おとろ日記

サンデー毎日な日々の生活を綴っています

清楚な白い花がようやく!・・・フウラン カラマツソウ

2022年07月11日 06時05分24秒 | 

 セッコクから遅れること約1月半で 待ちわびていた花がようやく咲いてくれました。
先日 槇の木に着生させている「フウラン」の蕾があがっているのを見つけ いよいよと期待していると・・・

 

 3日程で 白い花が沢山咲いてきました。
それほど強くは感じられませんが 鼻を近づけると 甘い香りも醸し出しています。

 

 フウランは日本原産のランの一つで 自然界ではカシやシイ等の木に着生して育ちますが 現在では自生種は滅多に見られなくなりました。

 

 続いては こちらも好きな花の一つである「カラマツソウ」です。

 

 全ての花が開ききるより 丸い蕾も混じったものが趣があると思います。

 

 そして「ホスタ」も庭のあちこちに咲いていますが 我々世代には「ギボウシ」という呼び名の方がピンときますね。

 

 フウランは かなり以前に奈良公園の近くで大きな木に着生し 見事に咲いているのを目にし感動したものですが 現在ではどうかな?

 園芸品種としては江戸時代から愛好され「富貴蘭」と呼ばれ 大名等の富もあり身分も高い人たちが 競って栽培していたようです。

 取り合えずは 我家の庭で 今年も出会えて良かったです。

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南国を連想させる花が色鮮やかに!・・・ノウゼンカズラ ムラサキニガナ

2022年07月09日 06時10分54秒 | 

 昨日は奈良で悲惨な事件が発生してしまいました。
現場は良く通りかかる場所でもあり こんなところで何故との思いが強く 憤りを感じております。

 この時期 散歩をしていると 一際目を惹く色鮮やかな花があちこちで見られます。
その花は 南国のハイビスカスにも似た真紅の「ノウゼンカズラ」なのです。

 

 公園のテニスコート横では アーチに沿ってトンネルの中を花が連なり 通り抜けると あたかもハワイでレイを贈られたような気分に!

 

 別の場所では 空に向かって・・・

 

 また 公園遊歩道の山際に 何やら綿毛のようなものを付けている植物を見つけました。

 

 葉の形がアザミに似ていたので調べてみると キク科の「ムラサキニガナ」のようです。
タンポポの綿毛のように 花後の姿なのでしょうね。

 

 そして 草原に今年も可愛いキノコを見つけました。
「キノコの里」と呼んでいますが この姿は1日のみで 翌日には笠が開いてあまり可愛くなくなります。

 

 

 ノウゼンカズラは庭に植えてはいけないとも言われるようですが これは生育旺盛で根を大きく伸ばしたり こぼれ種からも発芽し

 思った以上に大きくなったり 植えた覚えのない所からも増殖するからだそうです。

 しかしながら 夏の青空に向かう真赤な花は魅力的で 上手に管理すれば庭に植えても大丈夫とのことです。

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花のお寺は猛暑の中でも元気でした!・・・般若寺 夏コスモス アジサイボール

2022年07月07日 06時12分52秒 | お出かけ

 鬼瓦造りを楽しんだ後 近くにある「般若寺」を訪れました。
このお寺は 四季折々の「花のお寺」として人気があり 特に「コスモス」が有名です。

 

 コスモスと言えば 一般的には秋の花ですが ここでは夏でも見ることが出来ます。
入場すると 予想以上に「夏コスモス」が咲いており 境内のあちこちで見られましたが まずは「十三重石宝塔」周りはこんな感じ。

 

 続いては コスモス越しに見る「本堂」です。

 

 撮影スポットとなっている 「石仏」とのコラボも趣があります。

 

 コスモスの後ろに鎮座されているのは「薬師如来像」です。

 

 そして この時期の見所は 最盛期は過ぎたものの見せ方に工夫を凝らされた「アジサイ」で・・・
まずは 入場口横に並べられた オーソドックスな鉢植えです。

 

 そして あちこちに配置された「アジサイガラスボール」も 良い感じです。

 

 他にも アジサイの「花手水」や・・・

 

 涼し気な青い花を 吊り下げられ趣向も見られました。

 

 この日は晴天で 6月末とは思えない暑さでしたので 見学もそこそこに切り上げました。

 それでも 花のお寺」と言われているだけに 花の手入れと 見せる演出はさすがと思われました。

 猛暑の中で元気に咲く「コスモス」が見られて良かったです。

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ミニ鬼瓦造りで伝統の技に触れる!・・・鬼瓦 体験学習 

2022年07月05日 06時02分53秒 | 日記

 以前から気にかかっていた 奈良で伝統的な瓦を製造されている会社を訪問しました。
その会社は「瓦道(がどう)」さんで 春日大社や興福寺を始め多くの重要文化財修復工事の際の瓦施工を担当されたそうです。

 そして 今回の一番の目的は電話予約をしていた「ミニ鬼瓦造り」の体験学習でした。
現地に到着すると 瓦工場らしく 屋外にも色々な飾り瓦が展示されていました。

 

