アオスジアゲハもよく知られている蝶ですね。アゲハチョウ科なのでやや大形の蝶ですが幾分翅が細くスマート。黒地に特徴である青筋が縦に一本通っていて名の通りです。
飛び方は羽の形の為か非常にすばやく、スピードもあります。木々や花の周りをめまぐるしく飛び回るので野生のものをきれいに撮るのは骨が折れます。やたら沢山いるのでぜひ飼育したいという気にはなりませんが、美しいものを身近にゆっくり味わうには飼育するのが一番です。食樹はクスノキ科の植物でクスノキ、タブノキ、シロダモなどです。食べ跡のある新芽のまわりをゆっくり探すと幼虫を見つけることができます。
シロダモの新芽に産み付けられた卵
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蛹
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/7f/2e195e499b36760c33074e191c71ca8a.jpg)
羽化したばかりの成虫
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野生のもの
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集団吸水
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集団吸水について初期の頃失敗談があります。「こんなに美しい蝶たちが懸命になって飲んでいる水はどんな味だろう? きっととても甘露なのではないだろうか」と彼らが飛び去ったあと湿った所に指をつけて舐めてみた「ふむ?? よくわからん」後で「人のオシッコなどにもよく集まる」と書いてある文献を見つけた「えっあれ誰かの立ちションの跡。ゲッゲッゲッ!」