。キミにも。アナタにも。みんなにあるある”青春時代”。

その頃はそんなに良いとは思わなかった”あの頃”を、今になって懐かしくこう思い出します。
あぁ。何をやるにも”一生懸命”で輝いていたな。そして”純心”だったなァ、と。

この「青いうた のど自慢 青春編」は、そんなことを思い出させてくれる映画です。
せめて”こころ”だけでも あの頃の純粋さを取り戻すことは出来ないものか?

え?無理だって?・・・即答ですか。 ハアー

 

「のど自慢」 という井筒カントクの映画を知ってますか?
群馬県を舞台に売れない演歌歌手の赤城麗子(室井滋)が、「のど自慢」の大会に出場するというお話です。

この「のど自慢」とはモチロン、もちろん相次ぐ不祥事を起こしながらも受信料を出しなさいと庶民に訴えかけるアノ某TV局 N○Kの番組のこと。
「日曜のお昼12時15分はコレにかぎるのぅ。」という、ジッチャン&バッチャンも多くいると思われる超有名な長寿番組でもあります。
みなさん良く知ってますよね?

この映画「青いうた のど自慢 青春編」は、その井筒監督の「のど自慢大会を通して人と人の心が結びついてゆく」というコンセプトを、若手の金田敬監督が引き継ぎ、あらたな”のど自慢エピソード”として世に送り出した新作です。ちなみに赤城麗子もゲスト的に出演してました。(笑)

実はこの試写会当日、この映画のエンディングで流れる主題歌を唄う「HAYABUSA」の二人と、金田敬監督が会場にいらっしゃいまして、この映画に対する想いや、その歌の出来上がった経緯など、色々と興味深いお話をしてくれました。
そして「HAYABUSA」は、この映画の中でとても大切なシーンで斉藤由貴によって唄われる「木綿のハンカチーフ」と、主題歌「Miracle(ミラクル)」を唄ってくれましたよ。

今回は北海道のFM局[AIR-G’]の後援ということで、映画番組をやってらっしゃる坪田佳代子さん(北海道では結構知られている方です)の フレンドリーで和やかな司会進行で約30分ものミニ・イベント付きの上映となりました。またまたラッキーですね♪

最近、こういう楽しい試写会が多くて嬉しいです~(*´ー`*)♪るん

そんなイベントの後に上映となった この「青いうた のど自慢 青春編」ですが、これがなかなか良いのです!またしても思わずウルッときてしまう場面がありましたね~ あちこちに。

前は海、後ろは山。そんな長閑(のどか)な景色に囲まれたこの映画の舞台:青森県むつ市。田舎の空気に包まれた下北のこの土地で、お金持ちになることを夢見て東京へ出る少年:達也(濱田岳)を中心に、弟、カノジョ、そしてその友人の4人の若々しい姿を描いた作品です。

互いに仲良く過ごした下北の高校を卒業した後、それぞれの道に進みバラバラになってしまう4人。

夢に向かう希望、遠距離恋愛、兄を想う弟の気持ち、仲間を大切に感じる心....
そんなものが時間とともに少しづつ形を変え、そして「のど自慢」を通して大切な繋がりを取り戻そうとするお話。

この作品で 金田監督は映画デビューということもあり、作品からはその意気込みがシッカリと伝わってきます。
何より、この映画の底に根を張る”純心でストレートな想い”は、まるで恐れを知らない直球のように、すぱーん!と自分の心に飛び込んできました。

きっと、この映画を観た大人たちは みんな自分の”青春時代”を思い出し、チョッピリおセンチな気分になったのではないでしょうか?(笑)
そしてこの主人公たちと同世代の若者はそのまま”等身大”で受け取れる作品のように感じました。

また この話には”親が子供に託す気持ち”や、”大人になっても決して消えない純粋な想い”というものも描かれています。この当たりは年配の方(特にお子さんをお持ちの方)の方が ウルッときてしまうところかも知れません。

実は、この映画「青いうた のど自慢 青春編」の金田敬監督は、確かに映画としては初作品になるのですが、「ドラマを初めて作った」というわけではありません。
この方なんと!”Vシネマ”を数多く手がけてらっしゃる方なんです。ビックリしますよ、監督の過去の作品のタイトルを見たら。ここでは口に出来ないラインナップのオンパレードですから。(笑) 
興味のある方はコチラをどうぞ。

正直こっちゃんは、このことを試写会当日に知り 今さらながらヒイてしまったのですが、この映画に関しては至ってマジメに作られていますので、その点はご安心下さい。オカシナ展開にはなりません。(ホッ)

ただちょっと初めの方だけは、その”Vシネマ”チックなノリが感じられ、ちょっとだけ入りずらかったですねぇ。
繋ぎは荒いし、音響も不鮮明気味。今回の試写会会場は劇場だったのにも関わらず、その”下北なまり”と相まって、何を言ってるのかさっぱり聞き取れないシーンも数多くありました。

ところが!それが、達也が東京へ出るときの”あの夜”あたりから一転!
なんと、ここから完全に惹きこまれてしまう作りへと変ってゆきます。

あの時のお母さん。あの時の弟。顔を合わすたびケンカばかりだった”ギンバエ”。そしてカノジョ....。
映画はまるでここから”水を得たおサカナ”のように光りはじめ、気がつくと心ごとスクリーンの中に放り込まれていました。

なんだぁ! これ いいじゃないですか!

もう クライマックスの「のど自慢大会」でのところなんてね.....

上手いですよねぇ。これなら井筒監督も納得するハズです。
大会で唄われる歌をバックにした下北の会場と東京のシーンの結び方なんて、もう最高に上手いですよ。
「パッチギ」のクライマックスを思い出しましたね。
恐らく金田監督は、相当 井筒カントクのことが好きなんだと思います。

そして、ラーメン屋で出されたラーメンに手をつけず、瞬きすらもしないかのようにTVを観る達也。
泣き崩れるあの時の演技には、思わず涙が止まりませんでした。

もし、これからこの映画を観ることの出来る方がいましたら、ぜひ4人の友情と愛情、そして周りにいる様々な人たちの心情を暖かく見守ってあげて下さい。
金田カントクは「自分も見守って欲しい」と言ってましたが。(笑)

これは、お金はかかっていませんが、飾らない自然な演技が心を打つなかなかの良作

映画の題材も「のど自慢」だけに、「見上げてごらん夜の星を」「花のように」「翼をください」「ONE NIGHT CARNIVAL」など、新旧色んな歌が映画の中の俳優さんたちによって唄われています。このあたりも楽しめるところでしょう。

中でも「ケ・セラ・セラ」は、この映画の中でとても大切な鍵を握る歌。
「け・せら・せら。なるようになるわ....♪」そんな歌が気持ちよく余韻となって会場に響いていました。

映画「青いうた のど自慢 青春編」は、おすすめしたいマイナー邦画のひとつ。

デコトラ(正式名称:デコレーション・トラック、推定3tクラス)を乗る斉藤由貴。
・・・似合いすぎです。

  (※エンドクレジット後にも、ワンシーンがありますのでご注意下さい)
 

《2006.08.17記事一部改訂》

【作品】青いうた のど自慢 青春編

 


札幌試写会日記~近況~【5月/第2週】

2006年05月09日 | 試写会に燃えた日々

 


▽5月8日(月)ユナイテッド・シネマ札幌(クルーシアター)/開映19:00~【主催:HTB北海道テレビ】

【ピンクパンサー】ハガキ2通応募:1通当選

 
オフィシャルサイト

昨日もう観てきました

事後報告になっちゃいましたね。

感想はコチラにUP済みです

 

 


▽5月9日(火)スガイシネプレックス札幌劇場/開映18:30~【主催:Cine Quanon、後援:AIR-G

【青いうた~のど自慢 青春編~】ネット1件応募:1件当選(ペア券)
 
オフィシャルサイト

これは今日観てきます

あの井筒カントクの「のど自慢」シリーズのコンセプトを引き継いだ作品。
監督は金田敬・・・え?知らない。
このひとほとんど映画撮ってないんじゃない?しかもアダルトばっかり・・・。

不安になってきた....

