おじんの独り言

写真付きで気まぐれに日記や趣味、感じたことなどを書いてみたい

シロハラとエナガとカワラヒワ

2014-10-28 12:06:19 | 
朝夕は少し冷えてきて秋もいよいよ終わりが近いと感じます。南北に長い日本では地域によってはもう冬となっているようですね。冬の渡り鳥も見られるようになり、鳥好きの皆さんには楽しみの季節となりました。対象物が小さくなかなか寄らせてはくれませんのできれいに撮るのは難しいですが、マニアと呼ばれるような鳥好きな方はなんのその大枚はたいて高級機材を購入し頑張っておられます。すばらしい驚くような写真を見せられますが、おじいちゃんは手持ちの機材で我慢の子、じっとチャンスに恵まれる日を待ちます。時には木に登り(商売柄木登りは得意)草むらを匍匐前進(ホフクゼンシン腹ばいになり前進すること)して忍者ごっこです。しかし上から下まで迷彩服で固めていても鳥は目がいいですね。ちょっとでも動くと見つかってしまいます。
ワニの本の「動物の超能力」(伊藤政顕著)を見ると動物の様々な能力について興味深く読めますが、視力については特にワシやタカの視力はすばらしく人間の8倍の視力を持っているとか。ハゲワシは1500m上空から動物の死体を捜し、タカは1000m離れていても鳩を見つけられる。昆虫を食べているハヤブサの仲間は800m先を飛んでいる一匹のトンボを見つける能力をもっており、ハクトウワシは高度3000mの高度を飛行するが5000m先の魚を見つける。「ほんとかいな」と言いたいほどです。もし山の上空にイヌワシでも見えたら、向こうでもこちらの弁当のおかず位は見ているに違いないとも書かれています。「じいさん、あんなものを食っているんか、俺のほうがグルメだな」なんて思っているかもしれませんね。
何れにせよ鳥類は抜群に目がいいのです。へたに隠れても相手にはバレバレなのです。ならば誤魔化すに限ると一昨年3月には頭に大きなゴミ袋をかぶってレンズの部分だけ切り取り、匍匐前進しシロハラに近づきました。もちろん相手はとっくに気付いていますが判断に迷っているらしく2.5mになっても逃げません。撮影成功。「変な物が近づいてくる何だろう」というような表情です。


エナガとカワラヒワ こちらは留鳥でいつでも見られますがやはり木の葉の少なくなった秋、冬が見やすいですね。
エナガは小柄で独特の風貌をしていて可愛いですね。よくメジロの群れと行動を共にしています。
しかしチョコマカと動きが早く撮り難い対象ではあります。