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KOBE STING CLUB

VISSELKOBEと山歩き、日常をゆる~く&チクッと書いていきます

LUMIX LX-3 ゲット(中古で)

2015-02-24 22:40:39 | デジタル放浪記
この間のツアーでは、新しくゲットしたカメラを持って行きました。


パナソニックのLUMIX LX-3。

実は小型の一眼が欲しくなって、PENTAX Q7かEOS Mを狙ってたんですが、タイミングを逃してネット上では価格が乱高下。
実際はどうかと思い、久しぶりに元町のカツミ堂に行ってみました。しかし、どちらも後続機が出ているので、実際どんなものかわからず、せっかくだからと中古のカメラやレンズをちらちら見ていたところ、LUMIX LX-3が目につきました。非常にカメラらしいオーソドックスなデザインで、あんまり使用感はない感じです。レンズのライカズミクロン、F2.0の表記が「私を買って」と訴えかけてきました。

いったん帰って調べてみると、7年前の機種ですが、CCDは1/1.63の1000万画素。もっと小さくかつ画素数の大きいのも多い昨今、控えめでなかなかいいです。レンズは24~60mmとこちらも控えめですが、ライカ バリオズミクロン。F2.0~2.8ととても明るい。評価も結構高いみたいです。価格も中古の相場位なので、もうこれはいくしかない。またカツミ堂で出しているのなら、基本的な確認もしているだろうし、まあ安心というものです。

実際触ってみると、ダイヤル式のモード切替が非常に使いやすい。他のカメラでもモード切替のあるものも持っていますが、メニューから潜っていくようなオペレーションが多く、ダイヤルとジョイスティックで直感的に操作できるのは大きい。露出補正も簡単でした。通常のシーンでの撮影なら必要十分です。

レンズも(たぶん)ドイツで作っていないとはわかっていますが、ライカが認めた品質ならこれはライカです。
(じつは、8年前にLUMIX TZ-3、通称きみまろズーム(笑)という、高倍率のデジカメを買いましたが、こちらもバリオエルマーというライカが売りのものでした。)

まだまだ全部の機能がわかったわけではありませんが、旅先で非常にわかりやすく楽しく撮ることができました。あまり大げさでなく、当分は近場へ遊びに行くときには必携になりそうです。

それにしても、中古のフィルムカメラが安くなっていたことにびっくりしました。高嶺の花だったNIKON F4など2万円以下で手に入ってしまう。レンズもまた思わず手が出そうな安さでした。以前ではちょっとあり得ない状況ですが、それ以上にフィルムやDPEのお店が減っているのが二の足を踏ませます。デジカメなら基本的には追加費用はいりませんからねえ。


おとなびパス3日目

2015-02-20 22:28:14 | Weblog
5時起きも3日目になると修行モードになってきます(笑)。
この日は月曜日で、月曜日でもやっている(多くの施設は休みが多い)施設を探してみると、「小倉城・松本清張記念館」がヒットしました。

地下鉄で新神戸へ行きますが、平日なので、電車は満員。地下鉄の新神戸から新幹線に乗り継ぐ人も、ちょっとびっくりするくらい多い。
おとなびパスは指定席もとれるので、駅で前回乗ったさくら543号の指定を取ろうとしたら全席埋まっていました。やばい。
しかし、まあ、何とか座れて、小倉を目指し西へ向かいます。でも自由席はほんとに満員。ちょっとびっくりしました。しかしもっとびっくりしたのは、姫路、岡山で大量に下車し、大量に乗ってくること。改めて新幹線通勤、新幹線通学の実態を見せられました。

この日は小倉で下車。

駅の内部の空間にモノレールが。少し驚く。北九州は鉄の町、「小倉生まれで、玄海育ち」というような昔のイメージが強かったんですが、なんとモダンな町でした。10分ほど歩いて小倉城へ。小倉城は毛利勝長や細川忠興を経て明石にいた小笠原氏の居城になり、幕末まで続いたということで、長州のと戦いで、自ら城を焼き撤退したことは、司馬遼太郎の本などでよく読んでいました。昭和34年に天守閣が再建され(このころは「もう戦後ではない」と日本のあちこちで天守の再建がブームのようでした)、博物館や史料館として今に至るということです(そのへんは富山城とよく似ています)。
この頃ちょっとやばいムードが漂っていますが、いつまでも「戦後」が続いてほしいものです。