 


▽5月12日(金)ユナイテッドシネマ札幌/開映19:00~【主催:読売新聞北海道支社】

【間宮兄弟】ハガキ3通応募:2通当選
 
オフィシャルサイト

これが今週一番楽しみ♪ 予告編だけでもうニンマリ~

監督は”家族ゲーム”の森田芳光。
当日、会場にいらっしゃる予定のようです

 


▽その他当選....┌|∵|┘ハッ

【ダ・ヴィンチ コード】劇場鑑賞券 ネット一件応募:一件当選(ペア券)【朝日新聞アスパラクラブ】 

 
オフィシャルサイト

わー!当たりました!←うろたえてる

鑑賞券はあまり応募しないのですが、この映画は絶対観たかったので
試写会の他に応募してみました。

試写会は何だかハズレる予感がしますので、この券で鑑賞することになりそうです

 


▽今週、外れてしまった試写会 (つД`)・゜・゜。

●アンジェラ(北海道ウォーカー:2通応募)

GW期間も終わり、今日あたりからハガキが届きはじめました。
(「間宮兄弟」は今日届いたハガキです)
来週は試写会ラッシュ!
そのハガキが当たれば今週届くと思われますが、果たしてどうでしょうか?

とりあえず今週の集計を振り返ってみます。

当選分に使用したハガキは5通で、落選分のハガキは2通です。
合計7通で 総ハガキ代は350円
今回、ハガキ分の当選は3通でした。(「間宮兄弟」は1名×2通ですので)
なんと映画1本1人当たりを、約117円で観れるコトになりましたよ♪

さらに、この他に当選したペア券扱いの試写会と鑑賞券が、チケット4枚に相当しますから、
そう考えると映画一本当たり、えっと....あ!

映画1本1名当たり、またしても50円です!カミタマ アリガチョー♪
 
ネット応募が当選したお陰ですね。初めてネットで当選しました。
とても嬉しいです!ラッキーです! 

これからネットもドンドンやってみようかな?
ハガキに比べると当選率はやっぱ低いですけど、0%じゃないと分かりましたからね。
ちょっと希望が沸いてきましたよー グッ。

 


▽祈る思いで、現在応募中の試写会 v(。・ω・。)ィェィ♪

●ダビンチ・コード(AIR-G他2社主催)
●ゴール(HTB)
●タイヨウのうた(北海道ウォーカー)
●夢駆ける馬ドリーマー(STV、ウォーカープラス)
●トランスポーター2(北海道ウォーカー)
●日本沈没(小学館)
●ポセイドン(ヤングマガジン、イブニング、北海道ウォーカー)
●MI:Ⅲ(S-woman)
●嫌われ松子の一生(HBC)
●トランスポーター2(FLYING POSTMAN PRESS、北海道ウォーカー)
●花よりもなほ(TSUTAYA ONLINE)
●カーズ(講談社)
●ゲド戦記(アサヒ飲料)
●インサイド・マン(UHB)

この他に付け忘れている分があるかもしれませんけど....

 


▽希望を胸に、今後応募する試写会(予定) φ(`д´)カキカキ...

●トリック劇場版2(HTB)


 


▽オマケ♪ Ψ( ̄∀ ̄)Ψ

●M:I:Ⅲ(ミッション・イン・ポッシブル3)も劇場招待券(ペア)応募中~♪

 



というワケで、こんにちわ。こっちゃんです。今週の試写会はこんな感じになりました。

今週思ったコトですが・・・。

「ポセイドン」を乱発するくらいなら、どこか一社で 男も観れる「デイジー」試写会をやってくれ!

・・・・って、先週と内容変らんじゃないか!(*o☆)\バキッ!

いやいや、そうじゃなくてね(笑)

実は、先週あたりに出したハガキですが、応募する枚数をちょっとだけ操作してみました。
”全部のトコに3枚出すぞ攻撃”を思い切って止めてみたんです。(今回だけね)

その動向を見てみたいという部分があったのでね。
詳しくは後日また記事にしますね。

今週は思いがけずネットが当たるという異常事態(笑)が起こってしまいました。
お陰でとても割りにあう一週間となりましたよ。

ハズレは北海道ウォーカー主催の「アンジェラ」のみでした。
ウォーカー主催は、今まで当選率が良かったですが、今回はダメでしたね。
あの映画なら2回観ても良かったのに...。

そんなことはともかく、勝負は今週!週末にかけて何通届くか?です。

思いっきり”願”をかけて行きたいと思いますっ!

みんなも一緒に頑張ろうね 

 

 その他の試写会記事はコチラからドーゾ
     

  


ピンクパンサー (2006)

2006年05月09日 | ふつーMovie

こっちゃんポイント ★★★

鑑賞環境  試写会 
上映時間 93分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (FOX)
初公開年月 2006/05/13
ジャンル コメディ

サッカーの国際試合で、フランス代表チームの監督グルアン(ジェイソン・ステイサム)が何者かに殺害され、所有していたピンクパンサー・ダイヤモンドが忽然と姿を消した。ドレイフェス警視(ケヴィン・クライン)は、この事件で自らを引き立てるため、クルーゾーを警部(スティーヴ・マーティン)に抜擢し任務にあたらせる。早速、助手のポントンとともに犯人逮捕に乗り出したクルーゾー警部だが、捜査に向かったニューヨークの空港でとんでもないトラブルに巻き込まれ、『フランスの恥』と報道されてしまう…。

 

 

(goo映画より抜粋)

ムムッできるな、おぬしッ!(`・ω・´)☆キラリン

もし、ここまでオバカな人が実際にいるとしたら、
”警部”はおろか”人間”として成立しないのではないか?
そこまでやるとはのぅ....(〃 ̄ω ̄〃ゞ

「ちみのオバカなど まだまだ甘いのだよ、アケチ君」 

この映画「ピンクパンサー」を観て、なんだかそんなコトをクルーゾー警部に言われちゃったような気がします。
他人に「オバカ」で負けたとしても、普通の人ならむしろ喜ぶのでしょうが、
こっちゃんの場合 何故かしら”悔しい”気分が込み上げてきます・・・何なんだ、この感情は?( ̄∀ ̄*)

もっとも今の若い世代は、世界一の迷警部クルーゾーのコトなんかしらんでしょうな。

でもご安心を。 そういうこっちゃんも全然知りません。 <(`^´)>エッヘン!

