朝からむむちゃんは、
ぷうちゃんの保育園の遠足に
一緒について出かけました。
ぷうちゃんは、むむちゃんがいっしょに行くときいて、
「よっしゃぁ~!」といっちょまえの
ガッツポーズで歓迎していました。
お弁当を2人分用意して、いってらっしゃい!
朝から上機嫌のふたり、うれしい。
遠足に出発するふたりにバイバイしてから、
保育園の中でふうちゃんの荷物を片づけていたら
四月に育休明け復帰のママ友とながばなし。
復帰の不安、朝からいっぱい話して、
なんだか、ほっとしました。
そう、育休明けなんて、帰ったら
待っているのはようやく歩けるくらいのチビちゃん。
たいへんたいへん。
こちらはお茶碗洗いをしてくれるむむちゃんとぷうちゃん。
ありがたいことです。
3月からの新しい病院で受診。
先生は、
私の所見では、あなたの場合、病気とは診断しないです、
と、はっきりおっしゃってくれて、
いちばん大変なところは前のK先生のところで越えられたのでしょう、と。
だから仕事をしても大丈夫、と、見立ててくれています。
今は、それも大きな応援してくれる力と信じます。
帰りに通りかかったお家の前におもちゃが並べてありました。
近寄って見ると、義援金の募金箱と、
ご自由におもち下さいの電車がいっぱい入ったおもちゃ箱。
おいてあったおもちゃと自転車から察するに、
男の子の兄弟が住んでいるのかな。
お金を入れて、ぷうちゃんの好きなトーマスをいただきました。
子どもたちが発案者でありますように。
どうか。
何か、できる人もいれば、
何も、できない人もいる。
それでいい。
できることは無いかと考えた挙句、重圧を跳ね飛ばし
日本中を沸かせるゲームをするスポーツ選手
共鳴する力が強すぎて心を痛めるミュージシャン
歌こそ力と歌い続けるミュージシャン
目の前の障がいを持つ人と出来る限り変わらない日常の
時の流れを保持しながら共に歩み続ける人
せめて幼い子どもたちにはと安全な水を調達してくる人
やれる人が、やれることを、やれるだけ、やる。
それでいい。
目の前の子どもたちを、
しっかり抱きしめることさえ忘れなければ。
私は、子どもたちのことどころか、自らの新たな環境が
せまってくる不安に押しつぶされそうな、ちっぽけなひとり。
私にできるのは、こんな中で、ちっぽけな不安に
ひとり押しつぶされそうになりながらも、
心痛めたり、飛び出したり、耐えたり、はっちゃけたり、
そんな、それぞれの人たちのこの出来事を受けとめている姿を
見つめつづけていくこと。
もしも、
かなうならば、
言葉に
置き換えていく、こと。
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すべて、今起きている、すべて、
自らの目にうつるもの、すべて、
自らの心にうつろう、すべて、
地震の有無によらず、
今までどおり、これからも、
忘れないために、
書き続けてゆく力を、
それだけでいいので、
私に授けて下さい、と、
こんなときばかり神に祈る。