こっちゃんポイント ★★★
鑑賞環境 試写会 上映時間 93分 製作国 アメリカ 公開情報 劇場公開 (FOX) 初公開年月 2006/05/13 ジャンル コメディ
サッカーの国際試合で、フランス代表チームの監督グルアン(ジェイソン・ステイサム)が何者かに殺害され、所有していたピンクパンサー・ダイヤモンドが忽然と姿を消した。ドレイフェス警視(ケヴィン・クライン)は、この事件で自らを引き立てるため、クルーゾーを警部(スティーヴ・マーティン)に抜擢し任務にあたらせる。早速、助手のポントンとともに犯人逮捕に乗り出したクルーゾー警部だが、捜査に向かったニューヨークの空港でとんでもないトラブルに巻き込まれ、『フランスの恥』と報道されてしまう…。
(goo映画より抜粋)
ムムッできるな、おぬしッ!(`・ω・´)☆キラリン
もし、ここまでオバカな人が実際にいるとしたら、
”警部”はおろか”人間”として成立しないのではないか?
そこまでやるとはのぅ....(〃 ̄ω ̄〃ゞ
「ちみのオバカなど まだまだ甘いのだよ、アケチ君」
この映画「ピンクパンサー」を観て、なんだかそんなコトをクルーゾー警部に言われちゃったような気がします。
他人に「オバカ」で負けたとしても、普通の人ならむしろ喜ぶのでしょうが、
こっちゃんの場合 何故かしら”悔しい”気分が込み上げてきます・・・何なんだ、この感情は?( ̄∀ ̄*)
もっとも今の若い世代は、世界一の迷警部クルーゾーのコトなんかしらんでしょうな。
でもご安心を。 そういうこっちゃんも全然知りません。 <(`^´)>エッヘン!
かといってこの映画、何も過去に遡ってDVDやビデオの徹底リサーチを必要とするほど、
真剣に臨む映画ではありませんでした。
もしコノ映画の鑑賞のために、リメイク前の過去の作品を勉強しようと思ってる方がいましたら、
今すぐ止めてもらって結構です。
とにかく、バカではこっちゃんの数段上を行くこの強烈なキャラクターは、初めから丸っきり観客ド外視!
ひたすらドコまでも自分のペースだけで突き進みます。
大体、初っ端のバッテリーコードの繋ぎ間違い。
「赤」と「青」の違いが分からないような人間がドコにいる?お前は色覚異常か!
いきなり そんなことされても笑えません。
始まって早々、まだ観客サイドのウォーミングアップが整わないというのに、
「そんなのお構いナシ」でグイグイ進む。ある意味スゴイっちゃースゴイんですけど。
例えるならこの人、”カルカン一発!バカまっしぐら!”ですね。
(あ、カルカンは関係ないな)
お陰で、オープニングからしばらくの間、観客はヒキまくってました。
・・・誰も笑わない、いや笑えない。( ̄∀ ̄*)
「バッテリー老人カー・ネタ」でヒク。
「家宅捜査ネタ」でヒク。
「駐車場パーキングネタ」でヒク。
他にも「警部手帳ネタ」、「万年筆ネタ」、「カーテンネタ」.....と、こちらのチョット待った!の気持ちを他所(よそ)に、「これでもか!これでもか!」と責めまくる。
まるでヒキの洪水です。これでは”笑いの渦”ではなくて”シラケの渦”ではないのか?
ところが.....あろうことか不覚にも、あの「タマタマ電気ショック・ネタ」で笑ってしまいました。
普通やらんでしょー。拷問をかける前に自分で試すっていうのは。(笑)
容疑者に「そ、それは何だ....?」と聞かれ「ふふふ。それはな、こうやって、こうやってと....」だって。
ないから、それは。 ない、ない!
えなりかずきの「良いからシャワー浴びてこいよ」と同じくらい無い。byホリ
ところが、一度 笑いどころを見つけると不思議なことにあちこち自然と笑えてくるもので。
気がつけば周りもみんな笑いはじめてる。
あぁ、そっかー。みんなドコで笑って良いのか分からなかったんだな?
