昨日、図書館でむむちゃんの子どもコーナーで、私のために借りた一冊。
昨晩一気に読み終えた。子ども向けだから、もちろんやさしく書いてある。
レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』は、唯一と言ってもいいくらいの、私の育児指南書。
実は『沈黙の春』は読んでいない。けれど、いますぐ読まなくては、と伝記は思わせた。
彼女が当時、指摘した環境ホルモンの問題は、軽度発達障害の増加と密接に関係している。未来に警告を発した彼女のメッセージをいま、彼女の未来を生きている立場から読まなくては。
********
有吉佐和子が、小説の形で社会問題を訴えたように、レイチェル・カーソンは、生物学者、科学者の立場から心に届く言葉を紡ぎ出した人なんだと、知った。
高校の生物の先生が、私に文学部から生物学部に転向しないか?両方は、人の生命にアプローチするとても近い性質のものだから。
と言った意味がはっきりとわかった。
そして、思う。文学部で良かった、と。私がすべきは、子どもたちにこの社会に生じていて、いち早く解決に歩み出したいことを、たしかな情報をもとに、心に届く厳選されたあたたかいやさしい言葉で紡ぎ直して発信し、理解を促し続けることなんだ、きっと。
レイチェル・カーソンのように身を削れないけれど、私にはやらなくてはならないことがあり、方法は真似できる。そんな思いが、うわぁ~と内側から湧いてくる本と出会った。
昨晩一気に読み終えた。子ども向けだから、もちろんやさしく書いてある。
レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』は、唯一と言ってもいいくらいの、私の育児指南書。
実は『沈黙の春』は読んでいない。けれど、いますぐ読まなくては、と伝記は思わせた。
彼女が当時、指摘した環境ホルモンの問題は、軽度発達障害の増加と密接に関係している。未来に警告を発した彼女のメッセージをいま、彼女の未来を生きている立場から読まなくては。
********
有吉佐和子が、小説の形で社会問題を訴えたように、レイチェル・カーソンは、生物学者、科学者の立場から心に届く言葉を紡ぎ出した人なんだと、知った。
高校の生物の先生が、私に文学部から生物学部に転向しないか?両方は、人の生命にアプローチするとても近い性質のものだから。
と言った意味がはっきりとわかった。
そして、思う。文学部で良かった、と。私がすべきは、子どもたちにこの社会に生じていて、いち早く解決に歩み出したいことを、たしかな情報をもとに、心に届く厳選されたあたたかいやさしい言葉で紡ぎ直して発信し、理解を促し続けることなんだ、きっと。
レイチェル・カーソンのように身を削れないけれど、私にはやらなくてはならないことがあり、方法は真似できる。そんな思いが、うわぁ~と内側から湧いてくる本と出会った。