
この画像見ても、何も問題なさそうですよね。
でも、棹を外して台を取って、花窓を外してみたら。

このように割れが現れることもあるのです。
棹と花窓でしっかり止まっていると、ボンド自体はその接着力が無くなっていても見た目には割れているのに気が付かないこともあるのです。
なんだか音が変だ!以前より音の立ち上がりが違う、強く弾くと雑音がする。
このような時には、一度棹を抜ていて、台も外してみてください。
花窓を外すというのは無理があるとは思いますが、せめて台を外して、胴をこつこつと叩いてみてください。
すると、カスタネットをたたいたような音がしたとしたら、目には見えないけれど胴の割れがあると思ってよいと思います。
希には、棹も抜かず台も外さず、そのままで胴をたたいてカスタネットの音がするなどという事もあります。
その時には胴の割れを疑っても良いと思います。
是非確かめてみてください!
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