おじんの独り言

写真付きで気まぐれに日記や趣味、感じたことなどを書いてみたい

ハネナガヒシバッタ

2014-10-21 16:46:39 | ペットその他の生命体
公園を散歩しつつ虫でも居ないかと探しましたが非常に少なくなって寂しい限りです。コンクリート製の手すり(偽木)にチラリと動くものを見つけましたがよくわかりません。ゆっくり近づいて目をこらして見ると「居た」豆粒ほどの小さなバッタ。おまけにコンクリートみたいな色で紛らわしく、更に奴さん自分の保護色に自信があるのか微動だにしない。見にくいこと甚だしい。安物のデジカメではピント合せに苦労しました。体長は頭の先から尾(胴腹部)の先まで7-8ミリ、普通のヒシバッタに比べてずっと細っそりしており栄養失調のまま大人になったのかと思ったほどでした。翅だけは体長と同じくらい後方に延びています。後で調べてハネナガヒシバッタらしいと判りましたが、酷似しているニセハネナガヒシバッタというものも居るらしく区別するための特徴がいくつか記されていましたがまだ見たことが無いので私にはよくわかりません。一応この画像はハネナガヒシバッタとしておきます。
目玉が出目金のようにやや飛び出していておもしろく印象がトビハゼに似ています。普通に居る種のようです。

ある文献には
茶色く、長い翅を持った、豆粒ほどの小さなバッタ。複眼が飛び出して見える。
水田や畑、沼などの周辺の、湿った草地の地表で見られる。成虫で越冬する。とあります。


オオスカシバ飼育、中間報告

2014-10-20 21:00:47 | ペットその他の生命体
虫好きならば誰もが知っている人気のあるこの大型の蛾、花の周りをめまぐるしく飛び回り、吸蜜のために長い口吻を伸ばしてホバリングをする。
その一瞬を狙って写真を撮る。こうした経験をされた方は非常に多いのではないでしょうか。
名の通りこの蛾の翅は透き通っています。しかし羽化したばかりのものにはちゃんと鱗粉がついているそうですが、私はまだ見たことがありません。
羽ばたくと鱗粉がすぐに脱落し透明な翅になってしまうらしくおそらく見たことのある人は少ないでしよう。
「ならば飼育するに限る」と常々思っていましたがこれまでなぜか機会が無く、今回やっと念願がかなったところです。
10月17日に採取したオオスカシバの幼虫2頭、かなりの大型でしたので終齢幼虫であろうと見当はつけてはいましたが、なんと3日後である今日繭をつくり前蛹状態になりました。これほど早く状態が進むとは思っていませんでしたので最初プラスチックの飼育箱は幼虫が歩きにくかろうと単に近くの公園の緑色の雑草(チガヤ)を入れておいたところ、緑色であった幼虫が茶褐色になっています。「あっこれは病気にやられたか」と心配しましたが元気よく活発に動き回っていますので様子を見ることにしました。ところがまったく餌(クチナシ)を食べません。これはひょっとすると蛹になるのではないかと思い急いで巣の材料である落ち葉を入れました。落ち葉を入れる際には他の小さな虫、また卵、菌糸などが入りこまないよう細心の注意が必要です。できれば蒸気で殺虫、殺菌するのが最良ですが今回は急ぎましたのでそこまではしませんでした。
繭は茶色の糸で荒くスカスカです。ほんの空間を確保する程度に落ち葉を糸でツヅリ合せています。繭をつくる時には幼虫は褐色でしたが繭の中に落ち着いて静かになってからは不思議なことにまたもとの緑色に戻っています。これから2-3日で蛹になるものと思われますが、今冬は蛹として越冬し来春に成虫になるものと思われます。




不思議なことに幼虫の色が元に戻っています。

冬便りの始まり

2014-10-19 19:51:58 | 日記
テレビを見ていたら、初霜とか初冠雪とかカモが渡って来たとかいう言葉が流れました。もう冬便りが聞かれるようになったのですね。鳥好きな方にとっては冬鳥の季節として楽しみが増すことでしょう。隣の公園ではジョウビタキの雄二羽が盛んに追っ駆けっこをしていました。もう縄張り争いの準備をしているのでしょうか?
カラスが二羽ポールの先の場所取りで大喧嘩をしています。あんな止まりにくい場所、喧嘩をしてまで奪い合う価値があるのでしょうか? まあ人間でも何でも自分のものにしたがる人や国もありますけどね。




