「ヨメナ」(嫁菜)はキク科の多年草で、野菊の1種、
本州中部以西~四国、九州に自生します。
HCで、斑入り葉のポット苗を入手し、
玄関手前のハナミズキの樹下に植えました。
秋に白~淡紫の花を咲かせます。
春4月中旬の新葉は斑入り葉です。
7月末の葉姿、夏には斑が消えてしまいます。
秋10月下旬、蕾から開花しました。
11月上旬の花です。
庭のハナミズキとツツジが大きくなって、日当たりが悪くなったので、
一部を、空地の果樹と菜園の境に株を移植しました。
地下茎があり、群落を作りつつあります。
7月初めの葉姿、草丈10~20cm位です。
10月下旬の花、
11月上旬の花、
現在も名残り花が咲いています。
「フジバカマ」(藤袴)は、キク科の多年草で、秋の七草の1種です。
茎の先端に、5mm程の小さな花を10cm前後の房状に多数、
花色は白~淡い紅紫色です。
まっすぐ伸びる茎に3裂する葉が対につきます。
近くの住宅跡地で、果樹と菜園の境に植えた株が増殖しました。
信濃川の支流の1つ、栖吉川の堤防から1株移植したものです。
8月下旬から咲き出しました。
9月中旬、
9月下旬、
オオハナアブとキタテハチョウが吸蜜に、訪れました。
10月10日、
10月下旬、花の終盤、バックは柿の実です。
名残り花のアップです。
鉢植えのヤクシマススキに寄生する、ナンバンギセルです。
8月下旬、蕾を着けた花柄を伸ばしてきました。
9月上旬、開花してきました。
9月下旬、
10月上旬、右側は咲き終えて実を結び、
左の3本がこれから素行としています。
10月中旬、
10月下旬、花後の姿、
11月上旬、遅れて咲いた花、
昨日の2鉢、
左の中深鉢では、またナンバンギセル2本が開花しようとしています。
右の長皿鉢では、ヤマラッキョウが咲いてきました。
こぼれ種で芽生えたものと、種を採取して春に蒔いたものとあり、
今年は、9月から11月にかけて、長く咲いてきました。
ハマウツボ科の寄生植物ナンバンギセル、庭で2か所目の自生場所です。
自宅東側の通路脇、西洋シャクナゲと西王母ツバキ間で、
糸ススキと縞ススキに寄生して育つナンバンギセルです。
8月下旬、
地上に出るのは花柄で、
先に紅紫色の花を1輪、うつむきかげんに咲かせます。
別名、思い草として万葉集にも記されます。
(茎は地上に出ず、葉は小さな鱗片状です。)
ナンバンギセルが見えるように、手前のススキを刈りこみました。
その3日後、
更に4日後、
9月上旬、
9月下旬、花後には黒い果実、中に粉状の種子が出来ます。
遅れて咲いた花も、
イトススキの脇にある斑入りの縞ススキでも、
遅れて蕾を上げてきました。
10月末には、ススキ株の裏(西)側でも、
遅咲きが西日に照らされて、
「ミズヒキ」(水引)はタデ科の多年草で、全国各地に自生します。
庭を作り変えた後、勝手に芽生えてきたものです。
茎頂や葉腋から長さ20~40cmの花穂を伸ばして、
小花を疎らに付けます。
花の上半分が赤色で、下半分が白色なので
→祝い事や進物用に使われる「水引」の名に、
花径2~3mmで、花弁は無く、花弁状のガクが、深く4つに裂け、
オシベは5本、メシベ1本です。
9月中旬、蕾が開き始めました。
菜園脇のニラとハナトラノオの間で、
9月下旬の開花です。
10月上旬の花、
10月中旬、メシベは花後も残り、先が二又の鈎状になります。
種は俗にいうヒッツキ虫の1種で、
メシベの先端が動物の毛などに引っかかって、
種が遠くに運ばれます。
10月下旬、たくさんの種を付けたミズヒキの群落、
脇を通る私の衣類にも引っ付くので、
庭のミズヒキ全てを刈り払います。
姿、性質ともに野趣に富み、茶花としても好まれる野草です。