かといってこの映画、何も過去に遡ってDVDやビデオの徹底リサーチを必要とするほど、
真剣に臨む映画ではありませんでした。
もしコノ映画の鑑賞のために、リメイク前の過去の作品を勉強しようと思ってる方がいましたら、
今すぐ止めてもらって結構です。

とにかく、バカではこっちゃんの数段上を行くこの強烈なキャラクターは、初めから丸っきり観客ド外視!
ひたすらドコまでも自分のペースだけで突き進みます。

大体、初っ端のバッテリーコードの繋ぎ間違い。
「赤」と「青」の違いが分からないような人間がドコにいる?お前は色覚異常か!

いきなり そんなことされても笑えません。

始まって早々、まだ観客サイドのウォーミングアップが整わないというのに、
そんなのお構いナシ」でグイグイ進む。ある意味スゴイっちゃースゴイんですけど。

例えるならこの人、”カルカン一発!バカまっしぐら!”ですね。
(あ、カルカンは関係ないな)

お陰で、オープニングからしばらくの間、観客はヒキまくってました。
・・・誰も笑わない、いや笑えない。( ̄∀ ̄*)

「バッテリー老人カー・ネタ」でヒク。
「家宅捜査ネタ」でヒク。
「駐車場パーキングネタ」でヒク。

他にも「警部手帳ネタ」、「万年筆ネタ」、「カーテンネタ」.....と、こちらのチョット待った!の気持ちを他所(よそ)に、「これでもか!これでもか!」と責めまくる。

まるでヒキの洪水です。これでは”笑いの渦”ではなくて”シラケの渦”ではないのか?

ところが.....あろうことか不覚にも、あの「タマタマ電気ショック・ネタ」で笑ってしまいました。

普通やらんでしょー。拷問をかける前に自分で試すっていうのは。(笑)
容疑者に「そ、それは何だ....?」と聞かれ「ふふふ。それはな、こうやって、こうやってと....」だって。

ないから、それは。 ない、ない!

 
えなりかずきの「良いからシャワー浴びてこいよ」と同じくらい無い。byホリ 

 

ところが、一度 笑いどころを見つけると不思議なことにあちこち自然と笑えてくるもので。
気がつけば周りもみんな笑いはじめてる。

あぁ、そっかー。みんなドコで笑って良いのか分からなかったんだな?

そういう意味では、この「ピンクパンサー」は非常に掴みにくく、また不親切な映画なのだということが分かりました。これは、またまた発見です!

例えば、こういうのはどうでしょうね?
こういう映画を公開する場合の劇場側の対応としては、出来れば観客席の各ブロックに係員を配置し、観客が「ア?ボンジュ~ル、スンマそン。ココ笑ッテ良いトコデスカぁ?」と流暢(りゅうちょう)な”おふらんす語”で訪ねた場合に、即座に「ウぃ~」なんてお答えしてくれる....なんていうサービスを提供するなんてのは?

え?「それじゃ、あちこちでウルサイだろ?」って。
┌|∵|┘ハッ....ごもっとも。じゃ、この案”却下”で結構です。

話を戻しますが、このアメリカ生まれのリメイク映画「ピンクパンサー」。
今回の目玉は、なんつってもその豪華なキャストなんでしょうね。実にハリのあるキャスティングです。

主役の史上最高のバカ警部:クルーゾーにスティーヴ・マーティン
そしてそのバカさ加減を巧みに利用しようとする警視:ドレイフェスにケヴィン・クライン
さらにそのドレイフェスの命令でクルーゾーの運転手兼見張り役に選ばれたジルベール・ポントンにジャン・レノですからね。

ジャン・レノなんか予想以上にヒドいシーンありましたよ。
こんな映画のために、今までの俳優人生を全て潰してしまうか?のような「変な踊り」まで披露してます。
チョット、ちょっと!これはあり得ないジャン・レノですよ。
こんなコトして大丈夫なんでしょうか、彼?もう少しマシな仕事を選んだ方が....。
ま、そんなトコも”珍味目当て”のお客にとってはある意味”必見”ですけどね。

それよりも何よりもこの「ピンクパンサー」では、やっぱコノ人が”集客”に一役買うと思うんです。
そう、ご存知 ビヨンセ。あのデスチャの歌姫ですね。

映画の中ではご期待通り、その見事な歌声を披露してくれます。
もちろんエンドクレジットで流れる主題歌「CHECK ON IT/チェック オン イット」も彼女の歌。
ファンならこの点も見逃せませんね。

それと、この方もご紹介しておきましょ。こっちゃん好きなので。最近特に好きです。
ジェイソン・ステイサム
顔を見てお分かりかもしれませんが、あの「トランスポーター」シリーズで主役を張ってる人。今回は前半で早々に死んでしまいます。弱い。(笑) だってこの映画は、彼の殺人事件の捜査のお話ですからね。仕方ないんです。カレが死ななきゃ始まりませんもの。

本当はこっちゃん的には、彼をもっといっぱい観たかったのですが、ま、近々「トランスポーター2」で大暴れしてくれるようですから、これはこれで良いとしましょうか。(´∀`)

ま、そんなこの映画「ピンクパンサー」ですが、内容はオバカで キャストは豪華。そんなアンバランスさがまたウリのひとつかもしれませんね。

こっちゃん的には”4つヒイて、1つ笑う”みたいな映画でしたが、結果的には楽しめたと言えるところ。

ただ、映画館で座った席がビミョーでねぇ。なんともまぁ、大笑いする人と全く笑わない人に見事に挟まれてしまいまして。なんだか妙な”空気のステレオ感”を味わいながらの鑑賞となってしまいました。(笑)

全部を笑うのは無理だと思いますが、逆に一個も笑わないのもこれまた難しい。
そんなネタの宝庫とでも言っておきますか。

捜査の95%はギャグですが、かと思ってると ポ!っと本当に鋭い捜査をしちゃうクルーゾー警部に、なんだか最後には愛着が沸いてきます。しんみりさせるシーンもあったりしてね。もしかして、この辺はオリジナルと違うのかな?

ただ、この映画を映画館でお金払って観ることをチョットだけ想像してみましたが、それは勿体無いなぁ・・・そんな気分にもなってしまいます。なんともビミョーな映画ですねぇ。

心の準備が出来ている2回目以降なら、もっと笑えるかもしれません。

 

《2006.08.17記事一部改訂》

【作品】ピンクパンサー

 


アンジェラ (2005)

2006年05月08日 | しびれるMovie

こっちゃんポイント ★★★★★

鑑賞環境  試写会 
上映時間 90分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開 (アスミック・エース)
初公開年月 2006/05/13
ジャンル ロマンス/犯罪

48時間後、俺の命は奪われているかもしれない。こんな人生、もうたくさんだ。アレクサンドル三世橋から見下ろすセーヌ河。ここで何もかも終わりにしようと思った。その瞬間、突然、君が隣に現れた。透けるような白い肌に神々しく輝く金色の髪。細く、長く、滑らかな曲線を描く肢体を持つ、美しい人。俺は君を見上げ、息を呑んで、そこに立ちすくんだ。「あなたと同じことをする」いきなりそう告げて君は飛び降りた。次の瞬間、俺も君を目がけて飛び降りていった。「死なせたくない」あまりにも無謀で、無垢で、はじめての感情だった…。アンジェラ、君は一体、何者なんだ?

