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ことりのあしあと

ほんのわずかなじかん、立ち止まって耳をすませて自分を見つめたい。そんなあしあとをペタペタとのこしています。

8/14 月見の宴@九十九里浜

2011年08月16日 11時38分00秒 | 自然

満月が太平洋に浮かぶのを背に
浜辺で神楽を演じるという。

突如思い立って出かける。


オレンジ色の月の光が波の水面に一筋の道を描く。

奏でられる篳篥、鉦、笛、太鼓の音色。

ひんがしの海原、月に照らされみちびく極楽への道。

音色にのせて波間にキラキラと揺らめくオレンジの光、御霊がたのしげに、
踊りながら笑いながら駆けまわりながらスキップしながら
あちらに向かって歩みを進めていくようで。


あちらの世界に向かう魂をお見送りしているようで、
あぁ、どうか。
手を合わせる。

涙が溢れてとまらない。


神楽の音が消え、気がつくと月は高くのぼり、光の道は波間に消えた。

九十九里の猛々しい波音が戻ってきた。

自然を、神を畏怖するこころ。 神なきことと思い定めること。

2011年07月15日 14時37分12秒 | 自然
さいきん、東京は余震が減りました。
ふと、揺れなくていいのだろうか・・・
という気持ちに駆られます。

揺れずにいる大地の上で、
木々、水、空気、緑、大地、等の自然に宿る神々に、
許されていいのだろうか・・・
許されるはずがないのに。

原子力というかつて日本の大地とそこに生きる人々の命を奪った、
恐ろしいものに、身をゆだねて電気をもらい、
生きている私たちが、許されるはずもない。



もう一方で、日常を慎ましやかに生きていた多くの人々の生活を生命を
奪っていく、情け容赦なく所行はたとえ神々の力であっても
受け入れがたい。


煩悶するのです。


なぜ、どうして、という問いかけは
宙に投げかけて、霧に消える。

答えを求めない方が良い。

ふわふわと舞う問いは
時間とともに静かに静かに地に積もる。
地に積もり地と同化する。
それをぼんやりとおぼろに(苦しむことがあり、悲しむことがあっても)
待つほうが良い。


そして、いちどは神の存在を忘れること。

「廃墟と化した街で生々しい生と死に直面し、
そこから神なくして起き上がる人間の底力に触れなければ」
(森絵都『この女』)


そして、再び、あらためて自然をうやまい畏怖するこころを
持ち直すこと。


******

35度、風だけではどうもならない暑さ。
この試練に耐え得れば、
暑さをもたらすなにものかに堂々と対峙し、
この先を描くことができる気がしたりする。


(いやいや、意地っ張りも熱中症未満にとどめおく引き際も肝心)

校庭開放当番@7月9日、晴天なり!

2011年07月10日 09時40分39秒 | 自然





朝は8時50分集合で、校庭開放当番!

晴天です。
校庭ひとりじめ。
こんな暑い中、めげる~、とか思っていたけど、
ぜ~んぜん!

てはじめに、バスケットボール。
フリースローが決まりまくり、大満足!
え、私運動神経よくなった~???と思ったら、
低かったのですね、ゴール。

ぷうちゃんとサッカー。
ゴールにシューットッ!!!
これもキモチいい~。思いっきり蹴っ飛ばす。
ぜったい外れない距離で。
下駄サンダルの指先がひりひりするまでシュートッ!

むむちゃんと久しぶりにバトミントン。
風があるのと、まぶしいので、うまく飛ばないけれど
ぶんと腕をふるのがキモチいい!

はしゃいで遊ぶ。
遊ばなきゃソン!

いよいよ暑くなってきたころに、
むむちゃんの担任の先生登場。
一緒のお当番のママさんがお話してくれて、
校庭全体にゆきわたるスプリンクラーがダイナミックに!!
すご~い!校庭に雨が降ってきた~!!
いまどきの学校にはこんなスプリンクラーがあるんだ~。

夏はニガテ。
暑いのもニガテ。
だけど、だけど、大丈夫でした。
案じていた頭痛も回避!!
楽しい校庭開放のお当番でした。



たのしむこころ、
今年の夏の、暑い夏の、節電の夏の、キーワードです。