コゲラを見つけました 季節に関係なく見られるのでこれは留鳥なのでしょう。虫を探しているようです。



蝶vs蛾どちらが魅力的

2014-10-17 22:32:16 | ペットその他の生命体
蝶と蛾を比較すると一般的に蝶の方が好まれるようですが、それは色彩的に多色で鮮やかなのが好まれるのだと思います。しかし蛾であっても色彩に富む美しいものは沢山おります。またその種類においては比較にならない程蛾の方が多く、多少地味に感じてもそのデザインの妙にはほんとうに圧倒されます。こうした点で蛾の魅力に引きつけられその虜になる人も大勢おられるようです。「蝶vs蛾どちらが魅力的」素人の私たちはそんなことに目くじら立てることなく適当に楽しめば良いと考えております。もともと蝶と蛾の境などあるわけがないのですが、我々人間が形態・生態的に分類しただけのものなので国や専門家によって扱いが変わってきます。日本では蝶と蛾をはっきり分けていますが、蝶と蛾は同じ鱗翅目であり仲間なのです。ちょっと調べてみましたら分類学上で蝶と蛾を区別するには、「科」で分けることになり、セセリチョウ科、アゲハチョウ科、シロチョウ科、シジミチョウ科、シジミタテハ科、タテハチョウ科に属するものを「蝶」と呼び、そのほかを「蛾」と呼んでいる。日本では蝶は240種弱に対し、蛾は5,500種を超えており、蝶の20倍以上の種がいますが、まだまだ新種が見つかっているとのこと。ただ、種類が多いこと、種の判定が難しいことなどに加え、研究者が少ないのでまだ解明されていない部分も多く残っているのだとか。

今日は以前飼育したホシホウジャクの画像を紹介しましょう。
ホシホウジャクの食草はヘクソカズラです。始末に困るぐらいどこにでもありますから食草に困ることなく飼育は簡単です。
色彩的には地味な蛾ですから魅力には欠けますが、でも自分で飼育したものは情がが移りとても可愛いです。






先日友人宅の果樹園の剪定を依頼され伺ったところ片隅にあったクチナシの木が大いに食害されており、3頭のオオスカシバの幼虫を見つけ飼育するつもりで持ち帰りました。順調にいけば来年の5月頃に羽化するでしょう。まだ鱗粉のついたものを見ていませんので楽しみにしています。

呑み助の古日記

2014-10-16 21:56:26 | ペットその他の生命体
台風一過、すっかり涼しくなって秋の深まりを感じさせる今日この頃です、皆様いかがお過ごしでしょうか?
雑仕事に追われて二日程ブログの更新を休みましたが、今日も仕事を終えて帰宅しお茶を頂きながらほっと一息ついているところです。さて何か書こうかなと思いますがフィールドに出る暇がありませんでしたので新しく紹介するものがありません。
何年もブログを続けておられる方、話題が尽きないというのはすばらしいですね。
書棚の引き出しをひっくり返していたら8年前の古い日記が出てきました。その中の一つに何かのついでで友人の誘いで宮崎県綾町にある「酒泉の社」に行ったことが書かれていました。「酒泉の社」とは雲海酒造が運営するお酒のテーマパークで酒造工場に隣接しワイナリー、温泉施設、綾町の伝統工芸、特産品売店などがあって退屈しないで一日を過ごせます。呑み助の私は焼酎工場に興味があり訪問したところ団体客に対し案内嬢が付いて工場見学ができるらしい。しかしこの時は私一人だったので無理だろうと思いながら話してみたところ、何と快く承諾されました。(1月12日の平日だったので案内嬢も暇だったのかもしれないが)
従ってマンツーマンで可愛い案内嬢に工場内をくまなく案内してもらいました。この親切に感激した私はこれから焼酎はこのメーカーのだけを飲むと心に決めたのです。(因みに銘柄は日向木挽きといいます)それからのち確実に私の分だけ売り上げか伸びたはずです。(といっても月に1本程度ですからメーカーの方ずっこけちゃうかな)
それからワイナリーに行きましたがここではいろいろな種類の葡萄から作られたぶどう酒が販売され試飲もできます。酒樽にコックが付いていて小さなカップで飲むのですが、いろいろな味を楽しめてすばらしいです。一通り味見をすると二度目を廻るのはなんだか気が引けますね。よって呑み助は他人の目をまぎらわすためにジェスチャーをすることになります。日記にはなんとこんなざれ歌が書かれていました「試飲酒を首をひねりて杯重ね」記憶か曖昧なため単なる状況を詠んだのか、真意がどこにあったのかは定かではありませんが、いま思うに、いかにも味比べを慎重にしているかのように見えますが、要するにたくさん飲みたい呑み助の根性なのです。酒好きの方お判りでしょう。
いい加減ほろ酔い気分になって気の大きくなった私は私の分と息子のために4本ものぶどう酒を購入するはめになったのです。
幾らでも自由に試飲させるのには、ひょっとしてこのような狙いもあるのかも。
今日は雲海酒造の宣伝のようになってしまいましたが何の関係もありません。
張られていた写真を御見せしますが、8年前のワイナリーで笑顔で迎えてくださった案内嬢あえてそのすてきな笑顔をそのまま載せますが、万が一本人またその関係者がご覧になり懐かしむことはあってもプライバシー侵害によ不利益が生じるとは露にも思ってはいません。今日個人情報の扱いについては神経質なほどになっており、表札の無い家も多くなっております。不安要素の多い現代には無理からぬものもあるとは思いますが、まず日本では初対面であれば「名をなのれ」でした。名を隠すのは信用のおけないやましいことのある者でした。現代の風潮に何か違和感を感じているおじんです。