 

(goo映画より抜粋)

試写会でクギを刺されました。あ。”頭に”とかってコトじゃないですよ。「念を押された」って意味です。
え、何をって?それはネ・・・。( ̄∀ ̄*)ムフフ あ、それを言う前に、まずご忠告!

まだこの映画をご覧になっていない方につきましては、”絶対に”この先を読まないで下さい!

それでも読んじゃうアナタのために、念のため いつもの”こっちゃん流”で、完全ネタバレはさせないように進めて行きますが、その「クギを刺された」一件が、果たして”どの部分”をそう言ったのか?今になって 分からなくなってしまったからです。
そんな不安定なカンジで今回は行ってみたいと思いますので....。

この映画「アンジェラ」は、GW真っ只中に催されたテレビ局主催の試写会で観たのですが、そこで「リュック・ベッソン監督からメッセージが届いております。」などと大胆不敵な発言でこの映画の紹介を始めた司会者さんが、次のようなコトをおっしゃってました。

つまりこの記事の上段のあらすじにもある「”アンジェラの正体”について、アンタの口からバラしちゃアカン!」というモノ(文面詳細はHPの”LETTER FROM LB”に掲載されています)それは今思えば、こっちゃんの勝手な思い込みで、受け取り方を大きく間違っただけかもしれませんが、その時は確かにそんな風に聞こえました。こっちゃんの他にもそう受け取った方が多かったと思います。

し、しかしっ!
後になってみれば、”その正体”についてはなんとクッキリ・ハッキリとチラシの表にも裏にも既に書かれているではないですか!こりゃナンじゃ? (○ ̄ ~  ̄○;)ウーン....。

ちなみに、この映画のキャッチコピーは「泣き虫で凶暴 出逢うはずはなかった 君は天使」です。

しかも家に帰ってTVを観れば、この映画のTVスポットまでもが”その正体”について堂々と名前をあげてしまってる。あれ?あれれ~?

そこで再度、良ぉ~っくチラシを読み直すと「決して”エンディングの秘密”を明かさないで下さい」と書かれているではあーりませんか。「あぁ、そっちね」と妙に納得してしまったワケです。
なんだ”正体”の方じゃなかったか?紛らわしーなぁ。

でもね・・・イマイチその点が自信がない。

つまり、この映画「アンジェラ」のチラシは、日本でも二種類のモノが用意されているのですが(こっちゃんの知る限りの範囲でございます)、その2枚を比べると実はニュアンスが大きく違っています。

当初刷られたチラシには、こんな「秘密にしてね」的発言は一切掲載なく、そして”天使”の二文字もドコにも見当たりません。その上、大まかなストーリー解説さえもなく、これだけでは何の話か分からないほどです。


ここで 恐らく”宣伝初期”と”宣伝後期”に、その宣伝方針が大きく変更されたのではないか?などとマタマタ無謀な憶測をしてしまうのですが、こっちゃん的には「リュック自身はこの作品について、日本でも”内容の全て”を公開せずに観客に届けたかった」のではないか?と思えてならないんです。

フランス本土では公開のその日まで、「作品の内容」「出演者」「映像」「写真」の一切が明かされることなく、記者のための”試写会”すら行われなかったそうですね。
「6年の沈黙を破り、リュック・ベッソンが本当に撮りたかったラヴ・ストーリー」
と称されるこの映画は、リュックにとってそれほど大切で、本当に愛して止まない作品だったに違いありません。

もしかするとこの辺で、作品を大切にしたいリュックと、興業収入にコダワリ 過剰な宣伝を望む側とで、かなり厳しいやりとりがあったのかもしれません。まったく異なる二枚のチラシは”それ”を物語っているのではないかと....。

結局、「”彼女の正体”が明らかになる”衝撃のラスト”が待っています!」的な日本人の”宣伝根性”をチラシにまで刷り込み、その一方であからさまなCMを流すとは・・・なんだか随分チクハグですねぇ。

いっそのコト、そんなことを初めからわざわざ言わなければ、もっと自然にこの試写会に参加した皆が”純粋なラヴ・ストーリー”として受け取れたでしょうに。

そういう意味ではチョット嫌な思いをしたのは事実です。
結局、”宣伝”と”作品”は全く別次元の産物なんだということですね。

よ~く わかりました。

実際、この映画「アンジェラ」には、色んな映画を数多く観てきている人にとって、”腰を抜かすほどの秘密”など隠されてはいません。

しかし、そのラストシーンはこの地上のどの愛よりも美しく、素晴らしいと言えるものでした。
リュックはまたしても”究極の愛”そして”ありえない愛”をフィルムとして完成させてくれました。

同じモノクロという事もありますが、あの名作「ベルリン~天使の詩~」を思い起こさせてくれる映画でもありましたね。リュックがオマージュを捧げたのではないか?と思えるシーンもあったりして。

こっちゃん的には、そんな素敵な作品に「ありがとう」の想いでいっぱいです。

ただ、今こっちゃんの中ではちょっとした葛藤がおこっています。

それは今までダントツで好きだったリュック・ベッソン作の「レオン」と、この作品「アンジェラ」のどちらが一番好きなのか?ということ。

そんな愚かしい悩みに答えを出す必要など無いっちゃー無いのですが、言いたいのはそれほどこの映画「アンジェラ」が好きになったということです。

こういうリュック・ベッソン作品が観たかった!

なんだか今日までそのことをズーッと待っていたように思えるほど愛しい作品です。
そして初めて観たとは思えないほど自然に、体の中にすぅ~っと入り込んでくるような作品でもありました。

もっとも「レオン」のようにアメリカ合作でもないですし、あんなハリウッド色(いろ)の強いリュックが好きな人にはちょっとウケない作品なのかもしれませんけど、この映画はフランス人としてのリュック・ベッソンによるフランス映画だけに、”やりすぎ感”が押さえられ とても好感が持てました。

とにかくリュックの映画は”構図”が素晴らしい!と、いつも思います。
そしてこの映画「アンジェラ」は終始モノクロ映像なので、その構図は”色”に侵食されることなく、一層際立って目に映(はえ)るかのようです。

特にこのモノクロの質感ときたら!
いやぁ。実に柔らかく、美しいですねぇ。見惚(みと)れてしまいました。ウットリです。
単なる色彩では表現仕切れないツヤが ここにはありました。

こんな”お洒落な写真集”の一ページを切り抜いたかのようなシーンを、一枚一枚 丁寧に丁寧に繋ぎ合せて出来上がったかのような この映画。 素敵ですね。

そしてまたリュックらしく、その映像にクスッとさせられちゃうような演出が要所要所で絡んできます。

今回何よりも良かったのは、やはりこの方を主役に持ってきたところ。

ジャメル・ドゥブーズ

オッカナイ人たちから借金してしまったがために、返済できなければ48時間後には死んでしまうかもしれない男:アンドレを演じます。
彼、”片腕を失くしたコメディアン”としてフランスで人気沸騰中らしいですね。
その演技はホント 終始コミカルで、この映画の雰囲気を決定付けます。とても味のある良い俳優さんですねぇ。
代表的な出演作は「アメリ」ですって?あぁ、たしかに観ましたこの人。

それと、今回この物語のキーとなる主役、謎の美女:アンジェラ役ですが、これがまたスゴイ。

なんと、リュックが別れたウルトラヴァイオレットなカミさんの次に主役に抜擢したのはGUCCI専属のスーパーモデルですって!彼女の名前は、リー・ラスムッセン

その身長180センチの体のスラリと伸びた足に踏みつけられたいと願う男性も ごく一部にいるかもしれませんが(笑)、モチロン映画ではその美しさだけではなく、リュックの映画には欠かせない”強さ”そして”凶暴さ”をも見事に表現してくれました。

こっちゃんにとってこの映画「アンジェラ」は、そんな意外なキャスティングにも思える二人によって、予想以上に惹きこまれた作品です。

観る人によっては「ふぅ~ん。」や「あっそ。」で終わっちゃいそうなカンジもしますが、実はこんな映画も何気にこっちゃんのツボだったりします。

少なく見積もっても「あぁ。仮にこれでまた6年間リュック作品が作られなくても過ごせるなぁ~」と思えるほど満足出来ましたからね。
・・・って、あ、嘘です。これからもドンドン良い映画を作って下さい。リュックさん!

