今日は長崎の日。
東京は雨の朝。お昼を過ぎた今、蝉の声が聞こえる。
長崎で聞く蝉しぐれには、到底およびもつかないけれど。
戦争に触れた話題は好まない。
憎しみや恨みや悲しみや、まがまがしい感情を喚起させるから。
それでも私が8月6日と9日と15日を忘れずにいたいのは、
原爆投下や敗戦の事実、ではなく、平和を祈る心を忘れたくないから。
すべての人が、安心して「今、ここ」にいられる平和の中に身をおけるようにと、祈りたい。
どの国の子どもたちも、日本の子どもたちも、
安心して「今、ここ」にいられる平和の中にいられますように、と願いたい。
「核なき世界へ指導力を」政府に訴え 長崎原爆の日(朝日新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2010080900144.html
誤解を恐れずに書いてしまえば、それが核であってもなくても、
安心してそこにいられなければ、平和とは呼べない。
虐待におびえる子どもたち、リストラにおびえる非正規雇用の人たち、等々
たくさんの不安を抱えた社会の中で、
もっともっともっと大きな平和のふところをこの国は持たなくてはならない。