11月の庭はススキと庭木の紅黄葉でした。
斑入りの縞ススキは株元にナンバンギセルを咲かせてから、秋遅れて穂を出しました。
ハナミズキの紅葉、ピラカンサやナンテンの赤い実、モミジの黄葉と互いに引き立て
あって秋を演出しました。 2枚目の縞ススキの左背後には、夏から出穂したヤクシマ
ススキの残り穂も見えています。
次の2枚はイトススキで葉幅が狭く、小型でしたが庭では1.5mくらいに伸びます。
背後はヤマボウシの紅葉です。
3枚目はマンサク です。まだ緑の種子と褐色に熟した種子、2月には雪中で咲く花芽と
が同居しています。この後の黄葉も綺麗でした。
4枚目が軒下に植えたツバキの「西王母 」です。花盛りでしたが、花や蕾をつけたまま
雪囲いされました。
鉢植えでは、大文字草の仲間でセンダイソウ、原種シクラメンのヘデリフォリウム の
種子(クルクル回る形がシクラメンの語源です)、
熱帯のハイビスカス も咲き続けました。
下の3枚はツメレンゲです。 多肉質の葉を紅葉させながら、花茎の下から順に咲き
上がります。
右端はカンアオイの「御所錦 」で、明るい淡黄緑の花を咲かせています。