ことりのあしあと

ほんのわずかなじかん、立ち止まって耳をすませて自分を見つめたい。そんなあしあとをペタペタとのこしています。

友だちのありがたさ

2011年03月31日 19時36分32秒 | 日記

今日、むむちゃんは、朝から晩まで、まだ一回しか会ったことのないお友だちのお家で過ごした。

ママ同士が先にお友だちになった。


子どもたちが後。

ひとつ上のお姉さん。
行くまではもじもじしていたけど、行ってしまったら、
「ママ、バイバイ!」

そして、様子うかがいしながら夕方まで帰らなかった。

明日も遊ぶ約束。

明日から、仕事に出かける。地域の中にある、むむちゃんの居場所のいくつかが、背中を押してくれる。

しみじみ、ありがたい。

このありがたさ、持ちつづけよう。



夜、昨日の遠足で破れたぷうちゃんのレジャーシートを買い替えた。
お夕飯をピクニックのようにしながら、食べた。


大丈夫、明日は必ず、来て去っていく。

遠足withむむちゃん

2011年03月31日 19時05分07秒 | 日記
昨日は、ぷうちゃんの保育園の遠足にむむちゃんが、ついて行きました。

お迎えに行くと、むむちゃんは飛んできて、
「楽しかった~」

なんだか表情がやわらかい。

「やっぱり保育園はいいなぁ」と、しみじみ。

「あ、ママにおみやげ!」
と、リュックから白いお花を取り出す。ぷうちゃんも。

渡したら、また身を翻し、女の子たちに囲まれて楽しそう。


保育園は、いつでも帰れる場所。


******
今日で卒園の親たちがいる。
大好きなママ友たち。
いつでも帰ってきて欲しい。
出勤前のそして仕事の後の、アンニュイな気だるさを分かちあってくれる仲間たち。

待っているし、着いていく。その足跡を辿りながら。

高校中退後の子どもたちの生きる場所

2011年03月30日 19時54分53秒 | 子ども
7割、学業に復帰せず=高校中退者(時事通信) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/life/education/jiji-110330X993.html
*******(以下記事より)
高校中退者に「現在していること」を聞いたところ、
「在学中」と答えた人は30.8%で、このうち約半数は通信制の高校だった。
「働いている」は56.2%だが、このうちフリーターやパートの割合は8割弱

*********
第一次資料は下記のとおりです。
調査は2008年中退者対象。
昨年春からの高校(公立)授業料無償化はどのような変化を及ぼすのだろう。


内閣府「若者の意識に関する調査」(高等学校中途退学者の意識に関する調査)
報告書(解説版)
http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/school/kaisetsu.html
報告書(資料版)
http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/school/shiryo.html


○高校を辞めた理由
・欠席や欠時がたまり進級できそうになかった54.9%
・校則など校風が合わなかった52%
・勉強がわからなかった48.6%
・人間関係がうまくいかなかった46.3%
・高校生活以外に興味があることができた36.3%
・早く経済的に自立したかった30%


○高校を辞める時に相談したか
相談した77.9%
・親90%
・高校の先生51.3%
・高校時代の友人29.4%
・高校以外の友人25%


○高校を辞めた後の進路決定で苦労したこと
・適切な情報を得る方法がわからない19.2%
・地元に仕事がない18.1%
・仕事をしていく自信がもてない16.4%
・保護者との間で意見が合わない16.2%
・気軽に相談できる相手がいない14.1%
・別の高校等に進学するお金がない12.8%