 体験学習をさせていただける部屋の中にも 多くの作品や鬼瓦見本等が陳列されています。

 

 こちらの会社は 寺社以外に お城等の修復もされたそうで 下の写真は姫路城の鯱瓦を請け負われた際の様子とのことです。

 

 そして いよいよ鬼瓦造りです。
数種類ある型の中から 私が選んだのは「正倉院」の鬼瓦で・・・

 

 妻は「東大寺」の鬼瓦でした。

 

 まずは 作業机の上に 配合土 石膏型 ヘラ等 必要な物を準備していただきました。

 

 最初に 先生である社長さんの指導に従い 土をこねて表面を滑らかに丸めたものを型に盛り・・・

 

 手のひらと指で土を型の中に押し込み 体重をかけて隙間が残らないように加圧します。
ここで型への密着が甘いと 型通りの模様が忠実に再現できません。

 

 余分な土をタコ糸で切り取ってから 更にヘラと布地で表面を滑らかに仕上げます。

 

 瓦の裏面に好きな文字を入れて 「ミニ鬼瓦造り」の体験学習は終了です。

 

 この後は 会社の方で「乾燥」「焼成」「化粧仕上げ」等を行っていただき 3週間余りで鬼瓦が出来上がるそうです。

 今回は 1400年の歴史がある瓦造りの貴重な体験ができ また社長さんより瓦に関する興味あるお話も聞くことが出来 大満足でした。

 出来上がりが楽しみです。 社長さん 奥さん お世話になり ありがとうございました。

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水景が涼を呼ぶ公園です!・・・けいはんな記念公園 池 滝

2022年07月03日 06時06分27秒 | お出かけ

 「けいはんな記念公園」は 四季折々の花や野鳥 季節のイベント等が楽しめる自然と調和した公園です。
中でも 水景園の水をたたえた風景は 涼し気で暑い季節には一押しです。

 まずは 観月橋の上から水景園全体を眺めると こんな景色が広がっています。

 

 橋の下の紅葉谷から橋げた越しに見ると こんな感じになります。

 

 数多くある滝も 水しぶきをあげ勢いよく流れ 周辺に冷気を放っています。

 

 こちらは「ガリレオの子孫たち」と名付けられた彫像越しの 池と森の景観です。

 

 その他 この時期園内で見られた花としては 「キキョウ」が辛うじて残っていました。

 

 「アジサイ」はまだまだ元気で 園内のあちこちで咲いています。

 

 芽ぶきの森を歩いていると 名前はわかりませんがこんな花も・・・

 

 

 水景園入口の管理棟横には「七夕飾り」も・・・

 

 芝生広場を通りかかると 何やら工事中で 聞いてみると「パッションフルーツ」の育成棚を設置しているとのことでした。

 

 何時訪れても それなりに楽しめる「けいはんな記念公園」ですが・・・

 水と自然の調和が特徴の公園ですので 水辺を歩きながらの散策は 暑い時期にもお勧めです。

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夏至も過ぎ化粧が整ってきました!・・・半夏生 けいはんな記念公園

2022年07月01日 06時11分16秒 | 

 二十四節気の夏至(6月21日)から11日目(7月2日)を雑節の一つである「半夏生」と言います。
そして この日は年初から183日目で一年の丁度真ん中にあたる日になり 月日の流れを感じる区切りの日でもあります。

 この時期 毎年楽しみにしているのが植物の「半夏生」で 花が咲くのに合わせて葉が白く変色するのです。
これを見るために 定期的に訪れている「けいはんな記念公園」に出向きました。
 見られる場所は園内に2箇所あり まずは水景園の入り口近くの棚田周辺からです。

 

 白く色付いた葉の上に「シジミチョウ」が止まりました。

 

 この「半夏生」という名前と漢字ですが 一般的にはこの時期に咲く花が由来と言われていますが 葉の色付く様があたかも半分だけ白塗りの
化粧をしたように見えるので「半化粧」という漢字が用いられることもあるようです。

 

 半夏生の見られるもう1箇所は 「芽ぶきの森」の最深部である池縁の群生です。
遊歩道を歩き 徐々に近づいていくと 段々白い色が見えてきます。

 

 群生地に到着しました。

 

 全体が完全に色付くのはもう少し先のようですが 綺麗に白くなっている個体も見られます。

 

 半夏生の葉が白くなるのは受粉に関係しており 虫媒花である花に虫を誘う必要からで 花期が終わると葉は緑に戻るそうです。
従って 化粧した葉が見られるのは花が咲いている間だけでそう長くはないのです。
 ちなみに 約1ヶ月前に訪れた際には 下の写真のように白化は微塵も見られず青々としていました。

 

 何気なく鑑賞していた半夏生ですが 葉の色が変化するのも子孫を残す為だったのですね。

 環境に合わせて色を変え擬態する動物もいますが 植物の世界も奥が深く 感心しました。

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