小倉城、松本清張記念館、小倉城庭園の3つの共通チケットを買って登城。
中では展示のほか、ジオラマやからくりシアターなどわかりやすくする工夫がされています。

マスコットの「とらっちゃ」
もっとゆっくりと見たかったですが、時間の関係で場内にある松本清張記念館へ。

ここは以前から来たかったところです。

清張の作品は高校時代からかなりの量を読んできましたが、改めて展示を見てみると、その作品群に圧倒されます。
いまでもテレビドラマで清張作品が新しく作られているのを見ると、その普遍性や内容の濃さがよくわかります。改めて家に大量にある清張作品を読み返してみたいと思いました。この歳になったからこそ見えてくるものがあるに違いありません。
また、松本清張の家を模した建物の中にある史料の山。こちらにも圧倒されました。

次は小倉城庭園へ。もとは遊園地だったそうですが、発掘をしたら庭園跡が出て来て、新しく木造で書院造りの武家屋敷を作ったということで、時間があったらお茶をいただきたかったところです(次来たときは必ず)。


この日急いでいたのには理由があって、このまま新幹線で帰ってもいいのですが、この際山陰を回ってやろうと考え、調べたところ、新山口発12時53分のスーパーおき4号鳥取行きに乗ればぴったりということを発見しました。西行きの下りではなかなかうまくいきません。

ダッシュで小倉駅に戻り、12時26分発のさくら550号で1駅だけ乗って新山口駅へ(まあ、なんとぜいたくな)
新山口駅でスーパーおき4号に乗り込みますが、これが2両編成という可愛い特急。

「しまねっこ」が出迎えてくれます。

山陰は部分的に何度か通っていますが、通しで乗るのは高校時代以来です。しかし、新幹線になれてきた体にはスーパーおきはちょっとゆっくりな感じ。それでも山陰海岸に沿って走ると、いろいろと目につきます。

江津の付近で見かけたのが一連の風車。島根県は結構風力発電が盛んなところだそうで、確かに場所は選びますが、こういったクリーンエネルギーが増えていってほしいなと思いました。
また、ソフトバンクのCMにもなったバブルリングのシロイルカのいる水族館もこの近くだそうで、車窓から見る風景は飽きさせず時間のたつのを忘れさせます。これも新幹線のスピードとはまた違った良さですね。

安来は山中鹿之助と母里太兵衛のゆかりの地だそうで、看板が。

そうこうしているうちに米子を過ぎ、倉吉に着く頃には辺りは暗くなり、18時16分に鳥取に着いた頃には外は真っ暗でした。
ここで18時40分発のスーパーはくと14号に乗り換え、智頭急行線を一路神戸へ。スーパーはくとは通勤時に何度も見ている列車ですが、なかなか縁がなくて今回初めて乗りました。智頭急行線は比較的新しくできた線で、カーブなどが少ないせいでしょうか、他の中国地方を走る路線より、スピーディな感じがして、気がつけば上郡。もう山陽本線の駅でした。真っ暗なので景色が全く見えないのが残念。三宮には20時46分に到着。楽しかった3日間が終わりました。

この1年間、ほとんどどこへも行けなかったもやもやが一気に爆発したようなツアーでした。
しかし本当の「おとなびパス」はもっと大人な使い方をするもんだと思いますので、次に機会があれば(&家の事情が許せば)、ぜひ泊付きの大人な旅をしてみたいと思います。
閑散期でいいので、またぜひ発売してね。

おとなびパス2日目

2015-02-19 22:21:52 | Weblog
おとなびパス2日目は、サンダーバードで北陸新幹線で沸く富山へ行くことにしました。富山は個人的には立山への入り口ということで、通過するばっかりで、町を見たことはありませんでした。

おとなびパスはなんと自動改札機を通るようにできています。(18切符のように駅員に見せるというのではありません。実は新幹線の駅が自動改札になっていることを今まで知りませんでした。昔の感覚では、駅員に見せてスタンプを押すイメージでしたが(新幹線にはそれくらい特別感があって欲しい)、時代は進んでいるのですね、というか、自分が遅れているだけですが。

兵庫駅の自動改札を通って、大阪駅へ。トワイライトエキスプレスグッズをゲットして、7時40分発のサンダーバード3号に乗車。
サンダーバードは前に立山に行った時以来で7年ぶりくらいでしょうか。



湖西線を行きますが、近江舞子を過ぎたころから雪が目立ちだし、外はすっかり雪景色に。

福井はもう雪の中です。
しかし、北へ行くにつれて雪が消えたり、また積もっていたりで、地形なのか高度の関係なのか不思議な気がしました。

富山ではLRTを見て(時間があれば乗りたかったけど)、

富山城へ行ってみました。


富山城は、前田利家の長男の利長が整備した城ですが、昨日の黒田長政といい、2代目もやりますね。
しかし、天守は戦後博物館として建設されたかなりオリジナルデザインだそうですが、築城して60年もたつということで、町の風景には溶け込んでいます。
ここでも展示はわかりやすく、面白いものでした。晴れていたら天守閣の最上階から立山や能登半島が見えそうですが、雲に覆われていてちょっと残念。

