新体制が発表されました。安達監督が言うように、「『神戸でやりたい』という選手」。J1で残留するハードルよりも、高いんじゃないかなとも思っています。それを、自分が自ら好きこのんで、その厳しい試練を、自分からやりに来た」、そういう選手たちが集まり、今シーズンを戦います。それについては心強く思います。
人の年俸を推定するのはあまりお行儀がいいものではありませが、昨年のデータとしてネットで拾った数字では、
OUT
近藤 岳登 DF 1000
伊野波 雅彦 DF 3000
高木 和道 DF 3800
羽田 憲司 MF 2000
朴 康造 MF 2300
野沢 拓也 MF 5000
大久保 嘉人 FW 7000
ペ チョンソク FW 800
IN
山本 海人 GK 2000
杉浦 恭平 MF 700
ポポ FW 5000
エステバン ?
となっており、「昨年とほぼ同水準の予算の規模でチームの編成を行って参りました。」には疑問が残ります。(移籍金も入ったことと思いますし)
そして、ちょっとあり得ないようなエースに対する扱いが報道で出てしまいました。
大久保選手は、昨シーズン直後にはなかなか返事ができなかったみたいですが、(無理もないと思います)
「代理人に電話したら、“神戸から残ってほしいという言葉がなかった”という話を聞いた。寂しかったし、あっけなかった。J2に落ちても1年で上げるのが格好いいわけだし。カテゴリーに関係なく残ってもいいと思っていた…」
と言っていたので、やっぱりやむを得ないのかなあとも思いましたが、その後、神戸新聞に、
『J2降格の屈辱を味わった昨季終了後も、当初は残留を考えていたという。だがクラブとの交渉で「代理人を通じて『出てもらいたい』と聞かされ、決断するしかなかった」。』と出てしまい、チームの選手に対する扱いの冷たさにちょっと引いてしまいました。
チームライセンス問題やスポンサー減などいろいろあると思いますが、カズ、アツ、嘉人などエースに対する扱いがこうなら、今後きてくれるであろう選手がどう思うか、トータルで考えれば、マイナスであると思ってしまいます。
(でもみんな神戸の街は好きだと言ってくれているのが救いですが)