ところで、この映画を観終わったあとで「なんだ結局ファンタジーかよ!」って言ってる方がいたようですが、この映画を観た後にそんなコトを言っちゃった方には「だから何?」と尋ね返したいですね。”ファンタジーにしろ、歴史ドラマにしろ、ドキュメンタリーさえも、ぜ~んぶ初めからヒトが作った物”そぅ考えれば皆同じ。良い悪いはまた別問題ですけどね。

あ。ところでこの記事。

誰も読んでないでしょうね?ダメよ読んじゃ。映画を観るまでね。(笑)

 

《2006.08.17記事一部改訂》

【作品】アンジェラ

 


ブロークン・フラワーズ (2005)

2006年05月07日 | いかすMovie

こっちゃんポイント ★★★★

鑑賞環境  映画館
上映時間 106分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開
(キネティック=東京テアトル)
初公開年月 2006/04/29
ジャンル ドラマ/コメディ
映倫 PG-12

恋人に愛想を尽かされ去られてしまったドン・ジョンストン(ビル・マーレイ)のもとに、一通のピンクの手紙が届いた。封筒の中にはピンクの便せん。そして赤い字で「あなたと別れて20年。息子は19歳。あなたの子です」と書かれていた!差出人の名はナシ。お節介な隣人ウィンストン(ジェフリー・ライト)の手はずで、かつてのモテ男、ドンはピンクの手紙の手がかりを求めて旅に出ることに。果たしてドンの息子は実在するのか。彼は当時付き合っていた恋人たちを訪ねていく。

 

(goo映画より抜粋)

オホン。 ここで一句。

ジム・ジャームッシュ 嗚呼ジム・ジャームッシュ ジャームッシュ(詠み人 こちゃ麻呂)

それにしても、なんともまぁ。
ジム・ジャームッシュの映画を観るたび”妙な満足感”に満たされ、まんまと「いい映画を観たなぁ」などという気分にさせられてしまうのです。

かといってこの作品を始め、彼の作品の全てについて「奥深い部分までバッチリ理解したもんね!」と胸を張って言えるほど、この映画のお洒落で粋なセンスを完全に理解してもいないのですが、それでも理屈抜きで魂が引き寄せられるほどの「何か」というものに、やはり今回も圧倒されてしまいました。

そうです!いつも”彼”の作品にはその「何か」を感じるんですね。

今回もまたかつての名作と同じほどの満足感をこの作品で味わい、またそんな気分をお土産に自宅まで帰ることができました。素敵です、ジム・ジャームッシュさま。

しかし・・・・この映画をどう語って良いものか。

ボキャブラリーに乏しいこっちゃんにとって、この映画の感想を書くというのは 中々ハードでもあるのですが、今回も出来るだけ頑張って行ってみましょう。

あのね、あのね....お話としては、これまた しょーもない類のものでして。(笑)

かつてのプレイボーイで今日に至るまで女性には何の不自由もしなかった「特捜刑事マイアミ・バイス」のドン・ジョンソンと一字違いの男・・・それがビル・マーレイ演じるドン・ジョンストンです。

初対面の人に会うたび「マジでドン・ジョンソン?」と聞かれ、「違う。” T ”が入る。ジョンストンだ。」とイチイチ説明しなければならないチョット面倒な名前の持ち主。
この映画「ブロークン・フラワーズ」は、そんな今や”完全中年”の男が恋人のシェリー(ジュリー・デルピー)にフラれるところから物語はスタートします。

彼女にフラれたその日、彼の自宅の郵便受けには一通のピンクの手紙が届くのでした。
その中には衝撃の(と言っても当の本人はいたって覚めまくってるのですが)事実が書き綴られているではないですか!

その内容は「あなたと別れて20年。息子は19歳。あなたの子です....」というもの。

ぬぁにっ!自分の知らないところで自分の息子が生まれ、成長していただとぉ?

普通の男ならその場で腰を抜かすか、はたまた ひたすら動揺を隠しつつ その後無理にでも開き直るであろうそんな話を聞いても、大して驚くでもなし、喜ぶでもなし。

ただ、心当たりは大いにあるので否定はしない。(笑)

今さら、突然降って沸いたような”真実”に直面しながら、まったく無表情で通すビル・マーレイがとにかくオッカシくて笑わせます。

その反面、隣人の親友:ウインストンを演じるジェフリー・ライトの熱いこと、熱いこと。(笑)
他人のことにココまで介入し、そして全面的にバックアップするこの姿勢はアッパレでございます。

ただ・・・・こんな隣人いたら完全にウザい。(笑)こっちゃん家の近所には、この人要りません。

インターネットに取り憑かれ気味の隣人ウィンストンは、まずドンに過去付き合った女性のリストを書かせ、それをご自分のPCで徹底調査。なんとわずか二日間でそのリストの現住所、そして一人の死亡とお墓のある場所まで調べ上げるという凄さを見せ付けます。

何しろドンにその”調査報告”を告げるときには航空機のチケット、現地でのレンタカーまで手配済みですからね。これで「あとはオマエが行け」と言う。
これでは、ハナからこの件に踏み込むことにノリ気ではなかったドン自身も渋々腰を上げざるを得ません。

さぁて、息子を産んだ女は見つかるのか?そしてその息子本人に会えるのか?というのが話としては非常に気になるところ。
しかし、ジム・ジャームッシュ作品において、実はそんなトコが最大の見せ場などであるわけもなく、ラストは結局「おいおい」と言いたくなるような代物だったりします。

そのラスト。
エンドクレジット直前のあのビル・マーレイの「へ?」という顔こそが一番の見世物ではなかったのか?と思えるくらいですからね。

しかしまぁ、突然届いたピンクの手紙一通のおかげで、彼は思いもかけず”自分のカノジョ歴”と向き合うことになる この話。

今さら20年も前の恋人に会ったところで、「何がどうなる」というモノでもなく、会いに行く先々では、それなりに歳をとった”彼女”たちが当然のごとく現在の生活を営んでいるわけで、そんなところに昔付き合ってた野郎が突然、「やぁ」などと訪れたとしても、もはや入り込む余地などドコにもある訳ナイんだよ というところが、なんともまぁ哀愁なカンジに繋がって行きます。

