この日の相手は、先週感動的なゲームを行って、乗っている湘南。
また湘南スタイルにボコボコにされそうで足が重い。敗者のメンタリティはいっぱいです。(^^;
スンギュもまさかのベンチ外・・・。
しかしこの日はちょっと違った。DF陣、特にダンクレー選手が目立つ。オフサイドに助けられたり、フライングボレーを決められそうだったり、やばいシーンもありましたが、なんとか0-0で後半へ。
後半、安井選手を投入。54分に苦境を楽しむ男、西選手のライン際いっぱいからのクロスをウェリントン選手が足を延ばしてゴール。73分にはゴール正面でウェリントン選手の超おしゃれなヒールパスを三田選手が蹴りこんで2点目。その2分後、今度はビジャ選手がゴール左側から相手DFをまさに翻弄して、見事なゴールで3点目。個人技というのはこういうことだと見せつけられました。そして久しぶりのポルディと交代。すると終了まじかの86分にゴール左からふわりと浮かしたクロスにウェリントン選手が反応してヘッドで叩き込み4点目。最後に1点返されますが、いままでのブルーな気分が一気に吹き飛んだ瞬間でした。
・今日は2ゴール1アシストのウェリントンの日。

VIP優先でなかなか出番がなく、それでも出場すれば必ず結果を出してくるすごさと存在感はVIP以上!ヘッドでは負けないし、守備も献身的に行い、ポストもできる。当面ウェリントン中心にスタメンを組むのが正解ではないかな。
・吉丸選手も初リーグ戦とも思えないくらいの落ち着きで、後半は特にウェリントン選手めがけてのロングボールが効いていた感じでした。しかし、危ないバックパスやその処理も見られ、ちょっと心臓に悪い。
・今日は吉田監督が「自分たちのサッカー」というように、サイドチェンジやロングボールを多用し、湘南を圧倒したゲームで、「パスサッカー」という言葉の呪縛が解けたのか、堅守速攻をベースにのびのびプレーが出来ていたように思えました。まあ、はじめからこれをやっておれば、何連敗もすることはなかったんじゃないかな。
・久しぶりの勝利の神戸賛歌でしたが、スタッフやベンチ外選手も集まったのは喜びをみんなで味わいたい気持ちの表れだったと思いますが、三木谷までがしゃしゃり出て、嬉しそうにイニエスタと肩を組んでいたのにははっきり言ってしらけました。普通にやっておればそれなりに勝てるチームを何してくれとんねん<`ヘ´>と、つっこんでしまいました。
・前半のダンクレー選手の2回のミドルシュートはスタジアムがどよめきました。このごろ、とりあえず、横パス、バックパスで、チャンスがあってもああいったミドルを見ることが少なかったので、刺激になったのでないでしょうか。CBがあそこまで上がってシュートするのはなかなかです。
・次もこんなスタイルでいってくれれば期待もするのですが、どうでしょうねえ。またお得意の雑音も聞こえてきているし、せっかくの勝利がブラフにならなければいいのですが・・。