そういう意味では、この「ピンクパンサー」は非常に掴みにくく、また不親切な映画なのだということが分かりました。これは、またまた発見です!
例えば、こういうのはどうでしょうね?
こういう映画を公開する場合の劇場側の対応としては、出来れば観客席の各ブロックに係員を配置し、観客が「ア?ボンジュ~ル、スンマそン。ココ笑ッテ良いトコデスカぁ?」と流暢(りゅうちょう)な”おふらんす語”で訪ねた場合に、即座に「ウぃ~」なんてお答えしてくれる....なんていうサービスを提供するなんてのは?
え?「それじゃ、あちこちでウルサイだろ?」って。
┌|∵|┘ハッ....ごもっとも。じゃ、この案”却下”で結構です。
話を戻しますが、このアメリカ生まれのリメイク映画「ピンクパンサー」。
今回の目玉は、なんつってもその豪華なキャストなんでしょうね。実にハリのあるキャスティングです。
主役の史上最高のバカ警部:クルーゾーにスティーヴ・マーティン。
そしてそのバカさ加減を巧みに利用しようとする警視:ドレイフェスにケヴィン・クライン。
さらにそのドレイフェスの命令でクルーゾーの運転手兼見張り役に選ばれたジルベール・ポントンにジャン・レノですからね。
ジャン・レノなんか予想以上にヒドいシーンありましたよ。
こんな映画のために、今までの俳優人生を全て潰してしまうか?のような「変な踊り」まで披露してます。
チョット、ちょっと!これはあり得ないジャン・レノですよ。
こんなコトして大丈夫なんでしょうか、彼?もう少しマシな仕事を選んだ方が....。
ま、そんなトコも”珍味目当て”のお客にとってはある意味”必見”ですけどね。
それよりも何よりもこの「ピンクパンサー」では、やっぱコノ人が”集客”に一役買うと思うんです。
そう、ご存知 ビヨンセ。あのデスチャの歌姫ですね。
映画の中ではご期待通り、その見事な歌声を披露してくれます。
もちろんエンドクレジットで流れる主題歌「CHECK ON IT/チェック オン イット」も彼女の歌。
ファンならこの点も見逃せませんね。
それと、この方もご紹介しておきましょ。こっちゃん好きなので。最近特に好きです。
ジェイソン・ステイサム。
顔を見てお分かりかもしれませんが、あの「トランスポーター」シリーズで主役を張ってる人。今回は前半で早々に死んでしまいます。弱い。(笑) だってこの映画は、彼の殺人事件の捜査のお話ですからね。仕方ないんです。カレが死ななきゃ始まりませんもの。
本当はこっちゃん的には、彼をもっといっぱい観たかったのですが、ま、近々「トランスポーター2」で大暴れしてくれるようですから、これはこれで良いとしましょうか。(´∀`)
ま、そんなこの映画「ピンクパンサー」ですが、内容はオバカで キャストは豪華。そんなアンバランスさがまたウリのひとつかもしれませんね。
こっちゃん的には”4つヒイて、1つ笑う”みたいな映画でしたが、結果的には楽しめたと言えるところ。
ただ、映画館で座った席がビミョーでねぇ。なんともまぁ、大笑いする人と全く笑わない人に見事に挟まれてしまいまして。なんだか妙な”空気のステレオ感”を味わいながらの鑑賞となってしまいました。(笑)
全部を笑うのは無理だと思いますが、逆に一個も笑わないのもこれまた難しい。
そんなネタの宝庫とでも言っておきますか。
捜査の95%はギャグですが、かと思ってると ポ!っと本当に鋭い捜査をしちゃうクルーゾー警部に、なんだか最後には愛着が沸いてきます。しんみりさせるシーンもあったりしてね。もしかして、この辺はオリジナルと違うのかな?