さらに、行く先々で出会う”過去の女性”はまた何ともビミョーなツボを押してくれる女優さんたちばかり。

露出癖の娘をもつ母親のシャロン・ストーン。大きなお家に住み優しいダンナを持つフランセス・コンロイ。動物と対話するアニマル・セラピストのジェシカ・ラングとその受付係のクロエ・セヴィニー

そして・・・

こんなん なっちまったティルダ・スウィントン。↑(笑)

これには、ひっくらコケましたよ。

そう言えば、この女性のもとを訪ねるドン・ジョンストンは、必ずピンクの花束を持って彼女たちのところへ足を運ぶわけですが、このティルダのとこにだけは”その辺で摘んだ花”を持って行きましたね。他の女性には買った花束だったのに、このあたりの微妙なサジ加減がまた可笑しくてね。妙にツボにきてしまいました。

さすがジム・ジャームッシュですねぇ。細かいネタにまで魂を注ぎ込みます。ほんと、インディーズの王様ですよアナタは。他にもクスッときちゃう仕草や やり取りがたっぷりと仕込まれていたりして、たぶんこっちゃんはズーット、ニヤニヤしながらこの映画を観ていたのだと思います。

この映画「ブロークン・フラワーズ」はジム・ジャームッシュ・ファンならたまらないでしょうね。
そんな方は、ぜひ遠慮せず 大いに仰け反っちゃって下さい。

さて、結局この映画「ブロークン・フラワーズ」を観て思うのは・・・・何ンでしょうね?( ̄∀ ̄*)

あれ?またしてもこんなカンジの感想です。(笑) 結局、表現できてましぇん。

例えば、この映画を「息子探しのミステリー」として観るなら、その結末に「え?」って思うことになっちゃいそうですし、かと言って、深い深ぁ~い人生の教訓を叩き込むような重々しいノリでもないんですよ。

ほんと、「しょーもない」話だったりします。

でも、この映画の主人公ドンが言ってましたね。
「過去はもう終わってしまったこと。未来はこれからどうにでもなる。だから大切なのは現在だ。」と。
(正確ではありませんが、確かこんなニュアンスでしたね)

結局、「今のあなたの周りの人を大切にしなさい。」ということですよね。

”専門分野は女性”だなんていつまでも言ってる方がバカなんですよってことでしょ。
いい歳こいてこんなコトを言ってる男は、やっぱり最後に痛い目に遭っちゃうわけで。

彼のこの言葉は、結局この映画のふりだしに戻り、その時の彼自身に突き刺さったのでは無いでしょうか?

ネタバレ・・・だと思う(ドラッグ反転で読めます)ここから>>差出人も分からないピンクの手紙。ピンクが鍵になったこのミステリーの旅に出る。で、結局 差出人も見つからなければ息子の顔さえも分からぬまま・・・。

やはりこの茶番めいた謎はドンをフッたあの女性”シェリー”によって仕組まれた”当てつけ”だったと思う方が自然ですよね。「今までの自分をもう一度良く見てみろ!」と。
「昔のプレイボーイがナンボのもんじゃ!」と。
<<ここまでネタバレ。

・・・違いますかね?(深読みしすぎ?)

とまぁ、こんなことを振り返っているうちに、不思議とまた観たくなっちゃう映画です。
これはかつてのジム作品どれにも言えることですね。深読みする楽しみが至る所に仕込まれてマスからね。

ドンパチがメインのド派手なアクション映画でもなければ、抱腹絶倒のギャグやコメディでもないこの映画ですが、そんな映画よりもずっと味わい深く、そしてじわじわと後から後から愛しく思えてくる不思議な映画ではあります。

 

《2006.08.17記事一部改訂》

【作品】ブロークン・フラワーズ

 


ダンサーの純情 (2005)

2006年05月06日 | しびれるMovie

こっちゃんポイント ★★★★★

鑑賞環境  映画館 
上映時間 111分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開 (エスピーオー)
初公開年月 2006/04/15
ジャンル ロマンス/ドラマ

少女チャン・チェリン(ムン・グニョン)が、中国からソウルに到着した。姉の身代わりとして、ダンス大会に出場するためである。将来を有望視されながら、パートナーを失い、さらには足の怪我で絶望の底にいたダンサー、ヨンセ(パク・コニョン)の前に現れた新しいパートナー、それがチェリンだった。彼女の姉はダンスチャンピオンだが、チェリンはダンス未経験。大会を三カ月後に控え、チェリンが素人と知ったヨンセは、一度はチェリンを追い出すも、やがて彼女に特訓を開始する。

 

(goo映画より抜粋)

「嘘でもいい、踊っている間は俺を愛してくれ....」

こっちゃん 恥ずかちくて言えない!そんなこと (*ノωノ) イヤンもぅッ!
久々に”韓国映画らしい”韓国映画を観た満足感に満たされました。

そして 今日に至るまで、”何でもあり” ”開き直りの押しまくり”的な数ある韓国映画作品において、この手のダンス映画を一本も観ていなかったことに新鮮なオドロキと感動を覚えました。

いいですねぇ、これ。

昨今、日本でもTVでレギュラー番組化されるほどの「社交ダンス・ブーム」のようですが。
もしかして韓国も同じなのでしょうか?

日本でその火付け役になったのは、恐らくあの名作「Shall We ダンス?」でしょ?あれはヨカッタですね~♪
役所さんの不器用さ加減がホントとっても良くて、そんな人が何かに打ち込むという事の面白さと、更にそこに家族愛なんかも絡んできてね。
何ともいい感じ”を醸(かも)し出してくれた映画でした。

そして日本で大ヒットしたその映画は、小泉首相・・・じゃなかったリチャード・ギア様主演によってハリウッドでもリメイクされたわけでして、そちらもまた”如何にも米風”で楽しい仕上がりを見せてくれましたよねぇ。

そして今度は韓国。・・・って、別に「Shall~」のリメイクってワケでは全然無いのですが、これがね・・・・

またまた良いんですッ!ダンス最高ですわっ! (←って自分ではやらないクセに言ってるの)

この「ダンサーの純情」は、社交ダンスというこの世界を舞台にした”妬み”や”裏切り”などのヒドイ仕打ちを盛り込みつつ、そんな中 若き傷ついたダンサーが純粋な心を持つ少女とレッスンを重ね踊ることによって、再び愛と希望に目を向けて行く・・・そんなお話。

こんなコトを言うと「そんな話なんてドコにもありそうだろ!」って言われちゃいそう。

でもね。いやいや。これが、これが。どーして、どーして。
そのクライマックスでの展開はさすが韓国と言いたくなりますよ。
だってね、当然のごとく”最大の見せ場”になるであろう「ダンス大会」のシーンでは、アッサリと観客の期待を裏切る流れへ持って行き、それでいて最後には再び誰もが望んでいたであろう愛しい結末へと再び繋げて行くのですからね。

これは中々、心ニクイ作りですよ。(笑)

この映画「ダンサーの純情」の主役は、「韓国国民の妹」と呼ばれるムン・グニョンという人。
その幼く純真なイメージの容姿から飛び出す可愛らしい仕草に始まり、観客を一気に惹きつける”泣きの演技”まで余裕シャクシャクでこなす女の子です。「国民の妹」の意味は見てると自然と納得できますね。

 

そういえばその昔「国民的美少女」という方が日本にもいらっしゃいましたけど、あれは一体どういう意味だったのでしょう?
もしかして”政府公認”って意味だったのかな?

