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二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

個人レッスン

2010-09-01 20:43:36 | ☆店主の鞄持日記 ほぉ舜堂
車での移動中、大殿様はよくモーツァルトのCDをかけます。
昨日は『フィガロの結婚』を聴いているうちに、二胡で弾きたくなった模様。


「この曲、いいね。 譜面ないかな」

「二胡譜は無くても、オペラのスコア買ってくればいいじゃないですか」

「そうだねぇ。 ほぉさん、とりあえず耳コピしといてよ」

「はいはい」


そして、今日は、耳コピしたメロディーの伝授。
ワタクシ、自分の耳コピ能力って、万人に有るのかと思っていましたが、
大殿様には無いそうなので、なかなかメロディーを伝えきりません。


「こう?」

「違うっ!そこでもう1音続けてっ!」

「こうか!」

「惜しい!途中2箇所外れました」

「もっかい歌ってよ」

「喉、ガラガラですよー。 ハイ、もう一度頭から繰り返しっ!」


ワタクシのレッスンはかなりキビシイです。
大殿様、途中何度もワタクシにキレそうになりながらの繰り返し。
まぁ、耳コピは出来ても、ワタクシは譜面が読めないので、
ドとかレとか言ってあげられないのも、
レッスンとしては解りにくいところなのではありますが。。。

そんなやり取りは、事務所のある2Fでのこと。
階下では、たしか、
殿が二胡を弾きに上がってくるまでは、タロ若が事務業務中だったような。。。
殿とワタクシでギャーギャーとフィガロの音追いをして、かなりうるさいはずです。

かなり長いこと騒がしくした後で、
思い出したように大殿様が気遣いを見せました。


「あー、タロちゃんがかわいそうだから、よそでやろうよ」

「そうですね、そうですね、行きましょう」


席は立ってみたものの、階段途中からタロ若の席を覗くと、、、
さすが、タロさん、とっくに逃げ出した後でした。









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