ただ、この映画を映画館でお金払って観ることをチョットだけ想像してみましたが、それは勿体無いなぁ・・・そんな気分にもなってしまいます。なんともビミョーな映画ですねぇ。
心の準備が出来ている2回目以降なら、もっと笑えるかもしれません。
《2006.08.17記事一部改訂》
笑って良いやら 悪いのやら hamburger~~
でした(笑)
↑のyuuさんも微妙って書いてらっしゃるね・・・
でもきっと観てしまうと思うので、また観たら来ますね~
(期待しすぎずに観ればいいってことかな~(笑))
ピーター・セラーズのクルーゾーとは、まったく別物だろうね、これは。(~o~;
でもジャン・レノの壊れ具合が気になるのです。
スティーブ・マーティンは昔から好きなんですけど。
記事は明日書くつもりだけど、
あたしの行った試写会では大ウケでしたよ~。
ジャン・レノのダンスも最高に笑っちゃったよん。
そうそうクルーゾーの切なげな表情には
(・∀・)キュンキュンしちゃいましたねぇ~。
★4つくらいの予定です(´▽`*)アハハ
ってそっちのネタバレヾ(ーー )ォィ
おいら以上のアホの場合
隊長とどっちがアホですか?
隊長以上の場合
こっちゃんとどっちがアホですか?
(´▽`*)アハハ
ダメってことでもないんですけど、「笑いの渦」ではなかったな・・・と
オリジナルも観てるyuuさんとは大分意味合いが違いますけど
イマイチ感は残りますよね。
あぁ、「あむばるばぁ~」
英会話レッスンはちゃんとやりましょうネ(笑)
▼choroさんへ
うううううんんん・・・・
どーかなぁ?
これは人にはあまり強くは薦めませんね。
DVDとかならまだ良いんだけど。
でも観ちゃうのね(笑)
期待しないでぜひどーぞ
売店でハンバーガーを買ってから観てね
↑意味は観たらわかります。
▼ピンキーかぶろぐさんへ
そーですねぇ。別物でしょうねぇ。
でもこのスティーヴは良かったんじゃないだろうか?
最後にはちょっと好きになったし。
ジャン・レノはあの「踊り」のシーンだけが特にヒドかったんですけど、
そのワンシーンだけで十分格オチの値があります(笑)
ぜひ観届けてやってくらさい
▼ママさんへ
はいはーい!
スティーヴ好きでもDVDで宜しいかと。
その時はぜひ期待しないでご覧下さい。
あ、それと、慣れるのに時間がかかるかもしれないから覚悟しておいてね
▼km_achinさんへ
そーですよ。
どーせお金払うのなら他の映画を選んで下さい。
いっぱい良い映画ありますからね。
「明日の記憶」とこの映画が同じ値段とは信じられませんもの(笑)
謙さん、怒るよね
▼miyuさんへ
おほ~
そんな試写会場もあったのですか?
でも笑えないわけじゃないですからね。
こっちゃんも笑いましたもん。
ジャン・レノ・ダンスはやっぱりウケましたか(笑)
こっちゃんはあそこでチョット吐きそうになりました。
あり得ないもんなー。
クルーゾーの「知ってたの?」にはチョットね・・・
切なくなっちゃったよね。
miyuさんの記事を楽しみにしてるね~
▼mくんへ
質問の意味がさっぱりわかりません(笑)
とりあえずクルーゾー警部はダントツです。
こんな人が同じ町に住んでたら、
自分の町はメチャメチャに壊れちゃうと思いますよ。
ところで・・・
かずろぐ隊長とこっちゃんの順位間違ってない?
この公開ラッシュの中の公開だから、
きっと試写会にハズレてたら観に行かなかった
と思うんだけど、観れて良かったよん♪
こっちゃんも★3つだから
それなりには楽しめたんだよねっ♪
あっ?こっちゃんがキングだったの?
でも確かにクルーゾー警部がダントツだね(´▽`*)アハハ
この時期ラッシュだけどコメディってこれだけじゃない?
他になんかあったっけ?
無いよね?たしか。
だから、笑いたい人はコレ選ぶんだろうね。
良いんじゃないかな?そういう人には。
ちょっとハリウッドのセンスとは違うトコを狙ったようだけどね。
でもあのバカっぷりは笑えるよねやっぱ。
トラバありがとねー