で、結局その「国民的美少女」は、日本国民ではなく、F1を乗り回す外人さんのトコに嫁に行っちゃったワケで。この辺が何とも面白いとこデスねぇ・・・。

おっと!話しがまたそれました。(笑)

とにかくね、この映画「ダンサーの純情」を観ていると、「あぁ、これはムン・グニョンが女優として本気で臨んだ映画なんだなぁ」と感じます。
何と言ってもその熱演ぶりには目を見張るものがありました。

まずセリフ回しを含めて演技の自然さは期待通りの素晴らさですね。普通ならこれだけで十分評価に値するのでしょうが、今回はこれに熱いダンスシーンが加わりますからね。

凄いですねぇ。ホントに彼女って未成年なんですか?(笑)
この根性はハンパじゃありませんよ。

実はこの記事を書いた今日 5月6日が彼女の19歳の誕生日。ということはこの映画を撮った時はまだ18歳だったということですか?映画の役では20歳間近の19歳を演じていましたが、この映画だけで観るならばある意味”年齢不詳系”とも言えます。

恐らく映画を観てもらえれば分かりますが、話の始めに中国から渡ってきたばかりのオドオドした様子の彼女と、大会で踊っているときの彼女は、同じ女性とは全く思え無いほどの変り様ですからね。

これには驚きました!この”艶”というか”ダンサーとしての美しさ”というか、もう舌を巻いてしまうほど素晴らしかったですものね。

もっと驚くのは彼女、この役に入るまで「まるっきりのダンス初心者」だったということ。思わず「え?ほんと?」と聞き返したくなります。って言うか聞いても信じられませんね。彼女のダンスシーンはそれほど完成度が高く目に映りました。

彼女は何でも、この映画のために1日10時間のダンス・レッスンをやり遂げたという頑張りっぷりを見せたそうです。本当に足の爪が剥(は)がれるほどのキツいレッスンがなんと半年間も続いたんですって!それでも笑顔を絶やさずレッスン中、周囲に気遣いまでみせたという彼女の話を聞き、一層胸が熱くなりました。
拍手を贈りたい気持ちで一杯です。

一方 相手方の男性、今回は”失意の天才ダンサー”を演じるパク・コニョンは、もともとミュージカルの舞台俳優出身。とはいってもダンス・スポーツは初体験ということで、こちらも相当な努力があったようです。演技の雰囲気もこの「ダンサーの純情」にはとてもマッチしてたように感じました。こっちの方も とってもナイスなキャスティングでしたよ。

さて、この「ダンサーの純情」は韓国でも大ヒットした映画らしいですね。なんでも250万人が号泣したそうで。
それって誰が数えたのでしょうか?(笑)

・・・そんなことはどうでも良いんですけど、確かにこの映画には泣かされます。

この日観に行った映画館は、驚くことに一席も空くことのない本当の満席状態。「天気の良いGWなんだから外へ行きなさい!」と周囲に座った人みんなに言いたくなりましたが(←ってオマエもじゃ!)この映画の評判を聞きつけ、あえて映画館に足を運んだ人の多さには、さすがに観る前からチョット圧倒されてしまいました。

そして物語がドンドン煮詰まって行くにつれ、周囲からはすすり泣く声が。お?中には男性の声も・・・。

こっちゃんもかなり来ましたねぇコレは。
恐らく同じ劇場でこの映画を観た人のほとんどは満足されて帰ったことと思います。

映画の内容としてはストーリーが分かりやすく、それに加えていかにも韓国らしい背景が見え隠れしたりしてそこがまた良かったりします。コレって、韓国訛(なま)りが分かればもっと楽しかったんでしょうねぇ。

前半は、まるでムン・グニョンのアイドル映画のようなノリすら感じさせる軽いシーンもいくつかありますが、とにかくノリの良い音楽と華のある舞台のシーンを観ているうちに中盤あたりに荷来る頃にはスッカリ惹きこまれてしまいます。

「偽装結婚」をひたすら疑い尾行・張り込みに明け暮れる二人組にも笑わせられましたし、楽しさと切なさが丁度良いカンジで盛り込まれてましたね。

これは韓国映画が苦手という人には特にオススメしませんが、そうでない方ならきっと楽しめる作品だと思いますよ。「デュエリスト」のような、妙な”間”と可笑しな雰囲気の恋愛チャンバラを観るくらいなら、絶対こちらの方をオススメしたいです。

もともと「大会に出る」という目的だけで出会うことになった二人ですが、ダンスというものは互いを”信頼”しなければ決して成り立たないスポーツなのだと、この映画は教えてくれます。

そしてそこで得られた結びつきは表面だけではなく、心に深く印を刻み込むのですね。

チェリンが中国から連れてきた唯一の友達の蛍(ホタル)。その蛍が、ラストではとても上手にシーンに絡んできます。このあたりも良いですね。

そしてその蛍に導かれたこの二人の結末は、熱烈なキスシーンや、強烈なラブシーンのあるドラマよりもずっと心に届くと思いますよ。これからご覧になる方がいらっしゃいましたら、出かける前に念のためハンカチとティッシュの点検をされておいた方が宜しいかと。

涙腺の弱いみなさまに”ダム決壊しちゃうかも注意報”発令中です。

 

《2006.08.17記事一部改訂》

【作品】ダンサーの純情

 


試写会近況【5月/第1週目】

2006年05月02日 | 試写会に燃えた日々
 


▽5月5日(金)共済ホール/開映18:30~【主催:HBC北海道放送】

【アンジェラ】1通応募:1通当選
 
オフィシャルサイト

おお!久々のリュック・ベッソン監督作品です!

製作・脚本までリュックです。

モノクロ風味でイイカンジ~

 

 


▽今週、外れてしまった試写会 (つД`)・゜・゜。

 ハズレはありましぇん。

 今週はGW期間ということもあり、催される試写会は「アンジェラ」のみです。
 来週以降、試写会の数も増えますので、たぶんGW明けに現在応募中の試写会の
 ほとんどの 当選、落選が確定すると思われます。

 とりあえず今週観る分で考えますと、
 当選分に使用したハガキは1通ですので、総ハガキ代は50円。

 おおっ!ついにきました!当選率100%ッ!(笑)
 
 なんと映画1本を50円で観れるコトになりましたよ♪
 ただしペア券ではないのが残念。。。
 
 まぁ、こんなことを言ってはみましたが、今週分は応募総数が少ないので
 「当選率」なんていうレベルではありませんね
 来週分が勝負です!

 


▽祈る思いで、現在応募中の試写会 v(。・ω・。)ィェィ♪

●ダビンチ・コード(AIR-G他2社主催)
●ゴール(HTB)
●アンジェラ (北海道ウォーカー)
●タイヨウのうた(北海道ウォーカー)
●夢駆ける馬ドリーマー(STV)
●トランスポーター2(北海道ウォーカー)
●日本沈没(小学館)
●間宮兄弟(読売新聞)
●ポセイドン(ヤングマガジン、北海道ウォーカー)
●MI:Ⅲ(S-woman)
●嫌われ松子の一生(HBC)

 

 


▽希望を胸に、今後応募する試写会(予定) φ(`д´)カキカキ...

