日本の高校生「自分に満足」わずか24%(読売新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20110224-567-OYT1T01199.html
土曜日に午後の田中さんとお話した。
私にとって「根っこ」とは何か?
難しい質問でした。私にとって「根っこ」とは。
長い沈黙の中で言葉を選んで選んで紡ぎ出したのは
「そのままのあなたでいい、今のままのあなたで、そこにいていいと
いってもらえて、安心してここにいられること」
と答えて、平べったい答ですね、、、と苦笑いしながら付け足した。
そんなことを思い出しながらこの記事を、今頃読んでたりする。
下記はこの記事の一緒におこなった調査の結果ではなく、
日本青少年研究所の結果ですが。
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財団法人日本青少年. 研究所
http://www1.odn.ne.jp/youth-study/
2011年2月発表
高校生の心と体の健康に関する調査
-日本・アメリカ・中国・韓国の比較ー
内容:運動、体型とダイエット、食事と睡眠、喫煙と飲酒の経験、健康に対する態度、情緒とストレス、自己評価、親や教師・友人との関係など
◎調査概要(HPでは、PDFになっています)
調査報告書を発行しております。1冊1100円(送料込、後払い)。
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さらに、一部だけ、抜粋して紹介します。
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⑥ 情緒
日本の高校生は、“気分の晴れない鬱的な傾向”が他国に比べて強い。「憂鬱」「むなしい感じ」「寂しい」「わけもなく不安だ」の肯定率が、米中韓に比較して高い。特に「憂鬱」については、日本の高校生の5人に1人以上が、頻繁に「憂鬱」を感じている。また、男子よりも女子のほうが、情緒の不安定さを示す回答が多かった。
⑦ ストレス
ストレスを感じたことが「よくある」という回答は韓国が最も多く、48.5%だった。次いで米国43.2%、日本32.6%、中国15.6%の順であった。
ストレスを感じた対象について、日本では、男子が「成績などの勉強」を、女子が「友人関係」を最も多く挙げている。米中韓では男女とも「成績などの勉強」が1位となっている。
⑧ 自己評価
米国と中国の高校生は自己肯定感(自尊感情)が強く、日本高校生の自己評価が最も低い(以下の数値は「全くそうだ」の比率)。
「私は価値のある人間だと思う」:日本7.5%、米国57.2%、中国42.2%、韓国20.2%。
「自分を肯定的に評価するほう」:日本6.2%、米国41.2%、中国38.0%、韓国18.9%。
「私は自分に満足している」:日本3.9%、米国41.6%、中国21.9%、韓国14.9%。
「自分が優秀だと思う」:日本4.3%、米国58.3%、中国25.7%、韓国10.3%。
⑨ 他者との関わり
親との関係において日本の高校生は、自分の優秀さを親が評価していることへの肯定率が低い。米国91.3%、中国76.6%、韓国64.4%に対し、日本は32.6%に過ぎない。親が勉強へのアドバイスをすることや生き方を教えることについても相対的に肯定率が低い。
また、日本の高校生は、教師との関係も相対的に希薄である。優秀さの評価(2割弱)、相談しやすさの評価(3割弱)がいずれも4カ国中最低である。友人関係においては、友人と一緒だと気が楽で楽しいと高く評価しているが、「相談できる友達がいる」の肯定率が4カ国で最も低い。日本の高校生には気楽な交友関係はあっても、何でも相談できるような友達が少ないようである。
家族や教師、友人以外の人や組織との関係について見ると、日本の高校生は、信頼できる他人や、助けてくれる団体や組織のどちらも肯定率が4カ国中で最低であった。
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親も教師も友人もそれ以外の人や団体や組織も、
信頼したり、相談できない。
それを孤立、孤独とよぶのでしょう。
おとなでも
悲しくて、寂しくて、やりきれない。