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二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

11月17日(日)『彪駒』&『黒彪駒』普及活動ケイゾク中!&音色レッスン

2013-11-19 09:43:37 | ○営業日の報告日記
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
今週開催いたしました楠田名保子先生による『音色レッスン』は大好評でした!!
第一回と第二回、それぞれ4名ずつの受講者さんでのグループレッスンでしたが、
光舜堂の狭さでやるにも、1時間で行うにも、ちょうどいい人数でしたね。

とても丁寧で濃厚なレッスンと先生の美しい演奏付きで1時間。
8名の方々には有意義なひとときだったと思います。
なにしろ、レッスン開始直後と終了間際では、
皆さんの奏でる二胡からは、まったく違う音色が聴こえて来ていましたから。
1時間という僅かな時間のレッスンは駆け足のようでしたが、
受講者の皆さんが今後も継続して美しい音色を意識していけるように導くものでした。

優しくて、明るくにこやかな楠田先生は、とても穏やかな声で話されます。
それだけで、もう、とてもレッスン内容が沁み入って来るようですが、
とりわけ素晴らしかったのが、生徒に解るように伝える表現力。
「国語力が凄い!!」とは、見学していた楠田先生の門下生、Ka先生談。
同じ言語を話す先生から習うのは、理解力の上でもとても成果が出る事だと思いますが、
楠田先生はとりわけ、美しい音色の為にすべき事を伝える語彙が豊富でした。

しかし、なによりの説得力は、
各レッスンの一番最後に楠田先生自身が1曲弾いて、美しい音色を聴かせて下さった事でしょう!
ある意味、これを聴くだけだったとしても勉強になったのではないでしょうか。
そもそも、「美しい音色、に特化してレッスンをしたいね」
と店主がこの企画を言い出したのは、楠田先生の奏でる音色の美しさ、を聴いたからこそ。
この時、隣の¥BAR側にはちょうど峠岡慎太郎君が来ていたのですが、
峠岡君、プチライヴのミエズ席状態でラッキーでしたね。

一方、見学者の、楠田先生の門下生Ka先生は、
自分は個人レッスンしかしていないので楠田先生がグループを教えるところを是非見学したい、と
自主的に学びに来ていらっしゃいました。
こういう学習熱心な先生もまた素晴らしいですよね!

それにしても、楠田先生の、きっちり1時間でまとめあげる時間配分も凄い事!
楠田先生は、企画打合せの段階から準備に抜かり無く、事務能力も凄い方だったのですが、
レッスン終了後に「最後に皆さんに―」と、何か印刷した紙を取り出しました。
(あ、アンケートね)と、ワタクシ慌てて人数分のペンを掻き集め出て行こうとしたら、
そうでは無く、
「今日お伝えした事のまとめです。忘れないうちに今夜中にでも、ご自分で学んで感じた事等、
いろいろ書き込んでみて下さいね」と!!
凄い!!
アフターケアも、万全でした!

今回のこの『楠田名保子先生の音色レッスン』、
単発で、お試し的にやってみた企画でしたが大成功でした。
皆さんもいつか機会があったら、是非、
楠田名保子先生の演奏を聴いたり、教えていただいたりしてみてくださいね!



ところで、『音色レッスン』の前後の時間の主役は、
やはり『彪駒』と『黒彪駒』でした。

レッスンに参加すべく早めにご来店だったIさんは、一人¥BAR側で弾いていらしたのですが、
その音のでかいこと、でかいこと!
Iさんは素晴らしい高級な二胡をお使いで、彪駒のスペシャルバージョンの『虎駒』を着けています。
出来のとても良い高級な二胡+『虎駒』となったら、=は“無敵”でしょう!
店主から「うるさーい(笑)」と言われていました(笑)

そういえばIさんも頻繁に参加する『なりゆき弦楽団』は、
その参加者は、光舜堂によく来て下さる方々が多いので『彪駒』装着率が高い楽団です。
グループで独りだけ『彪駒』にすると目立っちゃって和を乱しますが、
『なりゆき』みたいに装着率が高いと、
隠れていたいワタクシみたいな者(オケ本番ではよくエア・ヴァイオリンしたものです)
には良いですねー(笑)
みんなと弾きたいけれどちょっと自信が無い方は『なりゆき弦楽団』へ入ろう!(なんちゃって)
次週、『二胡のお楽しみ会』でお待ちしております♪

それから、先出のKa先生、
この方には『彪駒』開発中からモニターとしてご協力いただいていたのですが、
この日いらした時は、まだ開発途中段階の古い駒のままでした。
それでも大満足だったようで「西野さん、この駒凄いですよ!」とおっしゃるので、
「まだまだだよ」と、店主はニヤリ。
完成型の『彪駒』に着け替えると、Kaさん「なにこれ?!凄い!!」

また、早い時間にいらしたW先生も、
「第二ポジションからの棹のこんな感触、初めて!!」と驚き、
一緒にいらした生徒のKbさんにも「ほら、ちょっと弾いてみてみて!」と
試し弾きをすすめて下さっていました。

レッスンが終わってから楠田先生も装着。
無敵な効果に楠田先生の演奏技術が加わるのですから、もう、天上の音色のようです!
「素晴らしい~!」とウットリすると「西野さんの駒のせいですよ」とご謙遜されていましたが、
いえいえ、この音色は別格でした。

ただ、やはり、店主もブログにまとめで書いた通り、
『彪駒』も『黒彪駒』も、現在の物は蘇州系6角形二胡向きのようです。
この日8角形の二胡の調整にいらした方が『彪駒』を試したところ、
もともと8角形は皮が薄いので音色には効果がさほどありませんでした。
店主の頭の中にはもう既に『8角形用の彪駒』の理論が出来上がっているようなのですが、
現在、ただでさえ忙しい上に『彪駒』と『黒彪駒』の注文数がかなり入って来ていて生産に追われ、
『8角形用』を研究する時間が皆無です。
そもそも店主は、6角形を進化させる事、また、より高度な12角形(6角形の進化版)の楽器
を追求する事に集中していますので、まだまだそれが途中段階の今、がこの状態ですと、
北京型ご使用の方々には、あと何年お待ちいただく事やら。。。

ただし、店主も書いていたように、
お持ちの二胡が北京系なのに蘇州系用の駒を知らずに使っていらっしゃる方も多いので、
8角形をお使いの方は、それを正すだけでもかなり改善するかもしれません。
(8角形専用の駒というのもあります。二胡姫さんで販売している、ハンドメードシリーズは8角形専用とは書いてありませんが、私の見るところ、かなり8角形にはよい駒と思えます、お試しください。店主追記)


とにかく、『彪駒』一般普及への活動はまだ始まったばかり!
早々と興味を持ってご来店下さり、ご賛同下さる方々に感謝いたします。
野望(目標)の遥かなるゴールは、
『全二胡弾き、標準装備!!』 なのです!
では♪







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