●カーズ(講談社アフタヌーン)

 


▽オマケ♪ Ψ( ̄∀ ̄)Ψ

●M:I:Ⅲ(ミッション・イン・ポッシブル3)も劇場招待券(ペア)応募中~♪

 

 



というワケで、こんにちわ。こっちゃんです。今週の試写会はこんな感じになりました。

さてと。TOPページの試写会リンクバナーのデザインを変更しました。

        試写会のこと

   
    
    こんなふうになりましたのでヨロシクね。

 

今週思ったコトですが・・・。

なんで「デイジー」がレディース試写会なんじゃ!こっちゃんにもチョン・ジヒョン見せてくれっ!

・・・・というコトではなくてね(笑)、

今週こっちゃんが応募した「アンジェラ」ですが、なんと!一通応募で一通当選でした。
これは初体験です。

実は今回、情報を得たのが〆切りの4日前だったので、「どうせ当たらないでしょう」と勝手に思い込み、
「ダメもとで」と、試しに書いた一通がそのまま当選してしまいました。

こんなコトもあるのですね。こんなコトなら二通送れば良かったと思う次第です。←心根腐っております

それでも一通当選は変らなかったかもしれませんが。
だってね、良く良く考えれば今回のこの当選は、「何枚もハガキを書いたところで1枚しか採用されないよ」
というコトの裏付けにも思えるワケです。

・・・やっぱ そうなのかなぁ?

実はこの「アンジェラ」ですが、北海道ウォーカーのペア券の方にも応募中。
そちらを本命で狙ってましたので、そちらもどうかな?と期待してるのですが。
はてはて。当たるかなぁ?


ちなみに本日、【5月/第2週】 分がもう届きはじめました。

 これと、

 これ。←こっちは特に観たかったの!

うれちぃ(*´ー`*)♪

この映画の当選詳細は来週あらためて書きますね。

やっぱり当たるのは最高に嬉しいモンです♪
とにかく「これからも頑張ります!」って気分になります ハイ。

みんなもガンガン頑張ってねッ

 

 その他の試写会記事はコチラからドーゾ
     

  

【今週のこんなもの見つけましたコーナー】 (勝手にコーナー化を計画中♪)

icon Pirates Of The Caribbean2 デッドマンズ・チェスト 
アクションフィギュア シリーズ1(セット オブ 4
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icon
>>商品の詳細はコチラでわかるよん♪

←ジョニ様 拡大ノ図ナリ。

 

 

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げすとぶっく 【24】 2006.05.01~2006.05.18

2006年05月01日 | げすぶ。
  

上手く行けば近日公開!駄作アニメの老舗【こちゃNEY・PIXAR】が贈る
この春一番のサバイバル・カーアクション・歴史的サスペンス!

【STORY】
コッチャー(こっちゃん)は町一番の名レーサー。インディ500、WRC、パリダカまで制し、一時はF1まで登りつめた男。5才にしてこの腕前。しかも犬。周囲の視線は名犬コッチャーにクギ付けだ。そんな彼の娘がある日、フライト中の飛行機の中で突然行方不明になってしまう。乗客に迷惑をかけまくり状態で血眼になり機内を探すコッチャーだったが、娘はどこにも見つからない。「何故・・・?もしや娘は初めから存在しなかったのか?」しかし良く調べてみると、娘はなんと!テロリストを名乗る金満主義の武装集団に拉致られ、高層ビルの一室に閉じ込められていたのだった!「もぅ許ちぇないっ!」コッチャーは自分一匹で犯人グループに立ち向かうことを決意する。
「しかしどうやって?」
そんな折、あるボクシング・ジムの門を叩いたコッチャーは、そこで酔いどれコーチのコリント・イーストウッズと偶然出会い、”必殺技ミリオンダラダラ・スクリューパンチ”を伝授される。「ついでにダイエットもやっちゃえ」と、日夜ジムで練習に励むコッチャーだったが、今度は突然ジムの屋根がガバッ!と取れ、なんと空からは宇宙人が・・・・(Niku Niku映画より抜粋)

※ 途中で気分を害しても、払い戻しには一切応じられません。

  


こんにちは。そんなワケでこっちゃんです

『げすぶ』更新【vol.24】です。みなさん、いつも応援ありがとうne


さて...

GWですね。

”GW”はご存知の通り「ウーピー・ゴールドバーグ」をひっくり返した言葉ですが(ウソです)
今や日本国民が盆と正月に並んで楽しみにしている期間となりました。
とうのウーピー自身も「嬉しいわ」と言っております(ですからウソです)

みなさんはドコかへお出かけですか?

こっちゃんは今年はうさぎのしらたまを一人にもできないので、ドコか遠くへ行くというわけではないのですが、色々予定はありますねー。

思い切って5月3日~5日まで、このブログの更新はお休みさせて頂きます。
6日からまた再開営業しますので宜しくお願い致します~♪


そんなワケで相変わらず、試写会のハガキもφ(`д´)カキカキしてたりしますけど、
ちょっと今日あたり届くハガキが「もしかしてあるのかな?」と思いますので、
「近況記事」は明日UPすることにします。
今日で確定するハズレもありそうですし・・・(*_ _)。o○

ちなみに手元には1通だけ当選ハガキが届いてますよ。

で、「試写会へ行こう!」の画面の上の リンク・スイッチのデザインを若干変更しました。こんな感じになってますので宜しくお願いします。

                                        こんなふうになりました           

リンクの飛び方は以前と同じです。

ただ、今まで「応募便利リンクページ」としてやっていたページを、今回から【試写会TOPページ】としました。

    試写会のこと

  
  
 

【BLOG MAP】にある「試写会関係」のリンクも上のようにデザインを変更してあります。

それと、【BLOG MAP】の全体のデザインもまたまた変えようと思っています。
(今、上の方から順番に変更中。どんどん下に向かってチェンジしていってます。)

今後の変更予定点は下記の通り。

  1. げすとぶっくリンクまわりのデザイン変更(バナー変更などにより簡素化します)
  2. FC2ホームシアターBLOGのデザイン変更(新着案内を外し、バナーのみ掲載)
  3. 楽天うさぎ&DVDブログご案内の削除(現在更新していないため)

【別館】につきましてですが、FC2のホームシアターブログは現在更新していないように見えますが、実は水面下で色々やっております。あろうことかリンク切れが多数起こっており、現在この点を改修中となっています。今現在の修復率は約40%といったところでしょうか。古い記事から順番に修復しておりますので何卒ご理解下さい。新しい記事につきましては、また合間を見てUPさせて頂きます。

「楽天こっちゃん」は、現在更新は”完全STOP”状態です。BLOG本体の削除まではしておりませんが、表示内容はまったく以前のままです。(2006.04.06より更新しておりません)このBLOGはスパムの対応が非常に貧弱なので、もはや「スパムの巣」となっております。スパム行為につきましては気がつくたび削除していますが、消しても消しても治まらないため、今後BLOG本体を削除するかどうか検討中・・・といったとこですね。

うさぎのしらたま近況につきましては、コチラの「くまたんBLOG」でご確認下さい。

そんなこっちゃんのBLOGですが、引き続き宜しくお願いいたします~

気が向いたら、BLOGランキングでも応援して下さい。
おかげ様で1位ですっ!(2006.05.01現在)
本当にみんな、いつもありがとう~♪

 

注 : はじめて【げすとぶっく】にお越し頂いた方はコチラもどーぞ。