「ナンバンギセル」(南蛮煙管)は、ハマウツボ科の寄生植物で、
ススキやミョウガなどの根に寄生する1年草です。
葉緑素を持たず、自分で光合成して成長することが出来ません。
万葉集に「思い草」という名で詠まれた、日本古来の植物です。
1600年頃、ポルトガルなどの南蛮船が渡来し、
船員がくわえていたマドロスパイプ(喫煙具のキセル)に
花姿が似ていたことから名付けられました。
自宅の南東隅に、自然実生で育ったススキの株周りで、
(親は東庭に植えてあるイトススキ?)
西洋シャクナゲとナンテンの背後で、2個の庭石の間です。
最初は8月中旬に蕾を上げてきました。邪魔になるススキをカット、
8月下旬に開花しました。
花径20cm前後で、白っぽい紅紫色です。
8月末、初めに咲いた花が萎んできたら、
遅れて芽生えた蕾が、奥の方に芽生えてきました。
9月上旬、その開花です。
9月中旬、今度は、最初に咲いた花の手前で、
新たに芽生えた蕾が開花したしました。
10月上旬の花です。
このススキの裏側(西側)にもたくさん芽生えていました。
午後の一部に木漏れ日が当たるだけなので、ストロボ撮影で、
実生ススキの隣には縞ススキが植えてありますが、
今年は元気なくポツポツと数本しか咲きません。
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