駅へ向かう歩道に

こどもの夢を刻んだこんな可愛いプレートがありました。なかなかやります、富山市。


駅前は新幹線開通の準備が着々と進んでいました。地元のどきどき感やわくわく感が伝わってきますが、反面、富山県と石川県の北陸本線はJRから別会社に移管されるとのことで、富山行きのサンダーバードもなくなるとか。失うものも大きいと思うのは僕だけでしょうか。

富山から1駅だけ「はくたか」に乗って高岡へ。
高岡城を目指しました。ここは城の遺構がほぼ完全に残っているところですが、大坂夏の陣後に廃城にさせられたという歴史があります。しかし、堀や石垣をそのまま残し、建物はないものの城の機能を維持していたとのことで、かなり広いものです。中には博物館や規模は小さいけれど動物園があり、入場は無料。費用対効果などといいながら、こんなところをけちるくせに無駄遣いをする自治体が多い中、なんと太っ腹。

富山にしても高岡にしても、城というものを市民が誇りに思っている感じが伝わってきました。

すぐ近くに高岡大仏が。

さすがに銅器の町です。(高岡の銅器は内田康夫の浅見光彦シリーズの「鐘」で知りました。博物館でも商都・高岡がわかりやすく紹介されていました)

その後、駅までゆっくり歩いて15時35分発のサンダーバード34号で大阪へ。

こんな垂れ札ももう見られなくなるのでしょうか。時刻表を駆使して普通電車の乗り継ぎを見つけていたことを考えると、やっぱり特急も贅沢な感じです。

ともあれ、もう乗れなくなる(かもしれない)サンダーバードを通しで乗れたことは、本当によかったです。

おとなびパス1日目

2015-02-18 22:15:56 | Weblog
まず、1日目は新幹線で福岡へ行くことにしました。5時起きで(3日続きました)、地下鉄で新神戸へ。

さくら543号鹿児島中央行きに乗車。恥ずかしながら久しぶりの新幹線に浮かれ気味です。やっぱり新幹線は速いですね(・∀・)。
7分ほどで西明石通過には驚きました。また短い区間のみを利用する新幹線通勤や新幹線通学の多いこと。そしてトンネルが多いことも思い出しました。
2時間ほどで博多に到着。うれしくなってしまって、居眠りしている暇などありません。過去に18切符で何回か1日がかりで通った距離でしたが本当にあっという間です。
今日のお目当ては、「漢倭奴国王」の金印。福岡市博物館です。

博多・天神の中心より西へバスで向かい、ヤフオクドーム(昔、映画のガメラ1でギャオスを捕まえようとしたところという印象が大きいですが、見るのは初めて)なんかを見ながら博物館前に。気合いが入った立派な建物です。
常設展のエリアに入ると、いきなり金印が。金印を見るのは初めてでしたが、思ったより小さい。しかし2000年の時を経ても変わらない姿のこの歴史の偉大な証言者を前に、身が震える思いで、しばし立ちつくしてしまいました。
縄文から続く福岡の歴史がわかりやすく展示され、大陸や半島の影響の大きさがよくわかります。(そういえば、福岡の街の表示や看板には他都市よりも中国語やハングルの記載が多いきもしました)。
また、軍師官兵衛に出て来た、母里太兵衛が福島正則より飲みとった名槍「日本号」はやっぱりすごかった。あまりの展示のおもしろさに時間を忘れてしまいました。常設展の出口では小松政夫さんがお見送りをしてくれました(もちろん映像で)が、気がつけば、3時間以上たっていました。

ショップで図録とミニ金印をゲット。この日は、できればあとで太宰府へ行こうと思っていたのですが、ちょっと無理です。
それならと官兵衛つながりで、福岡城へ行ってみました。でもここでは官兵衛というよりは息子の黒田長政が主役です。

福岡市では天守閣を再建する計画があるとのことで、やりますねえ。

太宰府で見るはずだった梅も綺麗に咲いていました。

そして、福岡市博物館でも展示・説明があった鴻艫館跡へ。平和台球場(懐かしい!)跡地から発掘され、展示館も開設されています。しばし、江戸時代から奈良・平安時代へと心が遊んでいました。

その後、天神付近をぶらぶらして(福岡の人の交通マナーの良さには感心しました。どんな細い通りでも信号があると、ほとんどの人がきちんと守っていて、普段結構やらかしている身には新鮮でした)、博多駅へ。お土産を買い、

