おじんの独り言

写真付きで気まぐれに日記や趣味、感じたことなどを書いてみたい

身近な蝶たち

2014-10-13 21:53:00 | ペットその他の生命体
台風一過、さわやかな青空が広がりました。大きい大きいと警告されていましたが思ったほど強い風は無く、道路一杯に吹き散らされた落ち葉を片付けるのに時間を取られましたがほっと一安心しています。しかしこれから迎える地方の皆さん、雨は多いですのでご注意ください。
また飼育を手がけた身近なチョウたちをご紹介しましょう。見慣れたものなのであまり興味を引かないかもしれませんがお付き合いください。

カバマダラ この蝶もタテハチョウ科でツマグロヒョウモンの雌に良く似ていますが全体的にオレンジ色です。数は比較的少ないですがちらほらと見かけます。食草はトウワタ、フウセントウワタなどで、軒下のトウワタに親が産卵しているのを見つけ卵を2個確認しました。今回は自然のままで観察してみようとあえて取り込まずそのままにしました。幼虫の孵化までは確認したのですが、その後失敗しました。トウワタの新芽にアブラムシが発生し蟻が蜜をなめに頻繁に昇り降りしだし、おそらくカバマダラの小さな幼虫は軟らかい葉を食べるため新芽に近づいたところを蟻に見つかり、捕食されたか、かみ殺されたものと思われます。アブラムシの突然の発生も蟻が持ち込んだのかもしれません。いずれにせよ、生存競争を生き残り成虫にまでなるのは簡単なことではないことを改めて思い知らされました。
卵 
成虫(いずれも野生のものです)


モンキアゲハ アゲハチョウ科 一番の大柄 食樹はこちらではカラスサンショウの木である。この木は高さ4~8m位で鋭い棘がある根元はこぶこぶになっていて鬼の金棒のようです。へたに握るとたいへん痛い思いをする。
羽化した成虫をそっとスイカズラに止まらせると早速蜜を探しはじめました。
集団吸水 この蝶非常に多い