○3年後の進路
・正社員としてはたらきたい35.9%
・大学に進学したい12.9%
・どうしたらいいかわからない11.5%
・専門学校に進学したい10.1%





修理やのおじさんと、店員さん@プロのお仕事

2011年03月30日 15時37分09秒 | 日記

先日強風で自転車が倒れてから、
なんだか、ギコギコ、ガキガキ、音がする。

気になったので、自転車屋さんに見てもらいに行きました。

おじさんが、どれどれとのぞきこんで、
「ほれ」
と、つまんで見せて下さったのは、自転車のペダルカバーの破片。

それがチェーンにあたって、ガキガキ音がしていたようです。

良かった、大きな修理を要するものじゃなくって。
ホッ。
「ありがとうございます。おいくらですか」
ときいたら、首をふって
「こんなの、いいよいいよ」と。

いつも親切なここの修理やのおじさん。
仕事とは、かくあるべきというのか、
このお仕事に誇りをもっているように見受けられて、
なんだか好ましい。



一年前にOPENしたミニスーパー、
ネギとレーズンパンを買う。

そこではおなじみの店員さん。
一年前、両手でレジ袋に買い物した品物を入れてくれる
不慣れで丁寧な手つきに、感動、した。

いろんな人がこの不況で仕事に出るようになったんだなぁ、
この店員さんはきっとものを大事に扱ってきた
主婦の方なのかな、などと思ったのを思い出しました。

そして、今日ちゃっちゃとレジを打ちながら、
品物を入れていく手つきはプロでした。

一年は人をそうやって成長させていく時間、変えて行く時間。
ベテランになったその人は、働く人の顔をしていました。

すべて、よし。

2011年03月30日 14時34分45秒 | 日記


朝からむむちゃんは、
ぷうちゃんの保育園の遠足に
一緒について出かけました。

ぷうちゃんは、むむちゃんがいっしょに行くときいて、
「よっしゃぁ~!」といっちょまえの
ガッツポーズで歓迎していました。

お弁当を2人分用意して、いってらっしゃい!

朝から上機嫌のふたり、うれしい。


遠足に出発するふたりにバイバイしてから、
保育園の中でふうちゃんの荷物を片づけていたら
四月に育休明け復帰のママ友とながばなし。

復帰の不安、朝からいっぱい話して、
なんだか、ほっとしました。

そう、育休明けなんて、帰ったら
待っているのはようやく歩けるくらいのチビちゃん。

たいへんたいへん。
こちらはお茶碗洗いをしてくれるむむちゃんとぷうちゃん。
ありがたいことです。


3月からの新しい病院で受診。
先生は、
私の所見では、あなたの場合、病気とは診断しないです、
と、はっきりおっしゃってくれて、
いちばん大変なところは前のK先生のところで越えられたのでしょう、と。
だから仕事をしても大丈夫、と、見立ててくれています。

今は、それも大きな応援してくれる力と信じます。


帰りに通りかかったお家の前におもちゃが並べてありました。
近寄って見ると、義援金の募金箱と、
ご自由におもち下さいの電車がいっぱい入ったおもちゃ箱。
おいてあったおもちゃと自転車から察するに、
男の子の兄弟が住んでいるのかな。

お金を入れて、ぷうちゃんの好きなトーマスをいただきました。

子どもたちが発案者でありますように。
どうか。



何か、できる人もいれば、
何も、できない人もいる。

それでいい。


できることは無いかと考えた挙句、重圧を跳ね飛ばし
日本中を沸かせるゲームをするスポーツ選手

共鳴する力が強すぎて心を痛めるミュージシャン

歌こそ力と歌い続けるミュージシャン

目の前の障がいを持つ人と出来る限り変わらない日常の
時の流れを保持しながら共に歩み続ける人

せめて幼い子どもたちにはと安全な水を調達してくる人



やれる人が、やれることを、やれるだけ、やる。
それでいい。
目の前の子どもたちを、
しっかり抱きしめることさえ忘れなければ。



私は、子どもたちのことどころか、自らの新たな環境が
せまってくる不安に押しつぶされそうな、ちっぽけなひとり。

私にできるのは、こんな中で、ちっぽけな不安に
ひとり押しつぶされそうになりながらも、
心痛めたり、飛び出したり、耐えたり、はっちゃけたり、
そんな、それぞれの人たちのこの出来事を受けとめている姿を
見つめつづけていくこと。



もしも、
かなうならば、
言葉に
置き換えていく、こと。




********

すべて、今起きている、すべて、
自らの目にうつるもの、すべて、
自らの心にうつろう、すべて、
地震の有無によらず、
今までどおり、これからも、
忘れないために、
書き続けてゆく力を、
それだけでいいので、
私に授けて下さい、と、
こんなときばかり神に祈る。