16:48の「のぞみ52号」で東へ。もっとゆっくりしたかったんですが、あと2日あるので、大事を取って早めの帰宅としました。

やっぱり新幹線はいいですね。個人的にはコストパフォーマンス的にリニアには反対です。新幹線で十分早く便利だと思うのに、アルプスの中をトンネルで通したり、新幹線の数倍と言われる必要電力などちょっと無理がありすぎますね。

まだまだ続きます。

おとなびパスでおとなげない旅

2015-02-17 22:06:53 | Weblog
年を重ねるとしんどいことも多いものの、思いがけずラッキーなこともあります。
駅でランちゃんが載っている「おとなび」のパンフレットを(ランちゃんが乗っているという理由だけで)持ち帰ったんですが、適当にしか見ていませんでした。(いまはテレビCMもしています)

その後、「おとなびパス」というチケットを見つけて、よく見ると、

おとなびの会員(50歳以上限定です)が利用できる
JR西日本地区のエリアの新幹線・特急の乗車がOK
1人から使える(2名以上というチケットは過去にありましたが)
利用期間は連続する3日間
1人16,000円
というものです。

介護などの関係で泊付きの旅行は自由にできない身の上ですが、日帰りならばなんとか大丈夫なのでは。ということは、これはスーパーな18切符ではないか、とかつての18切符ヘビーユーザーの血がふつふつと沸いてきました。

18切符は1日あたり2、370円。全国で使えますが、新幹線や特急はだめ。
「おとなびパス」は1日あたり5,300円。JR西日本エリアだけだけど新幹線や特急に乗れる(・∀・)。
これは行くしかないです。

神戸という鉄道においては非常に便利なところに住んでいる身では、新幹線などは非常に縁遠いもので、東京などもだいたいが夜行バスです。この前新幹線に乗ったのが約10年前。それも秋田新幹線「こまち」の秋田~盛岡間。今まででも10回も乗っていません。(実は一筆書き日本一周をやらかしたことがあります)
しかし改めて新幹線に注目すると、(まあ一般人には常識ですが)九州から2時間ほどで帰ってこられる、つまりその気になれば九州日帰りも可能。北陸や南紀も日帰りできそう(でも3日連続ですが(゜_゜;))。

ここまで来ればアイデアと体力勝負、「おとなびパス」なのに、なんておとなげない(´д`)。

なんとか月曜日を休暇にして、土・日・月とやってしまいました(続く)


落とし物(汗)

2015-02-11 12:47:02 | Weblog
この間、やばい落とし物をしてしまいました。
A地点で買い物をして、B地点のスポーツクラブでちょっと頑張って、C地点のコンビニで買い物をしようと思ったときに、財布がないのに気づきました。ある個人的なポリシーで、普段月収分くらいを持ち歩いていたので、さすがに青ざめました。
今までは、財布を落としたことなんかなかったのに。(家に忘れて出勤したことは何度もありますが)

(10数年前に、滋賀県の木ノ本駅へ行ったときに定期入れを落としてしまいました。駅周辺を自転車で走り、駅に帰ってきたときに伝言板に落とし物の記入があったのを見たんですが、「へえ、同じ姓で落とし物をしとる奴がおるなあ」、と思っただけで、自分のことだとは思わず、確認もしないまま帰ってきて、初めてないことに気づき青ざめました。結果的には無事に帰ってきたんですが、ほんまにアホです)

A地点で買い物をしたときに財布からお金を出したことは覚えています。
まず、一度家へ戻ってから、自転車でB地点に戻って、スタッフと大騒ぎで探したけど見つからない。何度か忘れ物をしたときに預かってくれていたことがあったんですが、残念。
かなりあきらめムードになって、念のためA地点のお店で聞いてみると、なんと交番に届けてくれたとのこと。
交番に行ってみると、こんどは本署へ回した後ということで、寒さも忘れて自転車を必死にこいで警察署へ。
受付で聞いてみると、「高額拾得物」扱いされていて(汗)、すぐにわかりました。
財布には長田神社のお守りとともに(ありがたや)、免許も入っていたので、持っていた職場の職員証で確認してもらいなんとか回収。
「これくらいなら帰ってこないことも多いのに、よかったですね」と若い警察官の兄さんに言われ、恐縮することしきりでした。
落としていいということは決してありませんが、お金の使い方や、今後はいくらくらい入れるかを改めて考えさせられてしまいました(汗)。

警察では、落とし物の場合、中身を全て確認されるので、変なもの(笑)を入れていなくてよかったです(大汗)。